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病弱名無しさん:
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#5632 頭 2002/03/15 仙道講座
あの講座がキッカケで、私自身も、かなり気感が強くなった様です。
最初は全員で練気功をやってたんですが、発生するのは陰気ばかりで、初日は
曇り空が続いてましたね。
先生がこられたのは2日目で、余りに陰気ばかりで部屋が寒かったので、
動功を思い切りやらされました。
お陰で陽気も発生し、一気に行も進みましたね。
やはり練気功と動功は高藤仙道の基本のようです。
上半身はともかく、下半身を鍛えることは重要の様です。
先生に習う時は、とにかく動功を徹底的にやらされると思って下さい。
最初はキツイですが、陽気が発生すると、不思議な事に気分がハイになって
苦痛も消え、どんどん回数がこなせる様になります。
丁度、マラソンランナーが体験する、ランナーズハイの様な感じですね。
下半身の強さ=精力の強さ=陽気の強さの様です。
仙道に限らず、何をするにしても、結局はその志の高さがレベルを決定する様です。
高藤先生も仙道をやるには、まず何よりも、一生を掛けて追求するべき生き甲斐を
持たないと駄目だと仰っていました。仙道をやるのは、単なる手段と云う訳です。
本ではこんな事は書いておられないし、先生の事を誤解されてる方もおられる様ですが...
まだ、大陸書房で本を出されていた頃は、2000円くらいで教えておられたそうですよ。
でも、私を含めて殆どの人は、本当は仙道をやりたいのではなく、超能力やオカルト
が目的で先生の仙道を利用しようとした訳で、先生もそれならと、ビジネスとして
割り切って教える様になったそうです。
366. 面白エピソード@ 頭 2002/08/13 (火) 18:31
学研から出ていた『仙道帝財術』と云う本は、皆さんも読まれたと思いますが、
それにまつわる面白いエピソードと云うか、暴露ネタをひとつ。
先生のお弟子さんの一人が、仙道の合宿に参加したかったのだが、
生憎、お金がなかったので、気を使ったお金の引き寄せ法を試したそうです。
札束のイメージに気を集中させ、物質化させると云う方法ですが、
ある日、ふと部屋の隅に目をやると、紙屑が部屋に落ちていたので、
目を凝らして見ると、何と!万札が数枚落ちているではありませんか!
そんな所に万札が落ちている筈はないし、おかしいなと思っていると、
次の日にも部屋に万札が現れたそうです。何日かその奇跡は続き、
結局、合宿の参加費用(20万くらいだったかな?)が、全額揃ったそうな。
でも、実はこの話には裏があったのです。実は・・・
そのお金は、その人が道で拾った物でした。早い話が猫ババです。
先生も、始めはそのままを本に書くつもりでしたが、編集部の人に、
“それは拾得物隠匿罪と云う犯罪だから、本に書くのはまずいでしょ?”
と反対され、仕方なく、かなり脚色された形で書いたと云うことです。
今はあの本は絶版になっているし、時効だから、暴露しちゃいました!
夢がなくなって、ちょっとがっかりしたかな?
でも、願望と云うのは日常的な出来事を通して叶えられるのが普通だから、
いくら何でも、サイババみたく物質化させると云うのは、ちと無理があるかも?
371. Re^2: 面白エピソード@ 頭 2002/08/14 (水) 03:34
僕も練気功の講師をしていた時、帝財術のエピソードは色々と耳にしました。
お金の引き寄せ法を使った結果は、殆ど例外なく、“その人が普段やって
いる仕事を通じて”と云う形で現れる様です。
但しサラリーマンの場合は、収入は基本的に固定給なので、
帝財術を使ってもダイレクトに収入に繋がる事は無い様です。
要するに、いくら気のパワーを使ってお金を引っ張っても、
それを実現させる現実的な手段が無ければ、無意味だということですね。
そう云えば思い出しましたが、新しく練気功の講師を募集した時、
仙道をやりたくて高校を中退して来たと云う人がいました。その時の会話・・・
Kさん『君はこれから、どうやって生活して行くつもり?』
その彼『帝財術を使って・・・』
一同 『・・・・』
今も昔も、超能力や願望達成法、気のパワーさえ使えば、何もしなくても
お金持ちになれと勘違いする人が多いいみたいです。最も、僕もそう思っ
ていた時期はありましたが(苦笑)
やはり、まずは現実的な実務能力がなければ、実際にお金を稼ぐのは無理です。
先生ご自身も、“本当の帝財術と云うのは、お金の管理をきちんとやる事”
と仰っておりました。
だから、先生はお金には滅茶苦茶厳しいかったです(お金に限りませんが)。
何でも、若い頃に色々と商売をなさったそうですが、悉く失敗されたそうで、
その時の体験から学ばれたそうです。
373. 補足説明(*^m^*) 頭 2002/08/14 (水) 04:22
おはようさん(早過ぎ!)変な時間に目が覚めてしまいました。
先生の本を読んでいると云う前提で書いてるので、ちと説明不足でした。
合宿の参加費用を手に入れる為に、お金の引き寄せ法を使った結果、
道端でお金を拾う(猫ババ)と云う現実的な形で叶ったんだけど・・・
先生も始めは、そのエピソードをそのまま本に書くつもりだったらしい。
でも、編集部の人から、それは犯罪だから公の本に書くのはまずいですよ!
と反対され、仕方がないから、部屋から突然お金が出現した(物質化した)
と云う話に作り変えたんよ。その方が面白いし( ̄▽ ̄) ニヤ
願望実現に関しては、僕もいくつか経験ある。お金がらみだと・・・
ある団体に属してた時だけど、急に、レイキマスターにならないかと言われ、
金額も格安と云う事なんで、取り合えずOKをしました。
でも、格安といっても15万くらいはかかるから、急に作れる金額じゃないし、
取り合えず、願望達成法を使ってみました。タイムリミットは2週間。
ちょうど、その時期は次の部屋に引っ越す予定だったんだけど、
何と!家主さんが敷金と礼金を、ほぼ全額返してくれたんよ!金額もほぼ必要額!
引越しはその前から決めてたし、敷金と礼金の事も入居する時に聞いてたから、
願望達成は関係ない様に見えるかも知れないけど、今までの経験から言うと、
願望が達成される時は、必ずしも通常の時間の流れに沿うとは限らず、
その時の状況で、一番無理のない自然な形で叶うことが多いいみたい。
結局、願望なんて、願った本人が気付かないくらい、
自然にさり気なく叶うのがベストだと思うだによ。
でも、願う願わないに関わらず、必要な時に必要な物や事に出逢ったり、
後で考えたら、結局、全て辻褄が合ってたと感じる事は確かにあるよね。
377. 練気功について 頭 2002/08/14 (水) 14:58
練気功と云うのは、高藤先生のオリジナル(自己流)だと思っておられる方
が多いい様ですが、そんな事は決してなくて、れっきとした伝統を踏まえた物です。
元になっているのは少林系の武術気功で、高藤先生は少林拳と蟷螂拳の達人でした。
何でも、一時期は武術オンリーの生活をなさっていた様で、師匠に就いて朝から晩
まで武術の練習をされたそうです。先生の師匠のお名前はお聞きした事はないです
が、結構手荒い教え方をする方だったそうです。
先生いわく、本当の武術家と云うのは相当に偏屈な人が多いいらしく、政府とは
折り合いが悪いそうで、中国から日本にやって来る政府公認の武術家には、本物は
居ないとの事です。
練気功の動きと云うのは、全て、そのまま武術として応用する事が可能で、練気功
をキチンとやっていれば、わざわざ他の武術の練習をする必要はないそうです。
先生の秘書をされていた小林さん(ビデオでお馴染み)は、ハイ腕の動作を毎日
3時間くらい練習したお陰で、相手のどんな攻撃でも自在に捌く事が出来る様に
なったらしいです。
僕自身は先生に武術をならった事はありませんが、聞く所によると、素手素面の
状態で木刀や棍棒で殴り合いをさせると云う、相当に荒っぽい教え方だったそう
です。近くの体育館を借りて教えておられたのですが、練習が終わると当たり
一面に血が飛び散っていて、掃除するのが大変だったとか!?
事務所のロッカーに木刀や棒、剣道の面が置いてありました。
何でも、面などの防具を着けると、相手の攻撃を避ける事をしなくなるとかで、
なるべく防具なしで直接殴り合うのが良いそうです。
ちなみに、先程の小林さんと、もう一人渡辺さんと云う人は、先生に言わせれば、
痛みと云う感覚を感じない人種だそうで、二人に殴り合いをさせると、血を流し
ながら、お互いの頭を思い切り殴り合っていたそうです。
378. Re: 練気功について まんぼお 2002/08/14 (水) 15:40
> 練気功と云うのは、高藤先生のオリジナル(自己流)だと思っておられる方
> が多いい様ですが、そんな事は決してなくて、れっきとした伝統を踏まえた物
> です。
そうなんですか!なかなか興味深いお話です。
恐縮ですが、頭さんに一つ質問させてください。
練気功の抱膝ってどう意味(効果?)があるんでしょうか?
練気功の他の動作は大体、気の感覚を感じるのですが、
抱膝だけは、いまいち意味が分かりません。ただラジオ体操の終わりの深呼吸
程度としか考えてないのですが、そのようなものなのでしょうか?
379. やっと分かった (^^) プル [URL] 2002/08/14 (水) 20:38
こんばんは、頭さん。
> でも、編集部の人から、それは犯罪だから公の本に書くのはまずいですよ!
> と反対され、仕方がないから、部屋から突然お金が出現した(物質化した)
> と云う話に作り変えたんよ。その方が面白いし( ̄▽ ̄) ニヤ
おぉ、そゆ話でしたか。
納得。(^^)
しかし、唐突に「物質化」という発想が出るあたり……。
スゲ。
380. う〜んと・・・(^◇^;) 頭 2002/08/15 (木) 11:20
>しかし、唐突に「物質化」という発想が出るあたり……。
>スゲ。
何せ・・・・ムーブックスだから(^_^;)
>練気功の抱膝ってどう意味(効果?)があるんでしょうか?
