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名無しの検査屋:
膵臓の血液検査 その3「トリプシン(IRT)」
トリプシンは代表的な蛋白分解酵素で、膵臓特異性が高い。血中トリプシン
の上昇は、膵臓の炎症、膵管の閉塞、膵外分泌の刺激、腎からの排泄機能低下
などで認められる。低下は膵臓実質の減少、荒廃による。(つまり、炎症により
線維化が進んでボロボロの状態になること)
基準値:これはいくつかるので、省略。
基準上限以上(いわゆる高値)…急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪
膵癌の早期など
基準下限以下(いわゆる低値)…慢性膵炎の非代償期、進行した
膵癌、インスリン依存性糖尿病