2 :
病弱名無しさん :
2006/10/05(木) 00:05:45 ID:S3m102R/
3 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:06:35 ID:0Chcymny
4 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:07:20 ID:S3m102R/
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最近のニュース 1 ペグイントロン・レベトールの適用範囲が拡大されました(2005.12.22)
http://www.schering-plough.co.jp/press/2005/1222.html 従来は、難治性の「ジェノタイプ1かつ高ウイルス量」の患者のみに認可されていたペグイントロン・
レベトール(リバビリン)が「ジェノタイプ2かつ高ウイルス量」の患者さん、「インターフェロン
単独療法で無効」の患者さん、または「インターフェロン単独療法後再燃」の患者さんに、週1回、
24週間投与として承認されました。ペグイントロンとレベトールの併用療法は、これらの患者さんに
対し、約90%のSVR(ウイルスの持続陰性化=C型慢性肝炎の治癒)が期待できます。
ペグイントロンとレベトールの併用療法 治療完遂例に70%の治療効果 (2005.7.6)
http://www.schering-plough.co.jp/press/2005/0706.html 日本人のC型慢性肝炎の60〜70%を占めるジェノタイプ1の患者さんで、難治性の高ウイルス量の症例
を対象としたペグイントロンとレベトール(リバビリン)の併用療法の治療効果について、多施設で検討
された結果が報告されました。 対象となった101例のジェノタイプ1かつ高ウイルス量症例のうち、48週間
の投与が完遂できた79例における治療効果(投与終了後24週時のウイルス陰性化率)は、約70%(68.4%)と
きわめて高い結果となりました。ペグイントロンとレベトールを投与中に減量した症例においても、同等の
効果が得られました。さらに、治療完遂例と中止例を併せても、61.4%と高い治療結果が得られました。ま
た、ペグイントロンとレベトールの併用療法では、薬剤を減量しつつも48週間の治療を最後まで続けること
の重要性が認識されました。
5 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:08:35 ID:t8u4soc8
最近のニュース 2 肝硬変にもインターフェロン治療が保険収載
http://www.toray.co.jp/news/medical/nr060420.html 東レ、天然型インターフェロンベータ製剤「フエロン」のC型代償性肝硬変への効能を追加
天然型インターフェロン ベータ製剤 “フエロン”のC型代償性肝硬変への効能追加について
東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:榊原定征、以下「東レ」)はこのたび、天然型インターフェロン
ベータ製剤“フエロン”について、「C型代償性肝硬変」(C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(HC
Vセログループ1の血中HCV−RNA量が高い場合を除く))に対する効能・効果の追加承認を国内で取得し
ました。これにより“フエロン”は、C型代償性肝硬変に対する効能を有する日本で初めての抗ウイルス薬となります。
当社は“フエロン”のC型代償性肝硬変に対する効能追加について、本日承認を取得しました。なお、本効能に
対する使用は本日より可能となります。
C型代償性肝硬変は、日本で150万〜200万人が感染していると推定されるC型肝炎ウイルス(HCV)
によって引き起こされる病気で、C型慢性肝炎が進行した病態です。この代償性肝硬変がさらに進行すると非代
償性肝硬変や肝細胞癌に進展します。これまで日本では、C型代償性肝硬変の治療薬として、肝機能の安定化を
図る薬剤以外の使用は認められていませんでした。このたび“フエロン”がC型代償性肝硬変の原因となるC型肝
炎ウイルスを取り除く根治療法に用いる医薬品として国内で初めて承認されたことで、患者さんに新たな治療を
提供できるものと期待しています。
天然型インターフェロン ベータ製剤“フエロン”は、膠芽腫(脳腫瘍)、および皮膚悪性黒色腫(皮膚癌)の治
療薬として1985年より販売を開始した国内初のインターフェロン製剤です。その後、B型慢性活動性肝炎、
C型慢性肝炎等に効能・効果を追加してきました。現在、C型慢性肝炎に対するリバビリン併用療法の臨床試験
(第3相)を実施しています。東レは引き続き、肝細胞癌の主な原因であるC型肝炎ウイルス(HCV)疾患の
治療に貢献してゆく所存です。
6 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:09:22 ID:t8u4soc8
7 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:10:24 ID:S3m102R/
肝臓癌予防 2 グラケー(ビタミンK2)