>練気功の他の動作は大体、気の感覚を感じるのですが、
>抱膝だけは、いまいち意味が分かりません。ただラジオ体操の終わり
>の深呼吸程度としか考えてないのですが、そのようなものなの
>でしょうか?
う〜ん・・・正直に言うと、先生の下を去ってから、練気功も全然
やっていないので、練気功の動作自体も殆ど覚えていない状態なんです(^_^;)
一度、先生に講師全員の練気功の試験をやって頂いた事があるのですが、
その時に渡された用紙に、練気功の各動作はそれぞれ経絡に対応していて、
え〜と、例えばスワイショウの様な捻る動作は腎系の動きだとか何とか・・・
でも、10年も前の話なので、詳しい事は憶えてないですf(^_^;)スンマソ
385. 練気功についてA 頭 2002/08/18 (日) 18:21
これは、先輩の弟子の人から聞いた話です。練気功で息を吐く場合、
鼻から吐く方法と口から吐く方法とがありますが、その使い分けは、
頭の邪気を抜く場合は鼻を使い、内臓の邪気を抜く場合は、主に口から
吐くそうです。特に内臓の邪気を抜く場合、邪気の溜まっている箇所に
意識をかけると良いそうです。
息を吐くときの強さも、邪気を抜く事を主な目的とする場合は、少し
強めに吐けば良いそうですが、余り呼気を強くし過ぎると、気が抜け
過ぎてしまうので、注意が必要との事です。
何度か、先生に練気功の手本を見せて頂いた事がありますが、先生の
呼吸はごく自然と云うか、動作に合わせて、軽く鼻から吐く程度でした。
これも先輩の弟子の人に聞いた話ですが、“奇跡の超人気功法”では、
練気功をやってから、動功をやると書かれてありますが、本当は逆で、
まず動功をやった後に練気功をやるのだそうです。
390. 遁甲魔術の話・・・・ 頭 2002/08/19 (月) 03:09
僕がカルチャーセンターやスポーツクラブで、練気功の講師をやって
いた時は、生徒さんはオバちゃん、お姉ちゃんが中心だったので、
動功なんてさせられないし、仙道に興味を持っている人なんて居ない
だろうから、簡単な導引と練気功を中心に教えておりました。
しかし、世の中は面白い物で、そんな場所でも仙道と云うか、
高藤先生を知っていて、興味を持っている人は居るんですよね!
そのオバちゃんは、必要もないのに教室の中まで毛皮のコートを
着て来る様な人で、要するに見栄っ張りと云うか、自己顕示欲の塊
の様な人でした。
練習が終わった後、上目使いで近づいて来て、僕の先生の名前を聞いて
来たので、迂闊にも、僕は高藤先生の名前を喋ってしまったのでした。
まさか、そんな場所で先生の名前を知っているなんて思わなかったし・・・
所がそのオバさん、先生の大ファンだそうで、本を読んでいるとか。
さらに、僕の気のパワーが気に入ったとかで、これから家に来て、
ヒーリングしてくれないかと頼まれてしまいました。
かなり迷いましたが、1回に一万円くれるとかで、貧乏内弟子の僕
としては、お金の魅力に負け、引き受けてしまったのでした。
後で、そのオバさんの目論見を知って、逃げたくなりましたが、
それなりに面白い経験もしました。その、面白い経験とは?
次回に続く・・・・
399. 遁甲魔術の話・・・・A 頭 2002/08/20 (火) 02:32
後日、そのオバさんの家に行く破目になってしまったんだけど、
旦那さんはお医者さんで、都内に単身赴任をしているらしく、
その家には、小学生の子供さんと二人で暮らしておりました。
何でもそのオバさんは、知る人ぞ知る、有名な占い師らしく、
会員を千人以上も抱える、大きな組織を主催してるとかで、
普段は周囲や近所の人には正体を隠してるそうです。
でも、その割には目立つ様な事するし、表札には、しっかりと
“芸名”が書かれてあるし・・・(要するに本当は気付いて欲し
いんです)。
そのオバさんの主催する会のパーティーのビデオを見せて
貰ったのですが、出席者の中には、○○トリーの会長とか、
三○物産の会長とか、色々な芸能人とかも居た様な気がします。
要するに、政治家や実業家、芸能人のお抱え占い師と云った所で、
Drコパみたいな意味での、有名占い師とは、ちと違ってました。
専門は鬼門遁甲らしく、旦那さんの仕事の都合で東南アジアに
行っていた時に、現地の師匠に弟子入りして学んだそうです。
そのオバさんいわく、「日本で本当の鬼門遁甲を知ってるのは、
あたしっきゃ居ないんだから!」と申しておりました。
月に何回か、紀尾井町のサロンで勉強会を開いているらしく、
そこで気功を教えてくれないかと頼まれてしまいました。
本当は断りたかったのですが、事務所に帰って皆に話した所、
先生が、せっかくの金儲けのチャンスだから行け!と仰るので、
仕事だし、仕方なく嫌々行く事にしました。
次回に続く・・・
405. 遁甲魔術の話・・・・B 頭 2002/08/21 (水) 16:34
いよいよ、占い師のオバさんの勉強会とやらに参加する当日、
そのオバさんに連れられて、会場まで行く事になりました。
地下鉄の赤坂駅からタクシーに乗り、ホテルニューオータニの
前を通って、会場の在る紀尾井町クラブとやらへ到着。
普段なら、こんな場所には、まず来る事はないでしょうね。
余談ですが、先生は赤坂に住んでおられた事もあったそうです。
そのビルに入ると、僕はトイレでカンフー着に着替えました。
トイレから目的の会場へ行く途中、受付の前を通るのですが、
受付に座っていたお姉さん二人が、いかにも胡散臭い物を見る
様な目で、僕の方を見ておりました。僕は只でさえ怪しいのに、
場違いな人間が、場違いな格好でウロウロしていたら当然かも?
僕は愛想笑いを浮かべながら、受付の前を通り過ぎました。
ノックして部屋の中へ入ると、女性ばかり、20名程おりました。
何でも、女性だけが集まる勉強会だそうで、男は僕だけでした。
一人づつ自己紹介して貰ったのですが、○○会社の社長の奥さん
とか、○○グループの会長の奥さんとか、女性経営者とか・・・
それと、何処かで見覚えのある顔が有るな〜と思ったら、女優の
川島なお美と、大桃美代子とか云う芸能人の人もおりました。
10年前だったから、川島なお美は、まだ失楽園で大ブレイク
する前だったと思います。僕の世代にとってはアイドル時代の
イメージが強いですが、実物も、とても可愛いらしかったです。
続く・・・
408. 遁甲魔術の話・・・・C 頭 2002/08/22 (木) 07:03
随分と前振りが長くなってしまいました。書いている内に
色々と思い出してしまったもので・・・すいませんでしたm(_ _)m
さて、ここから本題に入って行きます。
ある日の夜、占い師のオバさんから電話がかかってきました。
『仙道魔術遁甲の法』を読んで、高藤先生に失望したとのこと。
遁甲の専門家の目から見ると、あの本に書かれてある内容は、
お話にならないくらいに滅茶苦茶と云うことらしいです。
別に驚きはしなかったですよ。むしろ当然かも?と思いました。
以前、先生が高弟のSさんと会話する様な形で皆に話してくれ
たことがあります。Sさんは遁甲魔術の実験に参加した人です。
本の中に実名で登場しているので、分かると思いますが・・・・
余談ですが、あの本の中で遁甲服を着て写真に写っている人物は
Nさんと云う人で、一緒に練気功の講師をしていました。
彼は僕より先輩ですが、遁甲魔術の実験には参加してないです。
すいません、話を元に戻しますm(_ _)m
どう云う会話の流れだったか、細かい事は憶えていませんが・・・
先生『あの本を読んで(遁甲魔術が)出来る様になると思う?』
S氏『・・・・・(首をかしげて無言)』
先生『無理だよな!実際のやり方は全然違うんだから(笑)』
僕自身が遁甲魔術を習ったことがないので、何処がどう違うのか
は全く分かりませんが、とのかく、あの本に書かれている事と、
実際の仙道魔術遁甲の法とは、やり方が全く違うそうです。
少しでも鬼門遁甲の勉強をされた方の目から見れば、
あの本は、相当にデタラメに見えるそうです。
但し、それは高藤先生が本当のことを隠す為に、あえて間違った
ことを書いたのですから、先生が本当の遁甲をご存知ない訳では
ないと云うことは付け加えておきます。
418. Re^2: 遁甲魔術の話・・・・C 頭 2002/08/23 (金) 05:42
> そうではないかとは思ってたけど、結構ショック。
> 剣仙や、色、門、神将のイメージだけ使うぶんには結構効果ある
> んですが、それ以上は本だけでは無理なんだろうなあ。
> 組み紐とかは、作ろうとするだけ無駄って感じですねえ。
何人かの人から、同じ様な感想のメールを頂きました。
先生の本を頼りに独習している人達には、相当にショック
だったみたいです。僕も正直、読む人の希望を打ち砕く
結果になるかも?と云う危惧は持ってましたが・・・・
先生の本が贋物と云うつもりはないし、本で独習しても、
それなりに効果のある人が居るのは事実だから・・・
基本的に高藤先生の本は、無料のお試しサンプルくらい
に思って取り組むのが正しいと思います。これからも、
本に書いてあることと実際の違いについては書いて行く
つもりです。但し、僕自身の経験とかではなく、
先生が仰ったことを、そのまま忠実に再現するだけなんで、
突っ込まれても、多分答えられないとは思いますが・・・・
勿論、先生の人となりや考え方も出来る限り書きたいけど、
なにぶん先生のお話しされた内容に対して、僕の理解力が及
ばない部分が、あまりにも沢山あり過ぎて、読んでいる人に
誤解を与えるんでは?云う心配が無きにしもあらずで・・・・
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/26(Mon) 16:57:31
先生が学研から「秘法!超能力仙道入門」をお出しになったのは、
恐らく30代の前半〜半ばくらいではなかったかと思います。
それまでは仙道修行中心で、食うや食わずの生活をしておられたとの事です。
思い切って言ってしまいますが、これは私自身が先生にお聞きしたことです。
私 『本を読んだだけで、自分で独習はできますか?』
先生『無理!出来る様な書き方はしていないから!』
本では、いかにも誰でも簡単に出来そうな書き方をしておられますが、
実際は弟子の中でも、本当の小周天さえ出来た人は数える程しかいないらしいです。
只、本当のことを書いてしまうと本が売れないので、学研編集部の方針として、
「誰にでもすぐに出来る」と云う書き方をして欲しいと依頼されたのが真相の様です。
要するに、売ることを目的とした書き方をされていたと云うことです。
ましてや先生ご自身の為さっていた修行と公刊の本とでは、相当の隔たりがあると思われます。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/27(Tue) 11:55:30
仙道に限らず医学書などもそうですが、中国の伝書類というのは
表現方法が極めて文学的で、それらを真に理解しようと思えば中国の文化についても深く学ぶ
必要があるらしいのです。当然のことですが、高藤先生は漢方の研究もされておられた様で、
傷寒論等をある程度理解できる様になるまで10年近く掛かったとのことです。
先生が体系化された仙道は、初級・中級・上級・最上級とありましたが、本当にキチンと
教えようと思えば、一人一人に合わせた詳細なマニュアルを作成しなければならないらしく、
特に上の段階に行けば行く程その必要があるそうです。
例えて言えば風邪を引いた場合、通常の病院に行っても誰でも同じ様な薬しか与えて
貰えませんが、漢方の場合だと、一人一人に合わせた処方をしてくれるのと似ていますね。
本場の名人になると、一生涯に同じ処方をすることは二度とないらしく、それだけ個人差
という部分は大きいということらしいです。
個人個人に合わせた詳細なマニュアルを作ろうと思えば、当然のことながら仙道という
文化全体を体系的に把握しておかなければ無理な筈で、漢方なども含めて色々なことを
勉強されていたようです。
425. 高藤仙道・・・ 頭 2002/08/27 (火) 19:00
先生が体系化されていた、いわゆる「高藤仙道」の内容ですが・・・・
初級コース(練気功・動功などの外功)。中級コース(小周天・全身周天・夢見)。
上級コース(大周天・出神)。最上級コース=(仙道魔術遁甲の法)。
各コースの一覧表には、さらに詳細な項目が書かれてありましたが、
もう、10年も昔のことなので、大雑把な内容しか憶えていないいです。
ちなみに、最上級コースまで受けることが出来たのは僅か5人足らずで、
例の本に書かれてあった仙道魔術の講習会が最初で最後の最上級コースでした。
毎月、内功の会というのもありましたが、それが別途で1万5千円だったかな?
