甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す4

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623たま
ある時には40日ぐらいもぶっ通しで一晩もふとんの中に入らないで、
それも寒風吹きすさぶ小屋の板の間で書きものをし通したりしてきました。
そして、24時間、水一滴、米一粒も飲まず食わずで、真夏も真冬もコンクリートの床の上に
立ち通しで仕事することなどは、全く珍しいことではありませんでした。
東邦大学医学部たちから、「いったいいつ飯を食べるのだろうか」と不思議がられていました。
かつて私と一緒に研究したり生活したりした人々は、それが決してうそでないことを認めてくれるでしょう。

「特殊食餌療法研究会」の設立の発端も森田久男、浅田敏雄両教授が私の長年の実生活を見てのことでした。
データは何もないのですがその事実を不思議がられたのです。
また、寿命学研究会理事長の渡辺定博士や女子栄養大学の小池五郎教授も同じく不思議がられました。

断食によってよみがえって以来、私が一日にどれだけ食べてきたかといいますと、
だいたい800カロリーから1200カロリーぐらいで、多いときで1400から1500カロリー、
しばしば600から700カロリーにとどまるときもありました。
そのカロリーのほとんどが穀物からであり、たんぱく質はどうみても20から25グラム、
ときに多くとってもせいぜい35グラムぐらいです。
動物性のものは煮干し一匹さえ持続的にとらなかった期間が10年以上もありました。
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