骨粗鬆症の治療薬の「グラケー」(ビタミンK2)が、肝臓癌予防に有効なことが臨床実験で明らかとなっ
ているので、肝硬変や肝癌術後で肝癌のリスクの高い人は肝臓専門医に相談してみよう。
http://www.intio.or.jp/joyokatu/anti%20tips6.html 現在グラケーの肝臓癌予防に関する大規模な臨床試験が国内で行われています。(phase2)
肝臓がん再発危険性、ビタミンK2で3分の1に
肝臓がんを治療した患者に、安全な骨粗しょう症治療薬として普及しているビタミンK2剤を投与すると、
がん再発の危険性を3分の1に抑えられることが、山本匡介・佐賀医科大助教授(内科)らによる臨床研
究で明らかになった。これと別に東大などが行った臨床研究でも、転移の予防や生存率向上に効果がある
ことを確認。研究者らは「今のところ副作用は全くない。肝臓がんの治療に広く使えるのではないか」と
期待している。 佐賀医大は、患部を電磁波で焼くなど様々な治療法によって「患部を完全に死滅または
除去させた」と判断できた肝細胞がん患者32人に、「メナテトレノン」(商品名グラケー)を1日45
ミリ・グラムずつ内服してもらい、内服しなかった29人と比較した。 3―4か月ごとに再発の有無を
調べた結果、グラケーを内服した患者、内服しなかった患者の再発率はそれぞれ、1年後が12・5%と
51・7%、2年後が39・1%と84・5%、3年後が65・5%と92・2%。統計的に再発の危険
性を計算すると、内服によって3分の1に減少することが分かった。特に、C型肝炎から進展したがんは、
約4分の1となった。小俣政男・東大教授(消化器内科)らも、患部を焼くなどの治療を受けた患者60
人に同量のグラケーを投与。転移につながる門脈へのがん細胞の広がりを、1年後は2%(内服しなかっ
た60人は21%)に抑制でき、2年後の生存率は59%(同29%)に向上した。
(平成14年11月18日読売新聞)
8 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:10:57 ID:S3m102R/
肝臓癌予防 3 非環式レチノイド(第3相臨床試験中)、 複合カロチノイド(食品)
非環式レチノイドと複合カロチノイドについて(故)三浦医師のコメントが下記にあ
ります。両者のデータは類似しています。
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/keika/keika43.html 非環式レチノイド
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/chiryoyaku.html 非環式レチノイドは(故)武藤泰敏教授らにより開発がすすめられ、約15年程前から
人間に対する臨床治験が開始されて、肝臓癌の再発防止にきわめて有効な成績が得られ
ています。 かつて第2相の臨床試験まですすみましたが、製薬会社の担当者が事故で
死亡し、その製薬会社での開発が中止されてしまった悲運な経緯があります。その後、
別の製薬会社(日研化学株式会社)で開発が再開されましたが、製薬会社、製造ライン
が変わったため、臨床試験は第1相からのやり直しになり、3年ぐらい前に第2相、よ
うやく最近になって一部で第3相にはいった模様で、順調にいくとあと3−5年後ぐらい
で承認されるようになるかもしれません。臨床試験に参加するためには非常に厳しい制
限事項、人数制限があって、参加希望者でもなかなか参加できないのが実情のようです。
参加できてもプラゼボ(偽薬)にあたる可能性もあります。
一方、京都府立大学の西野教授らが開発している「複合カロチノイド」は数年前に臨床
試験結果が「非環式レチノイド」に非常に類似した肝臓癌の予防効果が発表され、これ
は食品扱いなので、主治医の同意があれば 入手できます。下記にコンタクトすると入手
方法を教えてくれるはずです。 京都府立医科大学分子生化学教授・西野輔翼
Eメール:hnishino @ koto.kpu-m.ac.jp FAX:075−213−2746
9 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:11:42 ID:S3m102R/
10 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:12:43 ID:t8u4soc8
11 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:13:25 ID:t8u4soc8
12 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:14:06 ID:t8u4soc8
高額療養費制度
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm 医療費の支払いが高額になる場合、高額療養費制度で医療費の一部が還付される場合
があります(申請が必要)。 収入に応じた1ヵ月あたりの限度額(
ア)35,400円 (生活保護の被保険者や市町村民税非課税世帯などの方)
イ)139,800円+(医療費−466,000円)×1% (標準報酬月額が56万円以上)
