1 :
病弱名無しさん:
ttp://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/200612/502081.html 6年におよぶ医療訴訟の果ての決断
冨田氏が焼身自殺を図ったのは病院の玄関前の遊歩道(左)。現場のいすには、2カ月以上たった今も焦げ跡が残る(右)。
10月5日昼前、高齢の男性が焼身自殺を図った。場所は、筑波メディカルセンター病院(茨城県つくば市)の玄関正面の遊歩道。
男性はガソリンを体にかけ、遊歩道にあるコンクリートでできたいすに腰掛け、自ら火を付けた。瞬く間に全身が炎に包まれ、周囲は騒然となった。
周囲の人が急いで消火器で火を消し止め、男性は直ちに同病院の救命救急センターに担ぎ込まれた。連絡を受けて駆け付けた男性の長男はこう語る。
「顔は真っ黒に焦げ、耳たぶは焼け落ち、まぶたは焼け付いて開くことはできない状態で、見た瞬間にもうだめだなと思いました」
0月6日午前2時過ぎ、男性は息を引き取った。後に遺族が警察署の鑑識課職員から聞いたところによると、男性は、
自身の体が火に焼かれながらも暴れることなく、消火されるまで筑波メディカルセンター病院の玄関をにらむように座っていたという。
この男性は、同市内に住む冨田善弘氏(当時69歳)。筑波メディカルセンター病院を医療事故で訴えていた、元患者だ。
彼はなぜ訴訟を起こしたのか、炎に焼かれてまで訴えたかったことはいったい何だったのだろうか。
腹腔鏡手術後に容体が急変
今回、冨田氏の長男に話を聞くことができた。まずは、その内容や訴状などを基に、この事件の経緯を再現する。
文中のカッコ内のコメントは長男の発言である。なお、筑波メディカルセンター病院にもこの事件について取材を申し込んだが、
当事者の医師たちをはじめ病院関係者に話を聞くことはできなかった。
冨田氏は1999年2月、筑波メディカルセンター病院で直腸癌の診断を受け、同3月に内視鏡による粘膜切除術を受けた。その結果、癌が残存していたと診断されたため、
6月に同院で再手術を受けた。手術は、腹腔鏡下腸切除術によって行われた。
2 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:33:40 ID:Z7qfGjYO
ところが、その手術翌日、冨田氏の体に異変が起きる。直腸吻合部にできた穿孔によって、腹膜炎を発症したのである。敗血症、DIC(播種性血管内凝固症候群)、多臓器不全を併発し、2週間以上昏睡した。
その後回復したが、排便障害が残り、それに伴い外出する機会が激減するなど、後に裁判所が後遺障害等級第9級の認定を示唆する程度の後遺症が残った。
「問題はその後でした。父の容体急変時にその原因を聞いたときに、病院の医師たちは、『血流障害による縫合不全』と説明し、父の体質的なことが原因であり、
手術のミスではないという態度を取りました。簡単に自分たちの過失を否定するような発言に疑問を感じた私は、自分で医学の専門書を調べたのです。
私は医者ではなく歯科技工師ですが、学生時代に医学をある程度学んでいたので、専門書で調べる習慣がありました」
「専門書には、『術後72時間以降の縫合不全は血流障害や壊疽の可能性があるが、それ以前の縫合不全は手術に起因する』と書かれていたのです。
父は手術の翌日に発症しましたから、この記述を医師たちに提示し、手術が原因ではなかったのかと聞きました。しかし、
『上に報告しておきます』と言われただけで、明確な説明はなされずに済まされてしまいました」
冨田氏は手術から約2カ月後に転院した病院で、腹膜炎の原因になった穿孔が起きた直腸吻合部の検査を受けた。
その結果、手術時の処置があまりにもずさんだとの指摘を受ける。筑波メディカルセンター病院に対する冨田氏の不信感は強まった。
医師の態度に不信感募り提訴へ
冨田氏が腹膜炎を発症した原因は、その後(2006年5月)出された裁判所の公的鑑定によって、腹腔鏡下腸切除術の手技によるものと判断されている。
専門書に書かれていることを指摘した後も、相変わらずミスはなかったと言い張るだけでした。
少しでもミスの可能性を認め、謝罪の言葉や態度を示してくれていれば、提訴までは行かなかったと思います。
病院側の対応は、あまりに不誠実でした。だいたい、筑波メディカルセンター病院ではそれまで腹腔鏡下腸切除術の経験がなく、
父が第1例だったというのも、知らされたのは手術後だったのです」
3 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:36:12 ID:Z7qfGjYO
