【ネット】書斎魔神ファンクラブ2[

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63おいら名無しさんヽ(´ー`)ノ
チビ、デブ、ハゲ、痔主、知恵遅れの五重苦をかかえた馬は
深夜に帷子川親水緑道までマウンテンサイクル(30年選手のママチャリ)でのお出かけです。
チャリを置いて、川沿いの真っ暗な林の中を懐中電灯片手に進みます。
その奥深く、いつもの場所に到着しました。木に囲まれた、人気のない空間です。

はやる心を抑えつつ、あっという間に全裸になると、持参したウエットタイプの猫缶を開けて
中味を全身に摩り付けます。地面に仰向けに横たわり、しばらく待ちます。
「にゃあ」
木々のあちこちから野良猫が姿を見せました。その数、およそ10匹ぐらい。
猫たちが僕の周りに群がって、塗られたキャットフードをざらざらした舌で舐め取っていきます。
馬のエノキ茸がマッチ棒のように直立していきます。馬の息遣いが荒くなっていきます。

こうして、猫たちとの人外魔境な合コンの夜は更けていくのでした…