アドレナリン自己注射器「エピペン」

EPIPEN エピペン（商品名）は、アメリカで1980年代より販売されている医薬品で、アドレナリン（別名エピネフリン）0.3mg／0.15mgを自己注射するための注射針一体型の携帯用注射セットです。
日本では、蜂刺傷による重篤なアレルギー症状（アナフィラキシー）への対応のため、2003年8月にはじめて認可され、2006年からは食物アレルギーによるアナフィラキシーにも使えるようになりました。

アナフィラキシーショックとは
通常のアレルギー反応は、熱感、発疹などの局所の不快症状で済む場合がほとんどです。

しかし、特殊な体質を持った人が特定のアレルギー物質（蜂毒、ピーナッツ、ソバ等）に接触すると、
急激なアレルギー反応を起し、呼吸困難、血圧低下、意識障害など命に関わる全身症状を引きおこすことがあります。
これらは数分後に発症し急速に全身に広がります。

アナフィラキシーショックと呼ばれるこれら重篤なアレルギー反応が生じた場合、命に関わります。

早め（30分以内）のアドレナリン注射が必要で、そのために開発されたのが自己注射器のエピペンです。
簡単な操作で患者自らが自分に注射できるように設計されています。

「エピペン」の主成分であるアドレナリンは血管収縮、心拍数増加、気管支拡張等の作用があり、
呼吸困難や血圧低下といった命に関わる症状を緩和することができます。

３取り―！！！

保険適用してほしいですよね。

食物アレルギーで困っています。
これって値段は高いですか？

>>5
病院によって違うようですが、都内で初回キット15,000円ほどでした。
ちなみに診察代は含みません。
使用期限は1年半程度で、2回目以降は少し安くなるようです。
電話で確認されることをお勧めいたします。