「我慢ならなかったのは、手術後に医師から吐かれた言葉の数々です。『病院も医者もミスは絶対に認めないものなんです。
そんなこといちいち認めてたらキリがない』『医療費はすべて払っていただきますよ。文句があるなら裁判でもして取り返してください』などと父は言われたようです。
これが医者の言葉かと、耳を疑いました」
冨田氏らは弁護士と相談し、1999年10月に証拠保全を行った。そして、2000年6月、筑波メディカルセンターや医師数名を相手取り、民事訴訟を起こした。
裁判で新たな疑念浮上
冨田氏は手術を受けるまで、有限会社を経営していたが、腹膜炎の発症によって予定以上に長期に(合計で半年以上)入院する必要性が出たため休業せざるを得ず、
後に破産するに至った。身体的にも大腸の機能が戻らず、後遺症に悩まされていることなどを考慮し、総額4000万円超の損害賠償を求めた。
裁判では、口頭弁論や被告人尋問などが、複数回行われた。その中で、冨田氏らが不信感をさらに強める新たな事実と疑念が出てくる。
事故後、手術の執刀医は腹腔鏡下腸切除術の権威だったと知らされたが、執刀経験は他院での1例のみだったことが分かったのである。
「驚愕しました。良識ある病院なら、これまでの治療経験を明らかにしてインフォームド・コンセントを取るのではないでしょうか。その辺りは伏せられたままでした」
それだけではなく、冨田氏らは、その執刀医が実は手術の際に執刀していないどころか、立ち会ってすらおらず、未経験者のみで手術が行われていたのではないかという疑念を抱くようになる。
「裁判で手術時の状況を再現したとき、執刀医なら分かるはずの、腹部に開けたポートの位置関係がまるででたらめだったのです。
それだけでなく、父が腹膜炎を発症した後、腹腔鏡下腸切除術の権威であり執刀医として家族に紹介された医師の顔は、その後、父を見舞いに訪れた執刀医本人の顔とは明らかに別人でした。
要は、未経験者のみで手術をやったが、失敗したので騒がれるのを恐れ、経験者がいたことにしようとしたのではないかと私たちは疑っています」
和解協議するも決裂
裁判所からは、幾度となく和解が勧告された。しかし、双方の主張が折り合わないなどで、和解が成立することはなかった。
4 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:38:42 ID:Z7qfGjYO
「和解に応じなかった最大の理由は、悪いと思う気持ちが全く感じられなかったからです。
意固地になっていると思われるかもしれませんが、お金だけで気持ちを収めることはできませんでした」
裁判では、裁判所による公的鑑定も行われた。その結果、腹膜炎発症の原因は手術時の手技が直接の原因になったと判断された。
それでも、病院側はその鑑定結果に反論するなど、それを認めない姿勢を取り続けた。
「その後も裁判は進んでいきましたが、判決に至るまでにはまだまだ時間がかかりそうでした。
父も裁判で疲弊し、なかなか過失を認めようとしない医師たちにいらだち、精神的に追い込まれているように見えました」
そんな中、自殺の引き金になったと推測される出来事が起きる。
冨田氏が自殺するほぼ1カ月前、今年9月4日の裁判所でのことだ。冨田氏らはこのころ、事件の真相を明らかにするには裁判所に判決を下してもらうしかないと考え、
和解勧告を拒否する意思を裁判所に伝えていたが、裁判所は再度和解を勧告したという。
「父は裁判官から別室に呼ばれ、和解に応じるよう説得されました。和解には応じられないと父が言うと、
『和解案は原告のためを思って作っている。判決にするならかなりの減額にする』などと言われたそうで、
裁判所は自分が何のために判決を求めているのか、分かってくれないようだ、まともに調べる気がないようだ、
と家に帰って泣いていました」
なお、和解案では2000万円という賠償額が提示されていたという。
病院あての遺書を残し自殺
その日を境に、冨田氏に変化が起きる。
「これまで亭主関白で頑固だった父が、積極的に母の手伝いをしたり、長男の私にも『いつもがんばってくれて頼もしいな』と声をかけるなど、
気味が悪くなるくらい穏やかになりました。何かふっきれたのだろう、と良い方に考えていましたが、自殺を考えていたとは気付きませんでした」
1カ月ほど過ぎた10月3日、冨田氏は家族に内緒で、筑波メディカルセンター病院あての遺書を書いていた。内容は、自殺の予告である。
これは、自殺後に家族が冨田氏の部屋を片付けていたときに発見された。これが同院にFAXで送信されたかは確認できないが、
