【チチガ】性的悩み 6【スソガ】

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2〔ワキガ臭に関する最新研究成果〕
アポクリン汗腺については、その働きはよく分かっていませんが、
たとえば緊張したときにワキの下に汗をかいてワキのニオイが強くなり、
気になってしまうことは経験的に知られています。
しかし臭気物質は、いずれも微量なだけでなく揮発性が高いため、
正確な分析が困難であり、このような現象を定量的に評価することはできませんでした。

とくに、スパイシー臭と脂肪酸臭の発生メカニズムは完全に解明されていましたが、
微量でもワキガ臭を最も特徴付けている硫黄臭の発生メカニズムだけは、原因となる
分泌物が非常に微量で解析困難なため不明でした。

以上を背景に本研究では、硫黄臭を引き起こす汗腺からの分泌物の化学構造を解析し、
ワキガ臭発生メカニズムを検討しました。 以下
3病弱名無しさん:2008/07/16(水) 11:07:51 ID:Xou3CMWq0
◆スパイシー臭(カレーのスパイスのようなニオイ)
臭気物質は「3−ヒドロキシ−3−メチルヘキサン酸」(2002年、花王より報告)。
この臭気物質とアミノ酸「グルタミン」が結合した汗腺分泌物が、
皮膚の細菌によって分解されて発生(2003年、スイス・ジボダン社より報告)。

◆脂肪酸臭(古い雑巾のようなニオイ)
臭気物質は「3−メチル−2−ヘキセン酸」(1991年、米国・モネル研究所より報告)。
この臭気物質とアミノ酸の一種「グルタミン」が結合した汗腺分泌物が、
皮膚の細菌によって分解されて発生することが分かりました。(2003年、スイス・ジボダン社より報告)。

◆硫黄臭(生ネギ臭く鼻をつくニオイ)
臭気物質は「3−メチル−3−スルファニルヘキサン−1−オール」(2003年、花王より報告)。
この臭気物質がアミノ酸「システイン」と結合した状態(無臭)で汗腺から分泌後、
皮膚の細菌によって分解されて、硫黄臭が発生することが判明。
さらに硫黄臭の原因となる分泌物の量は、 スパイシー臭の原因となる分泌物の1/100以下であり、
この、全体の1%に満たない微量の物質が、ワキガ臭を特徴付けるニオイの原因となっていることが分かりました。
また、硫黄臭の原因となる分泌物の量は、個人差が大きいことも分かりました。 (2007年、花王より報告)

◆メンタルストレスはワキガ臭を強くする
女性25名を対象に、ワキガ臭に対するメンタルストレスの影響を調べました。
その結果、人前でクイズや計算をさせるなどのメンタルストレスを与えた日には、
7割以上の被験者はワキのニオイが強くなりました。
ニオイが顕著に強くなった人を対象にワキガ臭の原因となる分泌物(3種類)の量を測定したところ、
12人中10人は、メンタルストレスを付与しなかった日に比べ、
ワキの下の分泌物の量が増加し、2〜4倍近くに増えている人もいました。
これらの結果から、メンタルストレスはワキガ臭を強くする原因の1つであることが分かりました。

http://www.kao.co.jp/corp/news/2007/1/n20070308-01re.html
花王が「ワキガ臭の発生メカニズムを解明」