C型肝炎総合スレpart.12

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5病弱名無しさん
最近のニュース 2 肝硬変にもインターフェロン治療が保険収載

http://www.toray.co.jp/news/medical/nr060420.html
東レ、天然型インターフェロンベータ製剤「フエロン」のC型代償性肝硬変への効能を追加
天然型インターフェロン ベータ製剤 “フエロン”のC型代償性肝硬変への効能追加について

東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:榊原定征、以下「東レ」)はこのたび、天然型インターフェロン 
ベータ製剤“フエロン”について、「C型代償性肝硬変」(C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(HC
Vセログループ1の血中HCV−RNA量が高い場合を除く))に対する効能・効果の追加承認を国内で取得し
ました。これにより“フエロン”は、C型代償性肝硬変に対する効能を有する日本で初めての抗ウイルス薬となります。

 当社は“フエロン”のC型代償性肝硬変に対する効能追加について、本日承認を取得しました。なお、本効能に
対する使用は本日より可能となります。

 C型代償性肝硬変は、日本で150万〜200万人が感染していると推定されるC型肝炎ウイルス(HCV)
によって引き起こされる病気で、C型慢性肝炎が進行した病態です。この代償性肝硬変がさらに進行すると非代
償性肝硬変や肝細胞癌に進展します。これまで日本では、C型代償性肝硬変の治療薬として、肝機能の安定化を
図る薬剤以外の使用は認められていませんでした。このたび“フエロン”がC型代償性肝硬変の原因となるC型肝
炎ウイルスを取り除く根治療法に用いる医薬品として国内で初めて承認されたことで、患者さんに新たな治療を
提供できるものと期待しています。

天然型インターフェロン ベータ製剤“フエロン”は、膠芽腫(脳腫瘍)、および皮膚悪性黒色腫(皮膚癌)の治
療薬として1985年より販売を開始した国内初のインターフェロン製剤です。その後、B型慢性活動性肝炎、
C型慢性肝炎等に効能・効果を追加してきました。現在、C型慢性肝炎に対するリバビリン併用療法の臨床試験
(第3相)を実施しています。東レは引き続き、肝細胞癌の主な原因であるC型肝炎ウイルス(HCV)疾患の
治療に貢献してゆく所存です。