C型肝炎総合スレpart.12

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7病弱名無しさん
肝臓癌予防 2   グラケー(ビタミンK2)

骨粗鬆症の治療薬の「グラケー」(ビタミンK2)が、肝臓癌予防に有効なことが臨床実験で明らかとなっ
ているので、肝硬変や肝癌術後で肝癌のリスクの高い人は肝臓専門医に相談してみよう。
http://www.intio.or.jp/joyokatu/anti%20tips6.html

現在グラケーの肝臓癌予防に関する大規模な臨床試験が国内で行われています。(phase2)

肝臓がん再発危険性、ビタミンK2で3分の1に

肝臓がんを治療した患者に、安全な骨粗しょう症治療薬として普及しているビタミンK2剤を投与すると、
がん再発の危険性を3分の1に抑えられることが、山本匡介・佐賀医科大助教授(内科)らによる臨床研
究で明らかになった。これと別に東大などが行った臨床研究でも、転移の予防や生存率向上に効果がある
ことを確認。研究者らは「今のところ副作用は全くない。肝臓がんの治療に広く使えるのではないか」と
期待している。 佐賀医大は、患部を電磁波で焼くなど様々な治療法によって「患部を完全に死滅または
除去させた」と判断できた肝細胞がん患者32人に、「メナテトレノン」(商品名グラケー)を1日45
ミリ・グラムずつ内服してもらい、内服しなかった29人と比較した。 3―4か月ごとに再発の有無を
調べた結果、グラケーを内服した患者、内服しなかった患者の再発率はそれぞれ、1年後が12・5%と
51・7%、2年後が39・1%と84・5%、3年後が65・5%と92・2%。統計的に再発の危険
性を計算すると、内服によって3分の1に減少することが分かった。特に、C型肝炎から進展したがんは、
約4分の1となった。小俣政男・東大教授(消化器内科)らも、患部を焼くなどの治療を受けた患者60
人に同量のグラケーを投与。転移につながる門脈へのがん細胞の広がりを、1年後は2%(内服しなかっ
た60人は21%)に抑制でき、2年後の生存率は59%(同29%)に向上した。
(平成14年11月18日読売新聞)