摂取推奨
□良質のタンパク質をとる
【たんぱく質を多く含む食品】
赤味の肉、魚、大豆、卵、乳製品など
□鉄分を多く含む食品をとる
【ヘム鉄を多く含む食品】
→牛肉、豚肉、鶏肉、魚類(とくにカツオなど赤身の魚)、レバーなど
【非ヘム鉄を多く含む食品】
→ほうれんそう、貝類、卵黄、大豆、いも類、海草類など
□葉酸・ビタミンB12・ビタミンB6・ビタミンCを多く含む食品をとる
葉酸やビタミンB12は造血、ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促す、ビタミンCは鉄吸収に必要
【葉酸を多く含む食品】
→貝類、海草類、レバーなど
【ビタミンB12を多く含む食品】
→レバー、カキなどの貝類、サバ、ニシン、粉乳、チーズ、卵黄、魚の血合など
【ビタミンB6を多く含む食品】
→玄米、大豆、ほうれんそう、バナナ、ピーナッツなど
【ビタミンCを多く含む食品】
→いも類、ブロッコリー、芽キャベツ、パセリ、小松菜、蓮根、イチゴ、キウイ、オレンジなど
過去スレよりよくある誤解。
1)鉄分吸収を妨げるのはカフェインでなくタンニン。
食事後や鉄剤服用後、1〜数時間あけてコーヒー・紅茶・緑茶は問題ない。
ただ「何事も過剰が禁物」なのは大前提。
常識的範囲なら大丈夫だが、気になる人は少なくとも治療中は中止で。
★ただし、鉄欠乏性貧血の場合はタンニンは鉄分吸収を阻害しないという研究があり、
医者もタンニン飲料摂取を問題視していない。
2)鉄欠乏性貧血の本当の治癒は、ヘモグロビンでなくフェリチンが
正常になったとき。鉄剤服薬などでHbが一時的に上がっても、
服薬中止数ヶ月でまた下がる人は、フェリチンが上がりきってないから。
3)2)を知らない医師が意外と多いので、鉄剤処方が打ち切られた後も、
自分で食事改善や市販の鉄剤服用を継続すること。
4)鉄欠乏性貧血が本当に改善したら、マジで素晴らしい日々が来る。
気長に、ヘモグロビンだけでなくフェリチンが上がるまで根気よく。
目安はヘモグロビンが正常値になってから数ヶ月以上。