僕は初級しか受けられませんでしたが、親に借金をして受講しました。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/27(Tue) 19:35:58
高藤先生いわく・・・・
『俺の様に悟った奴は、師匠なしでも一人で出来る。でも、駄目な奴はどんな
良い師匠に就いても駄目だ!』
これは、先生が武術の修行に打ち込んでおられた時の話ですが・・・
『誰も俺には敵わなかった!才能があったからじゃない。俺より才能の
ある奴は一杯いた。俺は本気だったからだ!』
才能や素質というのは、どれだけ本気になれるかと云うことの様です。
本気で求めた時に、否が応でも“力”が導き、連れて行ってくれるのかも知れません。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/29(Thu) 03:11:22
先生が仙道に出会い、修行を始められたのは20代の半ばで、文字通り修行三昧の
毎日だったとか。
当然、マトモに仕事などする余裕も時間もなく、赤貧洗うがごとき生活ぶりだった
そうです。
当時の様子を振り返って、『俺はこのまま死んでも良いと思った!』そう仰って
おられました。
しかし、いくら最低限の生活ぶりだとしても、やはり必要最小限度の生活費は
かかる訳で、もう少しで良い所に行ける!と云う所で生活費がなくなり、仕方
なく行を中断しては、チラシ配りや運送屋等でアルバイトをしたりして、生活費
を稼いでおられた様です。
そう云うことを繰り返している内に、仙道に専念するには、まず生活を安定させる
必要があると考え、物書きとしての成功を目指された訳です。
ですから学研の本は、何よりも売る目的で書かれた物です。
先生は常日頃・・・・『金がなかったら働かないといけない!働くと仙道をやる
時間がなくなる!
だから、お前らも本当に仙道をやりたかったら金儲けを考えろ!俺が商売のやり方
を教えてやる!』と仰っていました。
当時は各地に気功の教室を開いていましたが、いずれは私達を独立させ、自分で
稼げる様にさせたかった様です。
『金があったら働かなくて済む!その開いた時間で仙道をやれ!金が目的じゃ
ないんだよ!』とも仰っていました・・・
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/29(Thu) 13:46:37
先生が世界放浪を為さっていたのは、20代前半〜20代の半ばではなかった
かと思います。その放浪生活の疲れで身体を壊してしまわれ、それを治す為に
仙道をお始めになったのが、そのそもの動機ですね。
確かに大陸書房で本を出されていた頃は、発行部数も数千部程度で、
殆ど雀の涙程度の収入にしかならなかった様です。
仙道を極めるという一点にのみ意識を集中されていたので、金を儲ける等、
世俗的なことには関心がなかったのですね。
そんな修行三昧の日々の中で、瞑想中に「無」の深淵を覗き、自我の消滅を
体験する直前に、まだ、高藤聡一郎「個人」としての煩悩を燃やし尽くす
必要性に気付かれ、それからは一転して現実の世界へと立ち返り、やり残した
ことを全てやってやろう!と決意されたとか。それから現実の運が急に
開け始め、学研のムーブックスで一連のヒット作を生み出し、経済的にも
恵まれる様になったそうです。
一時は本当に死に物狂いで本を書きまくっておられたらしく、そのストレス
のせいで、白髪だらけになってしまわれた様です。
先生は結構シャイな部分もお持ちで、そのことを気にされてか、何時も帽子
をかぶっておられました。
先生のお話を総合すると、仙道魔術と云うのは物理的な現象を引き起こす為
の術と云うよりも、諸葛孔明の使った八門遁甲の術の様な、一種の幻惑の術
に近いのではないかと思われます。カルロスカスタネダが幻覚剤の助けを
借りたり、師匠のドンファンに様々な術を見せられて、変性意識状態を体験
するのと同じ様な体験ではないでしょうか。
私も何度か、『お前さん、相当に先天の気が漏れているぞ!』と注意された
ものです。親との関係が歪んでいるとも・・・
当然、気の感覚で感じておられたでしょうし、もっと深い部分、いわゆる
因縁とかカルマの様な物も「観る」ことがお出来になった様ですよ。
先生が弟子のKさんの背負っている物を「観た」時に、巨大な黒い雲の中に、
無数の髑髏がひしめき合って回転しているイメージとして見えたそうです。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/08/30(Fri) 13:09:33
正直言いまして、私なんかは先生と中途半端な関わり方しかしておりませんので、
返って気楽にと言いますか、客観的に感情を交えずに書ける部分があるのかも
知れません。
だから、私なんぞより長期間先生の側に居て、もっと深い教えを学んだ方達から
見れば、私の書き込みなど一笑に付されるのが落ちかと思います。
只、そういった立場の人達が、こういった公の場所で先生の話題を提供してくれる
と云うことは、恐らく無いかも知れませんが・・・・
私も先生の語られたことは、断片的に記憶に残っている程度で、果たして先生が
本当は何を伝えようとしていたのか、あるいは為さろうとしていたのかは
分かりません。
これは、飽くまで私個人の独断でしかありませんが、高藤先生には本当の意味
での弟子といいますか、後継者は居られないのではないか?と思っています。
私が先生にお会いしたのは、10年も前のことなので、その後の状況などは
分かりませんが、私の知っている限りの先生の言葉からは、そう云った寂しさ
みたいなものを感じました・・・・
438. 本当の小周天のやり方・・・・ 頭 2002/08/30 (金) 13:49
本来の伝統的仙道の内丹法ですが、基本と言われる小周天の達成まで、
一日に3〜4時間座って5年。築基の段階を含めると、最低6年は掛かる模様。
だから、高藤先生から直接習った人の中にも、
本当の小周天の出来た人は数えるくらいしかいなかったそうですよ。
伝統的な内丹のやり方については、島田明徳氏の「気の意味」と云う本に
その詳しい描写が載っていますので、宜しかったら参考にして見て下さい。
それでは、高藤先生ご自身が語った、本当の小周天のやり方とは如何に?