それまでに所有する書籍や衣服を処分していたことと合わせて考えると、計画的な自殺だったことが伺われる。
5 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:41:04 ID:Z7qfGjYO
そして2日後の10月5日、予告通り病院前で焼身自殺を決行した。
金銭での決着より判決を
「父は、こんな状況に自分を追い込みながら謝罪をしようとしない病院に抗議したかったのだと思います。焼身自殺という過激な手段を取ることで、
自分が受けた医療事故の実態を明るみに出すしかないと考えたのでしょう」
「ミスを絶対に許さないわけではありません。ミスの原因を追及し、それを今後の診療に生かす姿勢が必要だと思います。
病院には、システムのせいなのか、医師個人の資質によるものなのか分かりませんが、その姿勢が見られませんでした。
それを改めてもらうため、というと良く言い過ぎかもしれませんが、和解案に応じなかったのはそれも理由の1つです」
「金が欲しいから提訴したなどと父はいろいろ言われましたが、自殺したことで、お金欲しさにやったことではないと証明できたのではないでしょうか。
父も私も曲がったことは嫌いなので、金銭のみで決着を付けるような和解はこれからもあり得ません。それを認めるくらいなら、真実を調べた上での判決を望みます。敗訴でも構いません」
裁判は、これからも遺族が継承して続けていく。敗訴しても控訴は辞さない構えだ。なお、長男は自らのホームページ上で、裁判の経過を公開し、病院に対する批判を展開している。
患者側のサインに気付けなかったか
医療事故では、医療側の対応に患者側が憤り、それがきっかけとなって提訴や和解拒否に陥る事例があるが、この事件はその最たるものだろう。
今回、患者側が語った内容のすべてが真実であるとの証明はない。前述のように、筑波メディカルセンター側の話を聞くことはできなかったため、
患者側の意見に対する直接的な病院側の意見はここにない。もちろん、患者が少々感情的になり、医師の言葉の意味を取り違えた部分や、思い込みに過ぎない点もあるかもしれない。
しかし少なくとも、賠償額2000万円というほぼ原告側勝訴に近い和解案に対しても、患者側は拒否しているという事実がある。病院側が、患者側が最も求めているものが金銭ではなく、
ミスを認め、十分な謝罪をすることであるのに気付くタイミングはあった。過失の有無については、2006年5月の時点で、裁判所による鑑定によって手術時のミスが原因だったとされ、一応の決着を見ていたはずだ。
6 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:42:35 ID:Z7qfGjYO
7 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:44:59 ID:AC7TD/U6
>>1 >周囲の人が急いで消火器で火を消し止め、
腹正しいほど無責任な行動だよな〜。
結果的に死ねたから良かったものの、
苦しみながら生きていたら、本人も
残された家族も最悪だっただろうに…。
8 :
病弱名無しさん:2006/12/16(土) 22:53:05 ID:Z7qfGjYO
9 :
病弱名無しさん:2006/12/17(日) 01:25:49 ID:13GwaSEy
10 :
病弱名無しさん:2006/12/17(日) 06:19:28 ID:xE7wulLY
自分も逆ぎれされて今は診察拒否されてます 体からフェニチオンが採取されてもみんな無視しますなぜですかどこに訴えれば善いですか
11 :
病弱名無しさん:2006/12/17(日) 06:24:50 ID:xE7wulLY
病院で拒否られてるあいだぐあいわるくて仕方なく玄関前で119をしました。他院へ行きましたがばかげた話 死んだら 手遅れになったらアイツノセイダった
12 :
病弱名無しさん:2006/12/18(月) 20:43:41 ID:+XftydhW
ひでぇ話だ。
13 :
病弱名無しさん:2006/12/21(木) 00:21:34 ID:41BAo3wv
14 :
病弱名無しさん:2006/12/25(月) 00:10:07 ID:bvQuJnxA
腹腔鏡手術に御用心、だな
15 :
病弱名無しさん:2006/12/25(月) 00:15:55 ID:m8vz8ytz
患者をモルモットにしてるわけか。
まともに手術が出来るようになるまでに、何人殺して、何人障害者を生み出す気なんだ?
