膠原病 その8

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231病弱名無しさん
225のwebについて、もうちっとこなれた訳
>私は59歳女性で、26年以上まえから全身型重症筋無力症です。メスチノン(抗
コリンエステラーゼ剤)と時にプレドニソロン、あと5年以上イムラン(免疫抑
制剤)投与されましたが、疾患のコントロールはよくありません。また私は、ル
ープスと強皮症の存在から混合型結合組織病(MCTD)も合併しています。ま
た末梢神経障害も生じましたが、これは単クローン性ガンマグロブリン血症に
よるものと考えられました。そこで血液内科医の勧めで、週1回で計4回のリツ
キサン静注療法を行いました。神経症状は目立った回復はありませんでしたが、
驚くべきことがおきました。重症筋無力症と診断されてからの体力的なレベル
が改善、以前よりも動けるようになったのです。いまもメスチノンを服用して
いますが、トレッドミルで30分歩いたり、エアロバイクを30分こいだり出来
るようになり、いろいろな家事をしたり買い物に行ったりできるようになりま
した。血液内科医によると、このようなこと(リツキサンによる症状改善)は、
他の自己免疫疾患患者でもみられるとのことです。このような事例はほかにあ
るのでしょうか。

それにたいするメイヨークリニックの医師の返答
>このような情報を提供していただきありがとうございます。リツキサン(又
はリツキシマブ)は、Bリンパ球の表面抗原にたいする抗体で、循環血中のB
リンパ球を減少、除去します。重症筋無力症で、アセチルコリンレセプター
に対する抗体を産生しているBリンパ球もここ(リツキサンによって除去され
るBリンパ球)に含まれます。重症筋無力症にたいするリツキサンの大規模な
研究はありませんが、今回お寄せいただいた情報は重要なものです。これは、
メスチノンやプレドニゾロンに抵抗性の重症筋無力症患者にたいする治療法の
基礎となるかも知れません。