441. 本当の小周天のやり方・・・・A 頭 2002/08/30 (金) 13:54
先生『本当の小周天は、回しちゃいけないんだよ(笑)』
一同『(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)』
先生『自然に回るまで、待ってなきゃ〜いけないんだよ』
一同『・・・・・・・』
要するに、丹田で練った陽気(クンダリニー)が飽和状態になって、
自然に全身を循環し始めるまで、辛抱強く待たなければいけないとの事です。
実際の仙道修行と云うのはとても「地味」で、時間のかかる作業らしいです・・・
気の巡り方にも色々なパターンがあって、督脈から任脈を「回る」と云うのは、
その中のひとつのパターンに過ぎないそうで、気の色々な循環の仕方は、
「秘法 超能力仙道入門」に書いてあったと思います。
何故、先生が本当のやり方を書かなかったのかと云えば、やはり危険だから
と云った理由が最も大きいと思います。本の通りにやっても、恐らくは、
殆どの人が大した変化を感じられないと思いますが・・・それも当然でしょう。
そうでなければ廃人が続出していた筈で、
そんな危険なことを不特定多数の読者相手の本で書ける訳がありません。
443. お久しぶりです みや 2002/08/31 (土) 14:58
頭さん、はじめまして。わたしも高藤系なので、興味深く読ませて
頂いています。
よろしくお願いします。
「小周天は回してはいけない」
やっぱりそうだったんですが・・・・。
何となくそんな気はしてたんですが。
高藤本って、けっこう謎掛け的要素が強いのかもしれませんね。
1、本気で勉強し、修行する人は、本が極めて不十分だと気がつくはず。
叩き台として頑張ってくれ。
2、自分の頭で考えず、無批判に盲信する人は、毒にも薬にもならない
内容をやらせていたほうが、むしろ本人のため。
3、読み物として読む人は、どうぞ楽しんでください。
こんな感じだったのではないでしょうか。
449. Re: お久しぶりです 頭 2002/08/31 (土) 16:22
> それも物凄く。こちらで初めての方はじめまして、みやと申します。
> 頭さん、はじめまして。わたしも高藤系なので、興味深く読ませて
> 頂いています。よろしくお願いします。
みやさん、始めましてm(_ _)m
> 「小周天は回してはいけない」
> やっぱりそうだったんですが・・・・。
> 何となくそんな気はしてたんですが。
これは、伝統派の方もよく仰っていますよね。
> 高藤本って、けっこう謎掛け的要素が強いのかもしれませんね。
> 1、本気で勉強し、修行する人は、本が極めて不十分だと気がつくはず。
> 叩き台として頑張ってくれ。
> 2、自分の頭で考えず、無批判に盲信する人は、毒にも薬にもならない
> 内容をやらせていたほうが、むしろ本人のため。
> 3、読み物として読む人は、どうぞ楽しんでください。
> こんな感じだったのではないでしょうか。
正にその通り!そのスタンスが一番ノーマルだし、
何よりも先生ご自身の望んだことだと思います。
先生の本をよく読めば、先生の本音の部分も十分に読み取れる訳で、
何かや誰かを盲信してしまうと、自分勝手な解釈しか出来なくなる様です。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/01(Sun) 15:24:39
自然に気が周り出すまで待つと云うやり方は、伝統的練丹法で
よく言われていますよね。
高藤先生が仙道をお始めになったそもそもの動機と云うのは、病気の治療
の為ですが、その時の様子は「仙人になる法」に書いてある通りです。
その時に修行なさった小周天と云うのは、恐らく初歩的な小周天(意念周天)
だと思われます。
健康を回復された後、仙道の行を止めようとすると急に身体の調子が悪くなり、
それを治療する為に痛みの発生した場所に気を集中させていると、自然に行が
先に先にと進んで行ったそうで、先生は「内なる力」に仙道をさせられたと
仰っていました。
その過程で初歩的小周天〜本当の小周天〜大周天に進まれた模様です。
先生が「仙人不老不死学」の中で書いておられた大周天型の陽気の上昇や、
「秘法 超能力仙道入門」の中の急激型の大周天こそ、実は真の小周天達成
に当る様です(その為の呼吸法も在った気がします)。
「気」と云うのは大雑把に分けると、正気(陽気・陰気)と邪気とに分類
されますが、当然の事ながら、仙道の修行を進めて行く上で、何よりも重要
なのは「陽気」の発生です。これはかなり体質に左右される物で、個人差は
勿論ですが、民族による差と云うのが大きいらしく、それらの違いが各民族の
修行体系の違いを生み出している様です。
例えば、日本の古神道の行でも陽気を発生させるそうですが、それは仙道で
生み出される陽気とは、また質の違うエネルギーなのだそうです。
大雑把な分類ですが、日本人・中国人・西洋人の体質を比較した場合に、
一番陽気の発生しやすいのは中国人で、その次が西洋人、日本人は仙道的に
見た場合、一番陽気を発生させにくい体質らしいのです。
体質の違いを生む一番の原因はやはり食べ物で、肉食民族=陽気、
菜食民族=陰気と云う分類が成り立つそうです。
それとやはり食べる「量」ですね。
仙人と云えば、淡白な物を少量しか食べないと云うイメージが有りますが、
それは、かなり先へ進んだ段階の話であって、最初は、とにかく食べまくる
必要があるとのことです。先生に言わせると、今の日本人は根本的に
エネルギーが不足しているので、2人前や3人前くらい平気で食べるくらい
でないと仙道は出来ない!と仰っていました。高弟のSさんは凄い大食漢
らしく、先生と一緒に東南アジアへ旅行に行かれた時、中華のフルコースを
全部平らげた後に、さらにカレーライスとケーキ(ショートではない)を
丸ごと一つ食べてしまったそうです。勿論、むやみに大食いしても身体に悪い
だけで、動功や内功をガンガンやっていると、食べた物が全て陽気に変わる
そうで、太ったりすることはないそうです。
451. 本場の仙道事情・・・・ 頭 2002/09/01 (日) 20:19
武術と同じで、本場の仙道修行と云うのは「家伝」的な要素が強く、
北斗神拳ではありませんが、一子相伝で受け継いで行くものらしいです。
14〜15歳から修行を始めて20歳くらいになると一旦修行を止め、
それから普通に結婚して家庭を持ち、子供を作るそうです。
勿論、その間にも何もしない訳ではなく、
気のパワーが落ちない様に動功くらいは続けるそうですが・・・・
そして50歳を過ぎ、定年退職をしてから本格的に仙道修行を再開する
との事です。
453. Re^2: お久しぶりです みや 2002/09/03 (火) 00:07
頭さん、レスありがとうございます。
今の私は仙道そのものより、その周辺をうろついてますので(中医学、気功、風水など)
、小周天についての各派の理論には詳しくありませんが、「森羅万象すべてが気の流れ
であり、流れが理であるなら、「機(気)満ちれば事(小周天)は自然に成る」のでは
ないか。充分に強い陽気で丹田を満たせば、意念でひっぱり回さなくても陽気が勝手に
回ってくれるのではないか」と思ってました(ていうかこれ、急激型の大周天ですね)。
でも発狂は嫌なので、やはり意念で回したほうがいいですね(^^;)。
今までいろいろ勉強する過程で、高藤本の内容に疑問を感じたり、知識の深遠さに
改めて驚いたり、本ごとのニュアンスの違いに首をひねってみたり(この辺りで
「実は謎掛けなのでは?」と思い始めましたが・・)してきましたが、
今は
「高藤本はあくまでガイドブック。但し、それがわかった上で様々なものと相対化
しながら読み込めば、やはり宝の山」
というのが私なりの結論です。
いずれにせよ、先ははるか彼方です。自分なりに歩いていくしかありませんね。
456. Re^3: お久しぶりです 頭 2002/09/03 (火) 02:26
> 今の私は仙道そのものより、その周辺をうろついてますので(中医学、気功、風水
> など)、小周天についての各派の理論には詳しくありませんが、「森羅万象すべてが
> 気の流れであり、流れが理であるなら、「機(気)満ちれば事(小周天)は自然に成る」
> のではないか。充分に強い陽気で丹田を満たせば、意念でひっぱり回さなくても陽気が
> 勝手に回ってくれるのではないか」と思ってました(ていうかこれ、急激型の大周天
> ですね)。
上でも書きましたが、「仙人不老不死学」の中の大周天型の気の上昇や、
「秘法 超能力仙道入門」の中の急激型の大周天が、実は真の小周天の様です。
> でも発狂は嫌なので、やはり意念で回したほうがいいですね(^^;)。
麻原○晃の二の舞には成りたくないですよね・・・(; ̄▽ ̄)オロオロ
> 今までいろいろ勉強する過程で、高藤本の内容に疑問を感じたり、知識の深遠さ
> に改めて驚いたり、本ごとのニュアンスの違いに首をひねってみたり(この辺りで
> 「実は謎掛けなのでは?」と思い始めましたが・・)してきましたが、今は「高藤本は
> あくまでガイドブック。但し、それがわかった上で様々なものと相対化しながら読み
> 込めば、やはり宝の山」というのが私なりの結論です。
> いずれにせよ、先ははるか彼方です。自分なりに歩いていくしかありませんね。
どうせなら、途中の景色を楽しみながら歩きたいもんですな〜♪
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/03(Tue) 02:49:35
何故、先生が姿を消してしまわれたのか?何処に行ってしまわれたのか?
やはり皆さん、それが最大の関心事の様ですね(笑)。前にも書かせて頂きましたが、
先生は常々、誰にも分からない所へ雲隠れをすると云う意味のことは、よく仰っていました。
『○十年は遊んで暮らせるだけの金は貯まったし、そろそろトンヅラするかな(笑)』
『ムーの編集部も、誰も、俺の居所が突き止められない所へ消えちまうよ!(笑)』
高藤先生は、学研の様な商業ベースに乗った本とは別に、自分で小さな出版社でも興し、
本当に伝えたかったことを、本にして出版してみたいと云う気持ちを持っておられた様です。
案外、まだ日本の何処かにお住まいで、細々と、書きたい本を書いておられるのかも知れません。
著者名も全然別人で、高藤先生がお書きになったと本とは、誰も気がつかないかも分かりませんが・・・・
459. ゆみみさん? 頭 2002/09/03 (火) 17:13
もし、学研本=高藤仙道そのものと云う捉え方をされているのであれば、
そう云う批判をする方がおられても、別に不思議ではありません。
『お前らもっと本を読め!あんな本(高藤本)ばかり読んでると馬鹿になるぞ!』
これは先生ご自身が、常々、私達に仰っていたことです。
他でも書きましたが、先生は学研等の商業ベースに乗った本ではなく、
ご自分で出版社を興し、色々な本を出版したいと云う希望をお持ちでした。
先生にとっての仙道は、「哲学」であり、それ以外の何物でもありません。
超能力だとか、出神だとか、不老不死だとか、そんな表層的な部分ではなく、
本当の哲学としての仙道をお説きになりたいと云う気持ちをお持ちでした。
だから、いわゆる「高藤本」を持って高藤仙道の批判をなさる方は、
逆の言い方をすると、それだけ洞察力に欠けるとも言える訳です。
> っていうか、あれだけ批判してたのになぜ弟子の方に高藤さん
> 駄目だっていわないのかな。せっかく、あらわれたんだから。
> 陰口だけ?