16 :
病弱名無しさん:2006/12/29(金) 00:28:26 ID:+M06BSEv
17 :
病弱名無しさん:2006/12/31(日) 22:23:52 ID:me2e20br
日本の医療はどうなってるのかねぇ。
18 :
病弱名無しさん:2007/01/10(水) 23:56:34 ID:UMw0c5C+
私の知り合いも腹腔鏡手術後合併症が起こり今苦しんでいます。
原因は血流障害によるもので体質的なものと同じ事を言われました。
執刀医も大学病院から呼びますので安心して下さいとの事で名前も教えてもらえず
手術前も後も本人に会うことなく手術をしたそうです。
今回富田氏に起こった事を知り、類似した点もあって震えと涙が止まらなくなりました。
19 :
病弱名無しさん:2007/01/12(金) 22:40:23 ID:VYwQjLY5
この患者さん、相当つらかったと思うよ。
病院によったら、転院のためのカルテもらうための交渉でまるで悪いことをしてるみたいに患者をせめたてたり、裁判、裁判っていうとこあるもん。
私の通ってた前院がそんな感じ。
病気治すためにカルテ請求してるのに、ねちねち言われたり、どなられたり。
患者はたまったもんじゃないよ。
20 :
病弱名無しさん:2007/01/12(金) 22:52:29 ID:VYwQjLY5
私のケースの場合
私「いただいたカルテの中のお薬について先生に聞きたいんですが?」
事務員「カルテはすべて渡しています。裁判でも、何でもしてください!」
私「ですから、そういうことではなく、薬剤量とお薬の件で疑問があるので、直接、先生に質問できませんか?」
事務員「ですから、カルテ、全部、渡してる通りです。疑問があるなら、裁判してください」
私「でしたら、そちら様で医師に聞いてもらえませんか?」
事務員「私たち、事務員は医学的なことはわかりません。どうしても、医師に質問があるなら、裁判かマスコミ、国会議員、弁護士いずれかを通してください」
こんなんだったもん。嘘とは思えないな。
21 :
病弱名無しさん:2007/01/17(水) 13:09:40 ID:HUv+0kPH
行政窓口にご相談ください
東京都庁相談窓口案内
03-5321-1111
・一般
病院指導福祉保健局医療政策部医療全課
03-5320-4432
・救急
救急医療課
03-5320-4427
22 :
脳炎治療中の人:2007/01/18(木) 00:12:01 ID:adfZq3G5
>>1 >>1のリンクにはID無しでは入れないぞ。
↑の事を書いておくべき。
またはIDとか、そういうの無しで見れるリンク先を示すべき。
または
>>1のIDを公表するべき。
そうでないと
>>1-6に書いてある文章自体の信憑性が疑われる。
本当なのか嘘なのか、
>>1リンク先のIDを持たない一般人にはわからない。
23 :
病弱名無しさん:2007/01/18(木) 09:55:08 ID:Zn1Yc8sw
up
24 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 14:48:55 ID:XDCYQcAX
いずれ、記事にするための情報収集かも?
