[プレドニン]飲んでいる人集まれ!11[ステロイド]

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391病弱名無しさん
■中心性肥満
脂質代謝異常が、細胞の所属部位によって不均一なため生じるらしいが、明確でない。
満月顔貌が特徴的で、急性の現象でなく、ステロイド総量の積算によって顕著化してくる。
程度には個人差が大きく、プレドニン10mg/dayでも継続すれば目立ってくる人がいる。
ふつう、可逆的なものだが減量しても遷延する人がいる。
肩甲骨の脂肪増加はbuffalo humpと呼ばれ、患者が種瘤と間違うこともある。
四肢は細く、これ自体で体重は増えない。
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■食欲亢進による肥満
カロリー制限をする限り、ステロイドを服用しても体重は増加しないが、
脂質代謝異常は生じる。
体重が増加するのは食欲増進効果のため、摂取量が増した場合であり、
満月顔貌+四肢も太いとゆうことになる。
トリアムシノロン(レダコート4mg錠)は、食欲増進作用がなく、
むしろ体重減少を招くとされるので、カロリーの自己管理ができず極端な肥満になる例には
考慮する価値があるが、次の理由から乱用すべきではない。
電解質作用は少なく、作用時間、力価もメドロールと同じだが、満月顔貌、皮膚萎縮はむしろ
顕著で、めまい、気力減退もあるので、ふつうは膠原病治療に用いない。


膠原病診療ノート 三森明夫 著 より抜粋