何度も言いますが、私は弟子ではありません。只の「弟子見習い」です。
だから、先生の語られた哲学など、私ごときには理解出来ませんし、
皆さんに質問や反論をされても、多分、答えられないと思います。
460. Re: 練気功について 頭 2002/09/04 (水) 00:24
悟空さん、始めまして。
「元」練気功の実践者ですf(^_^;)
> 初めて書きこみます。
> 高藤氏の練気功を初め出した者なのですが
> 本には回数を30回から60回を目安に書いていますが
> 第1式をその回数でやると15分から20分くらいで
> 終わりますけど本の回数でやっていて効果があるものでしょうか。
> ベテランの皆さんは一日どのくらいやっていますか。
> どのくらいやって効果が出ましたか。
> 練気功の実践者の皆さんアドバイス願いします。
高藤先生はよく、一つの動作を選んで、それを徹底的に繰り返せと仰って
いました。
お馴染みの小林さんは、「旋腕」を、毎日3時間以上も繰り返した結果、
相手のどんなパンチでも、自由自在に捌くことが出来る様になったらしいですし、
町田さんという女性は、やはり、「模魚」を、毎日3時間以上行った結果、
気に対する類稀な敏感さを身に付けたそうです。
偉そうなことを書いてますが、僕自身がそこまでやった訳ではないので、
単なる受け売りで、お恥ずかしい限りですが・・・(//・_・//)カァ〜ッ…
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/03(Tue) 20:32:02
先生の本によく登場される弟子の中で、直接存知あげている方は、Kさんと
京都のSさんです。Sさんは最上級コース(仙道魔術)まで進まれた方
ですし、「仙道帝財術入門」にも登場されていますので、ご存知の方は多いと
思います。Kさんは写真やビデオでお馴染みですし、先生の弟子の中では
一番の古株ではなかったかと思います。私と同い年なので、もし、生きて
おられれば?現在は41歳になっておられる筈です。先生と、このKさん
とのことは、正直、何処まで書いて良いのやら迷います・・・・多分、全て
の事実は書けませんので、ご承知おき下さい。他のお弟子さんとは直接お会い
したことはありませんが、よく色々と話題にされていました。名前は出せ
ませんが、時折雑誌で見かける有名な占い師さんや、気功の教室を開いて
おられる某気功師の先生も、元お弟子さんですよ(この方は当時40代前半
で、仙道魔術の本にも出てこられます)。
いつだったか、先生が弟子達に対する思いと云うか、本音を吐露されたこと
がありました。
結局、弟子達が先生に求めているのは、本当の仙道ではなく別なもので、
先生はそれを「オカルト」と表現しておられました。
『みんな、結局は俺を利用しようとしただけ!だから俺も割り切って
金を貰って教えようと思った!』
『20年俺に付いて来たら、全部教えてやるよ!俺と一緒に居ると
面白いぞ〜!』と仰っていました。
20年もついていれば、先生の仰る『本当の仙道』が理解できると云う
意味なのかどうかは分かりませんが・・・
もしかしたら、現在も限られた弟子だけを集めて、一緒に修行を続けて
おられるのかも知れません。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/03(Tue) 22:07:25
私なんかは半端者の最たる者で、先生からすれば、単なるお荷物以外の
何者でもないですよ!
結局、私の様な中途半端な気持ちの人間が、先生の下に集まって行った
せいで、先生は仙道を教える意欲を無くされたのです。
そういう意味では、私は後進の人達の仙縁を断ってしまったとも言える
のです。申し訳ないという思いで一杯です・・・・
470. Re^観る位置は? 頭 2002/09/05 (木) 02:36
> 頭さんは、元弟子見習であって、現在は、錬気功をされていない
> とのことですね。
> 元・弟子見習ということはともかく、現在錬気功をされていない
> のはどういった理由からでしょうか?
現在というより、事務所を辞めてからですね。
正確に言いますと、仙道練気功協会が解散になってからです。
僕も他の多くの人達と同じ様に、先生の本を読んで仙道に憧れ、
内弟子になれば、毎日、仙道三昧の生活が送れると甘い夢を描いていました。
勿論、現実はそんなに甘いものでは有りませんでした。
師弟の道の厳しさというものを、嫌と言うほど思い知らされた訳です。
早い話、練気功も仙道もやる気をなくしてしまったと云う事です。
> 頭さん自身は、高藤さんから学びえたことをどう評価されているのでしょうか?
高藤仙道は、高藤聡一郎「本人」にしか出来ない物だと思っています。
僕に言えることはそれだけです・・・・
> 頭さんは極力客観的に描写しようとされていると思いますが、
> 私個人としては、主観から離れた客観なんぞありえないと思って
> いますので、頭さんが立っている位置がどこなのかに興味があります。
分かり易く例えると、僕にとっての高藤先生は、学生時代によく殴られた、
怖い先生と云う感じですね(笑)その時は嫌で嫌で仕方がなかったんですが、
どういう訳か、そんな先生の方が妙に懐かしく思い出されたりするものです。
基本的に、人に物を教えたり面倒を見るのが、とても好きな方だったと思います。
ですから、今でも尊敬していますし、感謝もしています....が!“崇拝”はしていません。
批判されても仕方がない部分があったのも事実だし、その点は擁護はしません。
但し、明らかに筋違いな批判には、反論はさせて頂きます。
> 高藤さんの「哲学」の表明なり仄めかしなりは、どこにあるのでしょう?
> 私は氏の書物から、精緻な思弁も、深い精神性も感じなかったもので。
何度も言いますが、先生の本は、飽くまでも売る為の「商品」です。
だから、超能力や不思議な体験など、好奇心を煽る書き方をされていました。
本当のことを書いても、殆どの読者はそっぽを向くし、商業的に成り立ちませんので。
やはり、先生の本当のお考えを知るには、直接お話を伺うしかありませんね・・・
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/05(Thu) 03:22:59
私にとっての先生は、分かり易く例えると、学生時代によく殴られた怖い先生と
いった感じでしょうか。その時は嫌で嫌で仕方がなかったのですが、どういう訳か、
そんな先生の方が懐かしく思い出されたりする物です。
先生が、何よりも私達に求められたのは、「本気」です。
先生の生き方には、「妥協」の二文字など存在していませんでした。
弟子を本気にさせる為には、限界ギリギリまで追い詰めることも日常茶飯事で、
民主主義の現代からすると、とんでもない人権蹂躙に感じるかも知れません。
ある時、私達に向かって仰った言葉は・・・
『俺と深く関わった以上は、キッチリと最後まで落とし前をつけてもらう!
その為なら、例え、お前達を殺して犯罪者になっても構わないと思っている!
俺は(弟子の)面倒を見るということは、そういうことだと思っている・・・・』
こんな話ばかりしていると、厳しいだけの方だった様に思われるでしょうが、
基本的には人に物を教えたり、人の面倒を見たりするのが、とてもお好きな方
だったと思います。
これはまだ、大陸書房時代の貧乏暮らしをされていた頃のお話ですが、正月になると
、先生の家に当時の弟子の人達を呼んで、先生ご自身が中華風のおせち料理を作り、
皆に振舞っておられたそうです。私もある時、事務所の仕事をしたいからパソコンを
憶えたいと、フッと口に出したら、身を乗り出して、熱心にキーボードの叩き方を
教えて下さいました。
487. Re^大陸書房の本 頭 2002/09/07 (土) 22:41
> 高藤氏の本を集め始めたのですが、大陸書房の仙人シリーズもやはり
> 全て商業ベースというか、事実を曲げたり隠したり誇張したような内容なのでしょうか?
私の表現が稚拙だったせいか、あるいは言葉足らずだったせいか、
少なからず誤解を与えた様なので、新ためて書かせて頂きます。
確かに、高藤先生が売る事を最優先に、本を書いておられたことは事実です。
しかし、決して「嘘」を書いた訳でも、読者を騙した訳でもありません。
例えば、「仙道魔術遁甲の法」に書いてある様な現象は、実際に起きたそうですし、
書いてある様々な体験や現象は、基本的に全て「事実」だと思われます。
しかし、ノウハウの部分で、「真伝」を全て公開していたかと言えば、
答えは「NO」です。しかし、決して「嘘」を書いた訳では有りません。
本の通りに実行すれば、「それなり」の体験や効果は味わえる筈ですから。
しかし、考えればお分かりでしょうが、誰にでも安全に出来る技術と云うのは、
逆に言えば、「毒」にも「薬」にもならない代物と云うことでもあります。
そうでなければ、独習者の中に廃人や狂人が続出していた訳で、
そんな危険な技術を、不特定多数の読者に無責任に流せる筈がありません。
前にも書きましたが、本当の指導書を書こうと思えば、一人に一冊づつ、
その人専用のマニュアルが必要で、実際にそんな指導をしておられた様です。
大陸書房の本に関しては、売る事を優先にした訳でない詳しい良い本ですが、
まだ先生ご自身の行体系も未完成の頃で、過去の資料や伝聞を元にして書かれた
部分が多いい様です。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/08(Sun) 15:06:39
先生は温泉がお好きで(邪気を抜くのに最適)、一度だけ、先生ご自身の
馴染みの温泉宿に、全員を招待して頂いたことが有りました。
旅館の名前は忘れましたが場所は日光です。
宿に一泊し、次の日は日光の江戸村へ連れて行って頂きました。
何でも先生のお気に入りの場所らしく、日光に来られた時は必ず立ち寄って
行かれるとか。もしかしたら、今でも時々行っておられるかも知れませんね。
運が良ければ高藤先生にお会い出来るかも?知れないですよ(笑)。
行ったことのある方ならご存知でしょうが、一日では全て回りきれないくらい、
色々なアトラクションが在ります。その中に江戸時代の長屋を再現した場所が
在ったのですが、そこにお稲荷さんの祠が作ってありました。
先生がそれを指さされて、『深層意識の中に、ああ云う風景がないと、仙道は
出来ねえんだよ』と、ぽつりと漏らされたのが、今だに深く印象に残っています・・・・
490. 死ぬための仙道? 頭 2002/09/09 (月) 02:06
高藤先生は、よく私達に、色々な問いかけをしてこられました・・・・
先生『おまえら、いったい何のために仙道をやっているの?』
弟子『不老不死になるためです』
先生『周りの人間がみんな死んで行くのに、お前だけ生き残って幸せか?』
弟子『出神の術を究めるためです』
先生『あんな物(陽神)、単なる物質化した浮遊霊じゃねえかよ(笑)』
弟子『・・・・・・・・・・・・・・・・』
先生『死ぬべき時に、死ぬのが仙道なんだよ』
弟子『(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)』
498. ついに書いてしまった・・・・ 頭 2002/09/10 (火) 01:37
「死」の問題については、実は高藤仙道の核心部分と言っても過言ではないです。
正直、書きたくなかったです。今でも迷っています。でも、書いちゃったし(苦笑)。
本当は僕なんかより先生の下に長くいて、ある程度、深い部分を理解し、
体験した人が出て来て書いてくれたら良いんだけど・・・無理だろうな。
どうせ、高藤仙道はかなり誤解されているみたいだし(て言うか殆ど)、
今さら誤解させる様なことを書いても、大した違いはないし(言い訳)・・・
と言うことで、あちこち脱線するかも知れませんが、記憶を辿りながら
少しづつ書いて行きます。
499. Re: ついに書いてしまった・・・・ gch 2002/09/10 (火) 02:25
頭さん、愉しい話ありがとうございます。
頭さんが仙道を止めた件ですが、要するに、面白そうだったからやってみた、
やる気がなくなったので止めた、ということですね。やらざるを得ないから
やっていたわけでもなく、現在は雌伏の時というわけでもないと。
> 先生『死ぬべき時に、死ぬのが仙道なんだよ』
↑もう少し敷衍してもらえませんか。
高藤さんの死生観はどのようなものだったんですか?