海外だとよくある。
ソースが実名OKなら実名で。内部告発等なら、匿名で似た話を書いて情報を拾う。
25 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:09:35 ID:XDCYQcAX
でも、病院との交渉(私の場合はカルテ開示請求)の途中から、死にたくなるのは、わかる。私も別の病院で同じ経験あり。
私「転院します。〇〇の事情により、治療のために必要なので下さい」
事務員「裁判でも、何でもしてください!」
私『裁判って、いつ言った?』
後日
「セカンドオピニオンと転院先の検査で〇〇について指摘がありましたので、生化学データをお願いします。先生とお話できますか?」
受付「情報の開示については、先生なんですけど、〇〇さんの場合は私が任されてるんで、おだしします。どのような症状ですか?何が必要ですか?」
私「生化学に関するデータなので、先生と直接話す方が他に必要なものも」
受付「(話をさえぎって)私もカルテを見てますし、だいたいわかりますんでね。必要な検査項目は何ですか?」
私「GPTとGOTに関するデータです。」
受付「えーと、GPTとGOTですか?そちらは何のデータですかね」
私「資料が必要なだけで、診断は今の主治医がしますから。それだけでも、仕方ないので、全項目下さい」
受付「お伝えするのに、どちらの異常かを私が聞いて判断しておかないと、先生も判断できませんから。お伝えすることは、お伝えしますけど、判断は先生ですから」
私「最初のお話のとおりに資料の提出はあなたが判断できるんですね。病気の判断は先生と。それなら、今の先生の診断が優先されますので。長くなりますし、他の患者さんもお待ちでしょうから。お手数をかけます」
受付「もしもし、もしもし」
こんな態応の病院、多いよ。医者からちゃんとした説明なんてなかなか。
26 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:18:47 ID:XDCYQcAX
ちなみに今の病院の事務員さん
私「以前の病院の生化学データなんですが・・」
受付「先生におつなぎします」
Or
受付「今日は外来日ではありませんので、お急ぎでしたら、お手数ですがFAXでお送りいただけますか」
で、検査項目とか根ほりはほり、受付が聞かないよ。
27 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:33:11 ID:XDCYQcAX
転院の際に裁判の『さ』の字も考えず、薬剤性(?)の一過性の肝数値か腎数値の異常?なのか、ウィルス(ではなかった)を見るための単なる時系列での生化学データをいきなり『裁判』に持っていかれるわ。
「カルテを見てますから、だいたいわかりますんでね」と言いながらGPTとかGOTを主に肝臓(時に心臓他)って知らずにたどたどしい口調で
「えーと、G、P、Tですか?」
頼りないから、一般血液検査のすべてのデータって言ったの!
患者によったら、
『病気を治したいだけなのに、あの先生はわしの体なんてどうでもいいんか!わしは信頼して任せたのに!こんなに苦しい思いをしていてほったらかしか」
って思うかもしれない。
医学の現場で高齢者の命が軽んじられると言われているけど、高齢者というのは、天寿による死を意識する年齢。QOLについては、若い人よりもっと深く厳しく考えていると思う。
28 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:40:55 ID:0iArWrxt
29 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:48:14 ID:XDCYQcAX
一番の問題は病院の過剰警戒による思いこみと受付事務員等の自らの医学知識に対する過信
1、患者は体調不良を緩和または治療したいのか。
2、病気への不安解消のために何かしてほしいのか?
