生理不順を治したい Part10

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10病弱名無しさん
【第一度無月経と第二度無月経】
正常な生理周期では、生理の終わり頃から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され始めて子宮内膜を厚く育て、
排卵を境に 着床に適した状態を準備する黄体ホルモン(プロゲステロン)も分泌されます。
排卵から一定期間を経過しても妊娠していなければ、黄体の寿命が尽き 不要になった子宮内膜が排出されます(=生理)。

・第一度無月経 … 比較的 軽症。卵胞ホルモンは分泌され、子宮内膜が育っている。
          排卵されず黄体ホルモンは未分泌で、いつまでも排卵を待っている状態。
          黄体ホルモン剤を投与すれば消退出血が起こる。
・第二度無月経 … 重症。卵胞ホルモンすら分泌されておらず、子宮内膜が育っていない。
          黄体ホルモン剤を投与しても、排出すべき十分な子宮内膜が無く 出血は起きない。
          放置しておくと更年期のような症状が出たり、閉経状態で子宮や卵巣が縮小していく可能性も。
          1年近く無月経が続いているような場合は、第二度の可能性も高い。
          また、拒食症などでの体重減少性無月経は、第二度に陥っている比率がわりと多い。
11病弱名無しさん:2008/04/28(月) 11:31:29 ID:s/RIAA0LO
>>1
乙!

もともと周期長めになりがちだったけど、
前回は低温期が1カ月以上あった。
今周期はビタミンEと納豆で様子見中。
ストレスがすぐ影響するから困る。
12病弱名無しさん:2008/04/28(月) 11:34:21 ID:resl8rTr0
【ゲスターゲン療法】
・第一度無月経または長い稀発周期の人向け。
・とりあえずの消退出血を起こす時と同じ原理で、生理周期の後半にあたる時期に
 黄体ホルモン剤を数日間 服用し、飲み終わって数日後に消退出血が来る。
 これを次の周期以降も繰り返す。
・調子が良ければ周期中に自力排卵が起こっている可能性もあり、不妊治療との並行も可能。

【カウフマン療法】
・生理周期の前半にあたる出血の終わり頃の時期から卵胞ホルモン剤をしばらく服用し、
 生理周期の後半にあたる時期に入ると、これに加えて黄体ホルモン剤も服用する。
 飲み終わって数日後に消退出血が来る。これを次の周期以降も繰り返す。
・原則として排卵は止まった状態になるため(外部からの常時の供給で
 脳には「今はもうホルモン量は十分」というフィードバックがかかり、
 まだ次の排卵を起こしてホルモン量を上げる準備は必要なしと判断されて 命令が出ない)、
 疲弊した卵巣をいったん休養させる効果もあり、必ずしも第二度無月経でなくても選択されることがある。
 数周期 続けてから中止すると、うまくいけばリバウンド効果で自力排卵の復活を促すことも期待できる。
・ピル(卵胞ホルモン・黄体ホルモン混合剤)で同様の周期療法を行う場合もあり、
 避妊目的との兼用も可能(ただし避妊目的のほうが 定時や吸収不全の対処など より厳格な服用法が必要)。