死ぬって単なる肉体的死のことじゃないんでしょ?
EOとかいうヤツが言ってるような非存在への飛翔ですか?
高藤ってひとにさほどの興味もなかったんですが、話し伺ってて興味が沸いてきました。
501. Re^2: ついに書いてしまった・・・・ 頭 2002/09/10 (火) 14:47
gchさん。レス頂いて、ありがとうございます。
> 頭さん、愉しい話ありがとうございます。
> 止めた件ですが、要するに、面白そうだったからやってみた、
> やる気がなくなったので止めた、ということですね。やらざるを得ないから
> やっていたわけでもなく、現在は雌伏の時というわけでもないと。
他の高藤本の読者と同じく、僕も単なる“超能力オタク”に過ぎなかった訳です。
> > 先生『死ぬべき時に、死ぬのが仙道なんだよ』
> ↑もう少し敷衍してもらえませんか。
> 高藤さんの死生観はどのようなものだったんですか?
当たり前ですが、先生は一から十まで噛んで含める様な説明をされる事はなく、
私達に自分の頭で考える様な話し方をされていました。
でも、今考えたら、それでも説明し過ぎかも?と云う気もします。
やはり、基本的にものを教えるのが好きな方だったんでしょうね。
少しづつ記憶を整理して、「解脱」だとか、「悟り」だとか、「還虚」だとか、
借り物の言葉ではない、「先生ご自身」が語られた言葉を再現して行きたいので、
まぁ・・・・焦らずにお付き合い下さい。( ̄▽ ̄)
> 死ぬって単なる肉体的死のことじゃないんでしょ?
> EOとかいうヤツが言ってるような非存在への飛翔ですか?
EO氏の本は僕も読みました。確かに同じ様な事を仰ったんでしょうが、
「同じ」と言ってしまうとツマラナイので、飽くまで「高藤流」で語ります。
> 高藤ってひとにさほどの興味もなかったんですが、話し伺ってて興味が沸いて
きました。
もしかして・・・・・EO氏の関係者の方ですか?
サイトのURLを載せておきますので、興味の湧いた方はどうぞ(非推薦)。
http://www.mumyouan.com/e/eo-i.html
506. Re:EO 頭 2002/09/10 (火) 18:56
EO本も読んだ後の「僕」の感想・・・・
『こんなもの読まなきゃ良かった!「(≧ロ≦) アイターッ』
507. RES^2:EO プル 2002/09/10 (火) 19:12
> EO本も読んだ後の「僕」の感想・・・・
> 『こんなもの読まなきゃ良かった!「(≧ロ≦) アイターッ』
うはは、その気持ちもよく分かる。
ただぼくの場合、数年に渡る虚無感に襲われてた時だったから。
絶好のタイミングだったす。
やっぱねぇ、陰と陽だしぃ。
清濁合わせ飲めないような、光だけを望むようなへなちょこは
嫌。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/11(Wed) 13:30:57
いつだったか、先天の気と後天の気について、いつもの如く、弟子に
問いかける形で高藤先生が語られたことが有ります。語りかけた相手
は、確か高弟のSさんだったと思います。
先生『S君。先天の気と後天の気の違いって何だと思う?』
S氏『・・・・・・・・・・?』
先生『違いはないよ。同じエネルギー。ただ、肉体そのものを維持する
為に使われていものを先天の気と呼んで、それ以外の余ったエネルギー
を後天の気と呼んでいるだけ。』
これは、その当時(10年前)の先生のお考えですから、その後、
またお考えが変わったのかどうかは分かりません。
それと、高藤先生ご自身は伝統的な内丹法。つまり、陽気を練って
小薬や大薬を作り、それを陽神にまで育てあげ、
出神へ至るという行は、どうもなさっておられない様です。
他の弟子の方にも、そういうお話は伺ったことはないですね。
519. RES^RES^3:EO 頭 2002/09/11 (水) 13:42
> > EO本も読んだ後の「僕」の感想・・・・
> > 『こんなもの読まなきゃ良かった!「(≧ロ≦) アイターッ』
>
> うはは、その気持ちもよく分かる。
> ただぼくの場合、数年に渡る虚無感に襲われてた時だったから。
> 絶好のタイミングだったす。
タイミングは大事だよね。だから敢て「非推薦」。
でも・・・高藤仙道を極めたい人(無理だと思うけど)には「お勧め」かも?
> やっぱねぇ、陰と陽だしぃ。
> 清濁合わせ飲めないような、光だけを望むようなへなちょこは
> 嫌。
実は「高藤仙道」も同じ。だから「へなちょこの僕」は逃げました・・・・(-_-)
いわゆる高藤本も、高藤先生が「へなちょこ」向けに書いた本だから、
あれを熱心に読んでいる人は、殆ど全員「へなちょこ」です(爆)。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/12(Thu) 01:55:27
> 先生『死ぬべき時に、死ぬのが仙道なんだよ』
>というのは、チベット密教的な色合いが濃いように思うのは、私だけでしょうか...
高藤先生にとって「死」の問題は、生涯をかけて取り組むべき大問題で、
仙道だろうがチベット密教だろうが、それを解決する為の単なる「手段」に
過ぎません。
先生は物心がついた時から「死」と云うテーマに取り憑かれ、本を読んで
仙道に興味を持ったとか、誰かの本を読んで悟りや光明、あるいは超能力に
憧れた、などという話とは根本的に次元が違うのです。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/12(Thu) 13:52:26
高藤先生は神秘行そのものに興味があったと云うよりも、仙道であれ、
チベット密教であれ、西洋魔術であれ、やはり「死」の問題を解決する為
の手段に過ぎなかったと云うことですね。
「死」については、よく話題にされていました。
殆ど禅問答みたいですが・・・・
先生『俺にとっての死のイメージは、サーカスが終わった後の、誰もいなくなった舞台。
祭りが全て終わり、誰もいなくなった・・・・シーンと静まり返ったサーカスの舞台』
『生きている内に楽をしようと思ったら駄目!生きている間に本当に頑張った奴だけが、
死んだ後にゆっくりと休める。だから私はいつも戦っていたいだけ!私に戦わせてくれ!』
先生の仰っておられた「死」というのは、決して極楽浄土とか、この世の苦しさ
から逃れる為の場所ではなく、むしろ生きている間に一切の妥協なしに戦い抜いた後の、
真の、そして永遠の休息(ニルヴァーナ)の様なものだと思うのです。
もちろん通常考えられている様に、単に魂が肉体を離れる云々ではなく、
仙道でいう「還虚」を目指しておられる訳で、それは肉体も自我をも含めた、
この宇宙からの「完全消滅」と云うことです。
私がEO氏の話題にこだわったのは、そこに高藤先生と共通する「匂い」を感じたからです。
本当に死に切る為には、本当に生き切る!そして最後には、この世界に己の細胞のひと欠片
すらも残すことなく、完全に!完璧に!消え去る・・・・キッカケが何であれ、
高藤先生が仙道に出会われたのは、そういった内なる志向性に導かれてのこと
ではないでしょうか。
高藤先生は仙道の究極の目標である「還虚合道」と云う現象を、
完全なる「死」の瞬間として捉えておられたのではないかと私には思えます。
ミラレパの様なチベット密教の聖者や伝説上の仙人もそうですが、
そう云う究極の状態に至れば、肉体の消滅後も人々の眼前に姿を現すことも可能
らしいので、俗人から見れば、正に「不老不死」を体現した様に
見えるのでしょう・・・・
529. 高藤先生の女性観・・・・ 頭 2002/09/14 (土) 14:39
僕が練気功の講師になった時は、ちょうど事務所が千駄木に引越した頃でした。
夜遅くまで、千駄木の新事務所まで荷物を運んだ事が、懐かしく思い出されます。
引越してすぐの頃、事務所にマリリンモンローの写真入りの時計があったのですが、
先生のご命令で、即!撤去させられました。先生のお気に召さなかった様です。
私の感じた所では、先生は女性に対しては、どちらかと云えば潔癖と云うか、
ある種の敬意の様な物を払っておられた様に感じます。
だから、女性の前で猥談をなさる事など決してありませんでしたし、
僕達が女性の前でだらしの無い真似をすると、注意されました。
先生の元へ、AV監督の代々木忠氏から、一緒に仕事をしたいとのオファーがあり、
何本かのHビデオを送って来た事がありました。先生がそれを御覧になって、
テレた様に苦笑しながら、対処に困っておられたのが印象に残っています。
結局、その仕事は断ったのですが、ビデオは小林さんが持って帰ったそうです(笑)
先生と二人きりになった時、色々な青春時代の思い出を聞かせて頂いたのですが、
その時に、中学生の頃の初恋の話も、“チラッ”として下さいました。
先生はどちらかと云うと奥手だったらしく、片思いで終わったらしいですが・・・・
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/15(Sun) 01:23:08
先生は確かに、人並み外れた生命力をお持ちの方でしたね。
仙道の実技そのものは、月に二回程度開いていた内功教室や、不定期で開かれる
セミナーで教えておられました。セミナーは、初級、中級、上級、最上級と
ありましたが、上級以上のクラスともなると、個人別に詳細なマニュアルが必要に
なってくるらしく、その人の体質や状態を見て、食養や漢方の処方など、きめの
細かい指導をしておられた様です。内功教室では簡単なテキストを配布されま
したが、初歩的な食養と様々な呼吸法の説明が書いてありました。武息にも様々な
バリエーションが存在し、その中にはヨーガの「火の呼吸」と同じ様な物も有り
ましたし、やはりヨーガのクンバカやムドラーの様な、止息を使った大周天用
(恐らくは急激型)の呼吸法も有りました。
これは先生が常々、私達に仰っておられたことですが、『俺に教えて欲しかったら、
俺を乗せろ!』と・・・・つまり、その気にさせてくれ!お前達の本気を見せてくれ!