3、病気の診断は医療事務員がカルテに準じてできるものではない。
例えば、妊婦投与等で同じ薬でもある週は薬剤の影響が出やすいから無投薬が望ましい等患者の個体を医者が診断しないと難しい。
1、2、3の基本がしっかりと理解できていたら避けられるトラブルなんだけどね。
カルテでだいたいわかるというのは、かなりやばい受付の猿真似(日本なり、海外なりの医学部や薬学部できちんと勉強したならかまわないけど)だと思う。
カルテの内容がわかる≠患者さんの病気や投薬の判断ができる。
30 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 15:58:54 ID:XDCYQcAX
つまり、事務員や受付が不必要な医師と患者間のトラブルを産みだしているケースもあるし、医師の訴訟への過剰警戒が患者にとって不利益を与えることもあるんだよね。
会話ってのは、本来白紙の状態でおたがいの意思の混乱や対立を一本の線にするためのものだから。
縁というのは、糸へん。当然もつれたり、絡んだりする。それをきれいな一本の糸や一本の組み紐にするのが会話であり、対話だと思う。
相手の言い分を聞かないで、おたがいの自己主張をするだけってのは、会話ではなく、会吠。知性も何もない。
病院というもともと不安や苦しみのある癒しが必要な特殊な空間。会吠より会話ができる心と知性の成熟がないと真の患者のためのケアは難しいと思う。
31 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 16:08:27 ID:XDCYQcAX
この不幸なできごとが事実なら、医療従事者、医学生、看護学生はそこを考えないと。
そこに気付けるかどうかも医師や看護師の大切な資質の一つ。
医者の『医』は心に矢が刺さってると思うとよろし。患者の側からすれば、患者の訴えを正確な医学知識と患者の言わんとするところを正確にとらえてくれる先生が名医です(地位、収入、学歴ではない)
そこに気付けるかどうかも、知識や腕以外の医者の適性だと思う。
医学部の会話練習の授業で本当に必要なのは、そういう視点。
裁判より、患者とトラブってしまった先生や医療従事者には、何が原因なのか、対話や会話の研修の方が本当はいいんだけどね。
32 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 16:09:52 ID:XDCYQcAX
理由は彼らが同じ過ちを繰り替えさないため=患者が同じ苦しみを味あわないため。
33 :
病弱名無しさん:2007/01/19(金) 19:08:25 ID:KbLGEAqi
同意
34 :
病弱名無しさん:2007/01/23(火) 15:41:02 ID:Hutq3Jn0
35 :
病弱名無しさん:2007/01/29(月) 20:54:22 ID:MjOAIfoC
up
36 :
病弱名無しさん:2007/01/30(火) 16:52:01 ID:+axsWE8F
今日このニュースをピンポンでも取り上げていました。
亡くなった方の無念さ、ご遺族の方々の逃げ場のない苦しみ、
更に病院側のあまりにも無責任な対応に大変なショックを受けました。
また、もし同じことが私や私の大切な人に起きたらと考えると非常な
恐怖を覚えます。。。
亡くなった富田さんのご冥福を心から祈っております。
37 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 21:26:53 ID:t0Mv/pkP
今夜の報道ステーション
▽“巨大病院と闘うにはこれしかない”男性はガソリンをかぶった
38 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 22:26:46 ID:A+fyjaP2
テレ朝きたね
39 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 22:35:33 ID:kbrGgosJ
さぞ、熱かったろうな・・・
40 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 22:36:33 ID:vuovDQ+f
裁判官の質が低い!!!
41 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 22:37:39 ID:c33qbFNK
自殺されたお父さんの直筆の遺書を見て
無念さが伝わって来ました、哀しい...
42 :
病弱名無しさん:2007/02/01(木) 22:45:49 ID:fHv6v5Db
裁判官の言葉
「もう年なんだし、他の病気で死んじゃうかもしれないんだからここらへんで和解しときなさいよ」
43 :
病弱名無しさん:2007/02/02(金) 01:11:18 ID:BJYAaZcN
>>41 漏れもさっきTV見た。死ぬ直前の2枚目の遺書が無念さを物語ってる。
息子コメントで、父は普段泣かない人なのですが子供のように泣きじゃくっていました。相当悔しかったんだと思います
ってホント息子さんには頑張ってほしいな
筑波メディカルセンター病院なテレビじゃ出てなかったから分からなかった。
抗議の電話殺到だな 漏れもかけるべ
>7は釣りなのだろうが、本当に無責任なら病院に火だるまのまま病院に突撃するだろ
他の人の迷惑考えてせめても外にしたんじゃないかな
44 :
病弱名無しさん:2007/02/02(金) 07:41:56 ID:GA0i5KA6
>>7山田君、無責任って、何でも一括りでその言葉、笑点ずれてない。
昨夜見た報道Sが忘れられなくって、どこだその病院って思って
朝から探しちゃった。
45 :
病弱名無しさん:
>>7って焼身自殺した人を無責任と言ってるんじゃなくて、
燃えちゃってるのを消化器で消した人を無責任と言ったのでは。
その状態で死ねなかったらもっと苦しむのにーってな主旨だと。
まー、メンヘル自殺関係の板じゃないと
通じない理屈かもしれんが。