>>242さんの意見に少しフォロー。
難聴全般の後遺症説は自分も考えました。
突発性難聴は一応厚生労働省指定の難病、123疾患のうちのひとつです。公費対象疾患ではないですが。
で、難病指定って時点で発症の詳しいメカニズムとか治療法が確立されてはないわけですね。
一般的な治療の第一選択はステロイドですが、効かない場合も往々にしてある。
ステロイドが治療の第一選択になる難病って自己免疫疾患などがそうなのですが
発症要因としてストレスが大きく関与してるのではと言うのも定説です。
精神科領域の病気にもストレス起因のものはありますが、
これらに対してステロイドが使われるという話は聞いたことがありません。
突発性難聴の場合でステロイドが効かないケースと効くケースでは
発症メカニズムが根本的に違うのではないかってのを最近ふと思いました。
自己免疫疾患でもステロイドが効かない体質の患者さんはいますが
突難の場合はその比率が他の疾患に比べてかなり高く、
特殊な例というより別経路の発症と考える方が筋道が通るように感じます。
ですからステロイドで全く効果が出なかった患者さんの何割かに対しては
メンタル面からのアプローチも考慮する必要があるかも知れないです。