と云うことだと思います。『お前達が中途半端なのは、心が貧しいから!自分の
エネルギーを使うことをケチるから!』と言われた事も有りましたね。先生は気分が
乗れば、雑談中にでも色々なことを教えて下さいました。例えば、武息も本当に上手に
出来ると、気持ちが良くなって来るので、何時間でも楽に続けることが出来るそうで、
実際に目の前でやって見せて下さったり、先生が実践しておられる簡単な肩こりの
治療法を教えて頂いたり・・・・。残念ながら、私はセミナーは初級しか受けており
ませんので、仙道の実技を体系的に伝授されたことは無かったのですが、日常的に先生
に接することが出来たお陰で、教室では知ることが出来ない様々なことを学べた様な気
がします。
結局、高藤仙道と云うのは、高藤聡一郎という一人の「人間」の生き様その物であって、
それを私達に教えたかったのではないかと云う気がします。これは飽くまでも私流の
解釈ですが、本当に仙人になりたかったら、まず、「人間」として生きろ!と云う
ことでしょうか・・・・
530. 高藤本 みや 2002/09/15 (日) 22:01
高藤仙道やろうとするなら、「超能力仙道入門」よりもまず「察気の法」を読むべき
では、と以前から漠然と考えていましたが・・・
最近、「死ぬべき時に死ぬのが仙道」の逸話を拝見し、反射的に「察気の法」を
読み返しました。
「高藤仙道ってそういうことだったのか!」とわかったような、
でもわからないような・・・
ということは分かっていませんね(^^;)。
子供の頃、話にならないほど病弱だった私にとって、死とは「人間の夢も未来も
可能性も全て奪い尽くすもの」であり、「いつでも襲い掛かってくる魔物」であり、
「命ある限り戦い続け、勝ち続けねばならない敵(妙な表現ですが)」でした。
この辺、ちょっとトラウマ入ってます。
死とは敗北すること。でも、仙道で本当に不老不死になれるとも思っていません
(自分には実現できそうにない、という意味です)。だから私にとって仙道とは、
「死との闘争をできるだけ引き延ばし、最後の敗北をするまでに何でもできる
強靭さを得る為の手段」です。
だから超能力やオカルトなんぞはどうでもいいんですが、「死ぬべき時に死ぬ
のが仙道」とも思い切れないですね・・・。
あえて言えば、「死んでもいいと思える時までは、あらゆる手段を使って生き延び
てやる。心臓が勝手に止まるまでは絶対に生き抜く事をやめない。その「手段」の
中心が仙道」というか。
でも、最近つくづく思うんですが、「仙道」だけが仙道じゃないんですよねえ・・・。
533. Re:高藤本 頭 2002/09/15 (日) 23:13
みやさん、こんばんは。
詳しい動機は知りませんが、高藤先生も常に「死」を意識して生きてこられた方で、
それが、逆に、あの凄まじい生命力を生み出しているのかも知れません。
> でも、最近つくづく思うんですが、「仙道」だけが仙道じゃないんですよねえ・・・。
本当に独学で仙道を極めようと思えば、行以上に様々な勉強が必要の様ですね。
高藤先生は中国の文化はいうに及ばず、生物学や宗教、哲学、文学など、
様々な勉強をなさっておられたし、私達にも常々、『本を読め!』と仰っていました。
553. お答えいたします(-人-) 頭 2002/09/19 (木) 04:06
仙道を本当に極める為には、「医術」「武術」「呪術」「内丹」「帝財術」、
これら全てを修める必要があり、高藤先生ご自身は全て達人級であられました。
さらに、古今東西の哲学や宗教に至るまで、幅広い知識や教養が必要との事です。
仙道と云うのは単なる「神秘行」ではなく、実は膨大な学問体系なのですね。
神医と謳われた「華陀」も、三国志の「諸葛孔明」も、仙道の修行者でした。
564. 高藤本での独習ついて・・・・ 頭 2002/09/20 (金) 03:23
噂に聞く所によると、「高藤本」で独習している人の中にも、
ごく稀に、「凄い」レベルに到達している人がおられるとか。
高藤先生いわく・・・・
『俺の様に悟った奴は、師匠なしでも自分一人で出来る!』
『でも、駄目な奴は、どんな良い師匠に付いても駄目だ!』
例え独学でも、素質のある人が本気で努力をすれば、
その素質が開花する事は、十分に有り得ると思います。
但し、その人にとっては「高藤本」と云うのは単なるキッカケに過ぎず、
本を読んで実行した人が、必ず全員凄いレベルに到達できるかと言えば、
僕は「不可能」だと考えます。それに、その「凄いレベル」の内容ですが、
それが果たして「仙道」なのかと問われれば、僕には甚だ疑問ですね。
敢て言えば、仙道でも何でもない、単なる「術」ではないかと思われます。
前にも書き込みましたが、仙道と云うのは、本来は総合的な学問体系で、
出神や隠形の術が出来ただけでは、仙道が出来たとは言えない筈です。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/09/25(Wed) 01:23:53
これは内功教室の講義の時にお聞きした話ですが、中国人の考える仙人像
というのは、単なる世捨て人というよりも、三国志の「諸葛孔明」の如く、
現実の世界でも大活躍できる程の人物だからこそ、この世から消えても価値
がある人達で、『お前達なんか、元々消えている様なもんじゃねえかよ(笑)
』と言われた事があります(苦笑)。
諸葛孔明も、若くから南陽という所に隠棲していましたが、実は仙道の修行に
励んでいたらしく、劉備玄徳の三顧の礼に迎えられなければ、そのまま消え
ていたとのことです。他の人々から、その存在を切望され、惜しまれる人物
なればこそ、消える価値が有ると云う意味では、今の高藤先生は、正にそう
いう存在の方ですね。
因みに、仙道の行を全部やり遂げるには、「250年」かかるとのことで、
まだ、修行途上だと思われます。
ところで、Yさんと云う人は、特に強い邪気を出す人で、先生がYさんの肩や
頭にこびりついている邪気を掃除機で吸い取っておられた時が有りましたね(笑)。
620. Re: 反省・・・・ gch 2002/09/27 (金) 17:14
高藤さんの著作は初期と後期とでは雰囲気がかなり違いますね。
チベット密教や仙道房中術では初期の毒々しさが影をひそめているように感じます。
同時にエンターテイメント性も落ちているような。
これは、氏の加齢による変化を映しているんでしょうか。
それとも、つかみで一定の固定客を得たから、後は流した?
それとも、後期は自分が本当に書きたいものを書く方向へ移行しようとしていた?
あと、別の話題だけれど、
死を志向するものが自身の体系の確立なぞ望むものだろうか。
p.s. 私はEO系とは関係ありません。本も買ってないし。
HP覗いてて、真っ当なことが書いてあると思うことはあるけれど。
628. 賑やかでんな〜♪ 頭 2002/09/28 (土) 03:13
gchさん、おひさしぶりです。
> 高藤さんの著作は初期と後期とでは雰囲気がかなり違いますね。
> チベット密教や仙道房中術では初期の毒々しさが影をひそめているように感じます。
> 同時にエンターテイメント性も落ちているような。
> これは、氏の加齢による変化を映しているんでしょうか。
> それとも、つかみで一定の固定客を得たから、後は流した?
> それとも、後期は自分が本当に書きたいものを書く方向へ移行しようとしていた?
一番最後の説が妥当だと思います。先生が殊更「高藤本」を否定的に語ったのも、
裏を返せば、「俺は本当はもっと凄い本が書けるんだぞ!」と云う自負の様なものが
あったからだろうし、収入源であった学研と袂を分かったのも、商業ベースに乗った
本を書き続ける事に、ほとほと嫌気がさしたのでしょう。
だって、そんな本ばかり書いているから、僕の様な「超能力オタク」が集まって
来た訳だし(苦笑)。
> あと、別の話題だけれど、
> 死を志向するものが自身の体系の確立なぞ望むものだろうか。
高藤先生が、いわゆる「高藤仙道」なるものの確立を目指しておられた様には、
少なくとも僕には思えません。弟子を育てるのも、自分の跡を継がせる為ではなく、
むしろ、自分自身のカルマと云うか、運命と戦う為だった様な気がします。
果たして僕の話が、進歩に役立つのかどうかは保障出来ないです。
もしかしたら、逆の結果を招く可能性も無きにしも非ずで・・・・
僕としては、何の意図も意志もなく書いている訳で、まさかここまで話しが大きく
なるとは予想もしていなかったし、これからどうなるのかも予想は出来ないです。
でも、「ゴミ」も含めて、その方が楽しいかも知れませんね。
644. 灰皿と馬歩の思い出・・・・ 頭 2002/10/02 (水) 04:05
ある、長閑な午後の出来事・・・・。
場所は千駄木に在る、ワンルームマンションの一室。僕が事務所の用事を済ませ、
帰ろうとしていたら、突然ドアがガチャンと開き、高藤先生が入って来られました。
僕はすぐさま椅子から立ち上がり、直立不動で「こ!今日は!」と緊張しながら
挨拶をしたら、先生も、『はい、今日は。』と挨拶をして下さいました。しかし・・・・
その目線は僕の方を向いてはいませんでした。そのまま、仕事をしていたYさんの
元まで早足で歩いて行かれると、机の上の灰皿(直径約30cm)をムンズと掴み、
Yさんの頭を目掛けて灰皿パンチを数発!その場で頭を抱えて座り込むYさん!
