低身長患者を調べてみても、大部分の患者の成長ホルモン分泌量は正常値で、
分泌量が少ないって患者はごく一部なのだそうだ。
それではどうして低いのか?というと、分泌された成長ホルモンを受け取って
骨が伸びる方向に持っていくための成長ホルモン受容体の数が先天的・遺伝的
に少ないことが原因なんだってさ。
背が低いことで知られるピグミー族も受容体の数が少ないだけで、成長ホルモン
分泌量は他の普通身長の部族とほぼ同じなのらしい。つまり、
「身長の高低には成長ホルモン受容体の数の大小が大きく関わっている」ということ。