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漢方医療の凄みをまだご存知でない方も多いのではないかと思いますが、
数年来東京都内のほとんどの大学病院の皮膚科で十分な治療効果のなかった皮膚疾患に2週間ほどで完璧に近い効果を見たり、
あるいは腸閉塞で通常なら入院が必要な状態でも、外来の処置質での治療で、6時間ほどで解除してしまったりと、
さまざまなケースがあります。
アロマテラピーに関しては、費用もかからない分勧めやすいという点もあり、私自身でも“塗香(ずこう)”という
生薬をベースにしたものを普段の生活に取り入れています。
これはわが国の知の巨人・空海が真言密教の体系の中で用いたもので、非常な精神安定効果・集中力増強効果があります。
嗅覚を刺激することで、脳には大きな変化が現れます。なかでも大脳辺縁系から視床下部へ刺激が伝わり、
各種のホルモン分泌の調整を促すことから、簡便で副作用もない割には一定以上の効果が期待されます。
医師・臨床思想家
亀井眞樹(代々木公園診療所院長)
http://www.e-expo.net/column/column1/column6.html