HIV(エイズウイルス)感染症について考えよう Part49
1 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :
一時期ほど派手に報道されなくなったHIV感染症(HIV=ヒト免疫不全ウイルス、いわゆるエイズウイルス)。
その一方で検査によって感染がわかった人は国内だけで毎週約10人のペースで増え続けています。
治療法が進歩しているとはいえ完全に治す方法は無く、依然として困難な病気です。
HIVは特定少数の人としか性行為を行っていなくても感染の危険があります。
感染可能性のある性行為には膣性交はもちろん、フェラチオ,クンニリングスも含まれます。
HIV感染者を増やさないためには、HIV検査を受け自分の状態を正しく知ること、セイファー
セックスで感染防止を心がけることが最も効果的とされています。
HIV感染症についての素朴な疑問から最近の治療動向まで、マターリと語りましょう。
以下のような参考リンク,情報、過去ログは
>>2-10くらいに。質問の前に目を通して下さい。
・
http://www.lap.jp/lap1/kiso/lapkiso.html (基礎知識)
・
http://www.hivkensa.com/ (HIV検査,相談)(検査は無料,匿名で受けられます)
・HIVに感染したかどうかは、症状だけではわかりません。
・献血や血液検査をしたあとに何も言われなかったとしてもHIV感染していないとはいえません。
2 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :2007/01/27(土) 14:29:28 ID:tOLoj8YB
3 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :2007/01/27(土) 14:30:20 ID:tOLoj8YB
4 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :2007/01/27(土) 14:31:34 ID:tOLoj8YB
○オーラルセックス(フェラチオ,クンニリングス)
>Q:オーラルセックス(フェラチオ,クンニリングス)することによって、HIVに感染することはあり得ますか?
>A:はい。HIV感染者にオーラルセックスしたことでHIV感染した事例が少数ありました。正確なリスクの
>度合いはわかりませんが、無防衛な肛門性交,膣性交よりはリスクが小さいことを示唆する証拠が
>あります。
http://www.cdc.gov/hiv/pubs/faq/faq19.htm 参照:過去スレ(Part2)184-185
>Q:オーラルセックス(フェラチオ,クンニリングス)されることでHIVに感染することはありますか?
>A:はい、オーラルセックスされることでHIVに感染する可能性はあります。もし相手がHIV感染者で
>あれば、相手の口から出た血液が、あなたの尿道,膣,肛門に入るかもしれないし、あるいは
>小さな傷口から直接体内に入るかもしれません。オーラルセックスがどれだけ危険なのか正確には
>わかっていませんが、無防衛な肛門性交,膣性交よりはリスクが小さいことを示唆する証拠が
>あります。
参照:過去スレ(Part2)344-345
○感染確率
HIV感染者とのセイファーでないセックス1回での感染確率は0.1〜1%と言われています。
一見低そうに見えますが、たった1回で感染した事例も報告されているそうです。
またHIV以外の性感染症にかかっている場合、体調が悪い場合などには感染確率は数倍以上も
増大することがあるとのことです。
> たとえ小さなリスクでも、何度も繰り返されれば大きなリスクになるということは、
>強調してし過ぎることはない。「それは、交通量の多いハイウェーを歩いて横断するような
>ものです」(略)「1回の横断のリスクは小さいから、危険を冒してハイウェーを横切れば、
>もしかしたら10回、いや100回は無事に渡れるかもしれません。でも、同じ危険を冒し続けて
>いれば、そのうち車に轢かれる羽目になるでしょう」
http://www.hokenkai.or.jp/2/2-5/2-55/2-55-3.html エイズ、その実像(
http://www.hokenkai.or.jp/2/2-5/2-55/2-55-frame.html )
5 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :2007/01/27(土) 14:32:58 ID:tOLoj8YB
○健康診断などでの検査
健康診断などでの血液検査ではHIVは検査されないことになっています。「健康診断を受けた
けど何も言われなかった」としても、HIV陰性を証明することにはなりません。
厚生労働省は「職場におけるエイズ問題に関するガイドライン」で、「事業者は労働者に
対してHIV検査を行わないこと。」としています。
ただし強制力のないガイドラインないので、会社側が社員に知らせずに検査を行い、結果は
会社側だけが認識している、といったおそれも指摘されています。
また病院などで行う血液検査でも、HIV検査を行う場合には本人の同意を得るように厚生労働省
が指導しています。「病院でHIV検査をすると言われずに血液検査を受けたけど何も言われ
なかった」としても、HIV陰性を証明することにはなりません。
HIV検査の実施について(通知)
http://www.acc.go.jp/mlhw/mhw_yobo/doc_02_29.htm ○献血
献血された血液にはHIV検査が行われていますが、その結果が献血者に通告されるかはっきり
していません。「献血をしたあとに何も言われなかった」としても、HIV陰性を証明する
ことにはなりません。
また現在の検査技術では、HIV感染しているが発見できない時期(ウインドウピリオド)が
存在します。そのような血液が献血され輸血に使われると、HIV感染を招きます。
HIV感染の可能性がある方は、献血をしないようにしましょう。
6 :
みとこん ◆0Np2pEsC4E :2007/01/27(土) 14:34:17 ID:tOLoj8YB