『馬鹿野郎!!こんな仕事に何時まで掛かってんだよ!!さっさと終わらせろ!!』
と怒鳴った後に、さらにもう一発灰皿パンチ!苦痛に顔を歪めながらも、小さな声で
『は、はい....分かりました....』と、弱弱しい返事を返すしかないYさん。
先生はその後、僕の方を振り返り、さっきとは一変した穏やかな口調で・・・・
『何でも早くやらないと駄目。私なんか、外功は馬歩を一日15分やるだけだよ。
形さえキチンと厳密に出来れば、だらだら時間を掛ける必要なんかないから。』
と、僕の目の前で、わざわざ馬歩の実演とやり方を指導して下さいました。
Yさんも、タンコブの出来た頭を撫でながら、一生懸命に見ていました。
馬歩をお止めになった先生は、そのまま玄関まで歩いて行かれたので、僕達も
先生を見送る為に玄関まで付いて行きました。先生は、『それじゃあ。』と手を上げ、
来られた時とは全然違う、穏やかな表情で玄関を出て行かれました。
「ふぅぅぅぅ・・・・・」。
僕とYさんは、思わず安堵の溜め息を漏らしたのでした。
651. さらに補足説明を・・・・ 頭 2002/10/03 (木) 19:37
> <馬歩を一日15分
> 驚きです!
> 連続で15分ですか?
> 5分ずつ時間を空けて3セットではないですよね?
はい。連続で15分です。確かに連続15分の馬歩は驚異的ではあるでしょうが、
何より大事なのは、中身の「質」だと思います。要するに「形」の正確さですね。
先生は武術の修行もなさってましたが、その修行内容は恐ろしいくらい「地味」で、
一番最初に教えられたのは、空手の「前屈立ち」に似た立ち方で構え、その姿勢の
ままで5〜6時間も立ち続ける修行を、毎日3ヶ月近くもやらされたそうです。
余りの辛さに、殆どの人は辞めてしまったそうですが、先生はクリヤーされました。
徹底的に一つの姿勢を取り続ける事で、正確な「形」が肉体にインプットされ、
意識しなくても、自然に正確な動きや、構えを取る事が出来る様になるそうです。
だから、先生の場合は、そういう激烈な鍛錬を経た上での15分であって、
例え、15分できる様になったとしても、我々とは根本的に「質」が違うと思います。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/10/06(Sun) 02:38:40
先生の本には多くの神秘家にありがちな、自己陶酔的な「神秘体験」の類も、
独りよがりの「世界観」も、殆ど出て来ないですね。
基本的に物事を理論的に考える方でしたので、どの様な体験をなさったとしても、
絶対に「神を見た」とか、「悟った」などと、公言なさることも無いでしょう。
小周天にしても、ご自身の体験や伝聞等を、決してそのまま鵜呑みにはせず、
最初は単なる脳の作り出す幻覚ではないか?と、冷静に自己観察なさっていた
そうですから。
657. 高藤先生の稽古風景・・・・ 頭 2002/10/06 (日) 22:18
僕が初めて高藤先生にお会いしたのは、台東区に在る、公共の施設ででした。
練気功の講師になる為の講習というか、勉強会に参加した時だったと思います。
車座になって勉強をしていると、静かに襖が開き、先生が入って来られました。
最初の印象は・・・・何か、テキヤの親父みたいだな〜と思いましたね(失礼)。
入って来られて暫くの間、腕を捻ったり、肩を回したり、手首を振ったり、
簡単な気を流す動作をなさっておられました。後で、お聞きした話によると、
先生の場合は、わざわざ時間を作って練気功の練習をなさる事はないそうで、
日常の合間に気を流す動作をするだけで、十分に練気功の代わりになるそうです。
その頃は、武術も殆ど練習しておられなかったそうですが、稽古と云う物は、
チンタラと長期間かけてやるよりも、一定期間に徹底的に集中してやる方が、
遥かに身に付くそうです。そして、ある一定のレベルを超えてしまうと、
後は、毎日僅かの時間の稽古をするだけで、そのレベルを維持できるそうです。
661. 高藤先生が、許進忠老師について語った事・・・・ 頭 2002/10/11 (金) 02:51
最近、何かと忙しくなって来ましたので、ここでの書き込みも途切れがちですが、
時間を見つけてはボチボチと書いて行きますので、平にご容赦を!m(_ _)m
さて、皆さんが一番気にしていると云うか、知りたい事は、例え師匠が居なくても、
果たして仙道は出来るのか?要するに独習が可能なのか?と云う点だと思います。
これについては、別の掲示板でも触れましたが、高藤先生ご自身が・・・・。
『俺みたいに悟った奴は、師匠なしでも自分ひとりで仙道が出来る!
でも、駄目な奴は、どんなに良い師匠に就いても絶対に出来ない!』
と仰っておられました。高藤先生ご自身、独学で修行をなさって来られた方です。
そう言えば、仙人入門には、台湾で「許進忠老師」に習ったと書いてありましたね。
許進忠老師には、ホンの初歩的な事を習った程度だそうですが、それでも師の
身の回りのお世話をしたり、キチンと礼を尽くした上で教えて頂いたそうです。
高藤先生に言わせると、その「許進忠老師」ですら、大周天止まり?だそうです。
本場の修行者でも、先の階梯に進める人が、いかに「稀」かと云う事でしょうね。
669. 仙道修行には仲間が必要? 頭 2002/10/12 (土) 07:31
> <頭さん
> とても参考になりました!
>
> ところで、私は仙道を独学でやろうとしているものですが、気を感じること
> さえ出来ない為、練気功第一式に重点を置いてやろうとしています。
> 高藤本では、「武術的パワーを得るには、一日4〜5時間で半年間やった
> 方がいい」と書いてありましたが、私は一日1〜1.5時間が限界です。
>
> この調子で、第2式へ移行できるのに、何ヶ月かかることやら・・・
> 第2式に移行できたら、仙道を始めるつもりです。
> あと、馬歩も、高い姿勢からじょじょに、短い時間であるが、トイレに行った
> ときなどにやっています。
>
> 超初心者は、こんな感じでよいのでしょうか?
僕自身が超初心者なんで、人様に偉そうなアドバイスなんて気が退けるのですが、
高藤先生のお話からすると、練気功をある程度「モノ」に出来た人達と云うのは、
やはり、ある一定期間は、毎日3〜4時間くらいの練習をなさっていたそうですよ。
今は亡き、大陸書房の「仙人になる法」に書いてありましたが、仙道でも武術でも、
あるレベルを超える為には、どうしても行だけに集中する期間が必要のようです。
僕自身は元々、気を感じる事は容易に出来ていたのですが、「初級コース」に
参加してから、さらに気感が磨かれました。今は気功も何もしていないので、
以前に比べるとかなり鈍くはなりましたが、それでも多少の気感は残っています。
一度そういう感覚が開くと、例え訓練を止めたとしても、有る程度は残りますね。
合宿というのは、例え短期間でも日常の事は全て忘れ、修行だけに没頭できるし、
さらに集団で陽気を発生させる事で、天候を変えてしまうぐらいの凄いエネルギー
の場が出来るので、そのエネルギーに乗れば、自分の限界を超えられるそうです。
『俺は元々、人の何倍もエネルギーを持っていたから、一人でも仙道が出来た。
でも、お前達は絶対に一人では出来ない!仲間と一緒に頑張る事が必要だ!』
と、先生はよく僕達に仰っておられました。
残念ながら、今はそういう場所も機会もありませんので、必然的に一人で頑張る
以外は無い様ですね・・・・。一人で修行をしても、ある程度仙道が出来る人達は、
高藤先生ほどではないにしろ、先天的に強いエネルギーの持ち主なのでしょう。
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2002/12/31(Tue) 18:26:25
皆様方。
今年は色々とお騒がせ?いたしました。
本当にネットで自分の真意を伝えるのは難しいです。
私の表現力不足も大きな原因だと思いますが・・・
まだまだ話したいことは有ったのですが、誤解ばかり広がる様な気がし、
書き込みを躊躇する自分がいました。
理解して頂いていた方もおられると思いますが、殆どの人達には、
誤解と混乱しか与えなかった様な気もします・・・
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2003/01/04(Sat) 01:56:01
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
私は相変わらず、不摂生をしていますが、
精神的には充実しているせいか、毎日、元気で過ごさせて
いただいています。
私は暫くの間、ここも含め、仙道関係のサイトはROMに徹するのみで、
書き込みはしていなかったです。
高藤先生ご自身は、恐らくは、「みんな、早く俺のこと忘れてくれないかなぁ・・・」
と、思っておられるでしょうね。(笑
□投稿者/ 頭
□投稿日/ 2003/01/06(Mon) 16:28:40
>頭さんの書き込みが一番高藤先生には迷惑でしょうね(笑)
ははは・・・そうかも知れません。f(^_^;)
>>「みんな、早く俺のこと忘れてくれないかなぁ・・・」
実はこれ、ご本人の弁です。メールですけど・・・
色々と懐かしい再会などもあり、このサイトも含めて、ネット仙道には感謝しています。
本当はまだまだ話したいこともありましたが、内容が内容なので、
色々と差し障る部分もあり、今となっては話さなくて良かったとも思っています。
ということで、ネット仙道からは離脱しますので、これが最後の書き込みになります。
皆様の修行の成就されんことを、陰ながらお祈りしています。それでは失礼します。
終わり。
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病弱名無しさん:04/04/08 13:43 ID:261tVu4d
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425 :
病弱名無しさん:04/04/15 21:10 ID:aLNKZExB
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