ウ)72,300円+(医療費−241,000円)×1% ア)、イ)以外の場合
)があって、医療費の支払いが限度額を超えた部分が申請すると還付されます。詳しく
は病院の医療事務あるいは国保の担当窓口等にお尋ねください。企業等の保険の場合は
さらに別途、医療費還付の制度がある場合があります。
13 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:14:45 ID:t8u4soc8
健康食品、民間療法ではC型肝炎、肝硬変、肝癌は治りません。
健康食品Q&A集(だまされない方法)
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail.php?no=279 より
(5) 驚くべき体験談、医師などの専門家によるお墨付き
体験談において驚くべき効果が記載されていたとしても、その効果が万人に
現れるとはいえません。また、体験談において症状等が改善されたのはこの健康
食品のおかげと体験者が断定していたとしても、同時に行われた医師の治療や生
活習慣の改善等によって改善された可能性があるなど、その断定は客観的な根拠
ではないことに注意が必要です。また、体験談が販売業者等による作り話だった
としても、広告の受け手であるあなたはその真実性を検証することができません。
さらに、医師などの専門家によるお墨付きがなされていたとしても、業者からの
依頼を受けてお墨付きを与える営利的な専門家がいる可能性にも留意すべきです。
14 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:15:28 ID:S3m102R/
15 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:16:05 ID:S3m102R/
16 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:16:45 ID:S3m102R/
C型肝炎と診断されたら、アルコールはやめましょう。 またインターフェロン
治療中はアルコールは断つべきです。
http://www.nih.gov/news/pr/jun2003/niaaa-26.htm Alcohol Increases Hepatitis C Virus in Human Cells
には点として以下がまとめられています。とくにアルコールはインターフェロン
の作用を阻害する作用もあるので、インターフェロン治療中は断酒が鉄則です。
・ alcohol increases HCV replication at least in part by upregulating
a key cellular regulator of immune pathways and function known as
nuclear factor kappa B (NF-κB);
・alcohol inhibits the anti-HCV effect of interferon-alpha (INF-α) therapy;
and
・treatment with the opioid antagonist naltrexone abolishes alcohol
actions.
17 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:17:34 ID:S3m102R/
ホットニュース (日本でも来年に治験開始予定)
http://www.schering-plough.co.jp/press/2006/0627.html シェリング・プラウ、経口HCVプロテアーゼ阻害剤(SCH 503034)のC型肝炎臨床開発プログラムについて最新情報を発表
2006年4月20日、米国ニュージャージー州ケニルワース―シェリング・プラウ・コー
ポレーションは、C型肝炎治療薬の経口プロテアーゼ阻害剤(SCH 503034)カプセ
ルの用量範囲を検討する第II相用量設定試験の第1段階の患者登録が完了したことを発
表しました。SCH 503034は現在、C型肝炎ウイルス(HCV)ジェノタイプ1に慢性
的に感染し、ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法が無効であった患者さん
の治療薬として、ペグイントロン?(ペグインターフェロン α-2b)との併用による大
規模第II相臨床試験が進められています。
また、治験実施計画書に当初規定されていた用量群(100、200、400 mg TID)に対
する被験者登録が完了し、SCH 503034の用量範囲全体の検討を継続することも報告
しています。すなわち,現在進行中の第II相試験はその規模が拡大され、SCH
503034(800 mg TID)とペグイントロンの24週投与群も追加されています。この
投与群にはさらに65名の被験者を登録する予定です。全体を通じて進行中の第II相試験
としては米国・欧州の医療機関で約350名の被験者が参加することになり、HCVプロテ
アーゼ阻害剤の臨床試験としては、これまでの最大規模となります。
18 :
病弱名無しさん :2006/10/05(木) 00:18:50 ID:S3m102R/
スレ立て終了。