嘘【西沢孝か】切込隊長BLOG13【山本一郎か】嘘

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”切込隊長伝説”

ネット上では匿名の人物によって次のような”切込隊長伝説”が広められた。
「巨額の資産を持つ天才投資家」
「IQ190以上の知能を有し、金融工学にも精通した元外資系金融マン」
「さまざまな大企業の事業に加わる辣腕の持ち主である」
「シカゴ大学院卒業」etc...
これを多くの人が信じることになる。
ところがこれらの伝説を証明する具体的な資料は一切見つかっていない。また切込隊長が優れた人物であるとの噂は、
常に匿名の人物によって紹介され、実名を名乗ってる人が「切込隊長は天才投資家」だなどと保証した例は、今日まで一度もない。
そして、これらの伝説は山本自らも著書や、新聞のプロフィールなどで自称していくことになる。
投資で巨大な利益をあげ、父親の会社の危機を救ったなどのエピソードも有名だが嘘であることが判明している。


伝説と虚像

数百億の資産を自称してきた山本だが、実際の山本の生活ぶりからそれを一切想像できない。
中古マンションの一室に住み、入居後すぐに抵当が設定されている。また専用オフィスを持たず、住居と兼用になっている。
メディアには襟元のよれて同じシャツでいつも登場した。
また他人に飲食をおごらせたという証言も多く寄せられた。飲み会では参加費を500円値切ろうとした。
ブログでは「某会議」などで忙しく飛び回ってると山本は自称しているが、
山本を会議や株主総会で目撃したという証言は見られない。そのかわりによせられるのが「六本木のゲームセンターで隊長と会った」というものである。
ブログでは忙しくあちこちを飛び交ってる様子が書かれるが、常に「某」で語られる。「某企業」「某役人」「某会議」・・・。
多忙な様子を伺わせる一方、ブログにはゲームに関する記述もたくさんみられる。
100時間以上遊べるようなゲームについていくつもレビューを書いてることが「多忙な投資家」との設定と矛盾がみられる。
21Trackback(774):2006/12/31(日) 13:03:57 ID:K93eL6h7
2ch離脱後のトラブル

博之は取締役を辞任。これでI&P社が2chから完全に切り捨てられたことになった。
ところが話はそこで終わらなかった。
2chと縁の切れたはずのI&P社が2chグッズの販売を計画をしてることが判明。
さらに「2ちゃんねる」「おにぎりワッショイ」「モナー」などの商標をI&P社が申請してることもわかった。
「モナー書くたびにお金払えって言われるかもしれない」と懸念した博之は、その件が2chで公にされた日の翌日、博之は「AA会」計画を発表。
企業や個人による2ch関連の商標の独占を寄付金を集めて阻止する計画であったが、後に計画の方向性を修正。
「異議申し立て」を行うことによって、「誰も商標を手に入れることができないようにする」という計画に変更。
博之は異議申し立ての書類を取り寄せ特許庁の人にいろいろ教わったとコメントしていた。
I&P社の申請していた商標も認可されることはなかった。


ブロガー ライター

山本は2ちゃんねるの運営からは離れるが、それまで2chで培った知名度のおかげで山本の開設したブログは人気となる。
山本のブログサイト「俺様キングダム」は山本の私生活、ビジネスからサブカルチャーまで幅広いジャンルを扱い、
その辛口コメントと独特の文体が注目され、数多くのアクセスを集めた。ブログでは過激な表現や差別的な表現や、思わせぶりな表現が多いため批判も多い。
ライターとして幾つかの雑誌で連載を持っていた。そのテーマはインターネット、金融、経済、サブカルチャーなど多岐にわたる。
『ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々』(2004年、扶桑社)、『けなす技術』(2005年、ソフトバンククリエイティブ )、
『”俺様国家”中国の大経済』(2005年、文藝春秋)など著書も出版する。
それらの著者プロフィールでは山本は「天才投資家」として紹介されたが具体的な実績は示されたことがない。
22Trackback(774):2006/12/31(日) 13:04:12 ID:K93eL6h7
経歴詐称疑惑をめぐる騒動

2004年6月、ネットラジオにて山本は自室のあるマンションを「家賃の更新が面倒なので丸ごと買ってしまった」と発言した。
発言当時は特に問題にされなかったが、翌2005年4月、山本の自宅マンションの登記簿を閲覧した人物がそのような事実はないと指摘。
2ちゃんねるを中心に山本の著書や新聞に掲載された数百億円と言われる資産や投資の実績、華麗な経歴、ブログでの言動についての検証がはじまった。
そして検証が進むにつれて、疑惑が噴出した。2ちゃんねるのニュース速報板やニュース速報+板などでスレッドが乱立していわゆる祭りになる。
山本のブログのコメント欄には批判が殺到した。
2ちゃんねるニュース速報+板の記者「ブルーベリーうどん」は、数々の疑惑に関する質問状を山本へ送った。
これに対して山本は自らのブログで「ブルーベリーうどんさんへ質問への回答と題した文章を発表。自身の資産額は100億円を超え、
運用額は250億円程度であると語り、疑惑とされるものは事実無根であると回答した。
しかし、その回答には具体的な証拠が一切示されなかったので、山本に対する疑惑を深めただけであった。
さらに山本は、この回答のなかで、
「基本的に大事なところはほとんど晒してこなかったので、取引先の同意を得ながら少しづつこれから表に出よう。証拠を出せるものから出していく」
と、語ったが、今日に至るまで証拠は一切だされていない。
この件に関連して山本は自宅のマンションの登記をネット上に公開した二階堂豹介氏に対して、登記をネットから削除するように要求。
3日間の期限設定をつけて削除を迫るものであったが、期限が切れた後も登記は公開され続けている。
期限が切れたにもかかわらず山本は何も二階堂氏に対して告訴などの行動は、おこせていない。
またこの削除要求のメールは意味深な文末で結ばれていた。「貴兄とご家族の健康を祈念しております。」
家族と面識のない山本が唐突に家族の健康を祈念された二階堂氏は、この文末の言葉を「脅迫行為」であると判断した。
その後も検証が静かに続けられていたが、2005年12月28日、山本は突如、2ちゃんねるや検証サイトで自分を誹謗中傷した者を告訴すると発言した。
だが、その発言後も山本への批判は継続して続けられている。山本を批判していたサイトは一つも閉鎖をしておらず、告訴を行った形跡も確認されていない。
この一連の騒動はメディアにも取り上げられた。 日本経済新聞 2006年4月15日朝刊では、この件に関連して山本のブログのアクセス数が減少したことをとりあげた。
また諸君!2006年1月号の「麹町電網(インターネット)測候所」では、「ネットでの盛名も衰え、 ある意味いじり放題のおもちゃと化している」と書いた。
23Trackback(774):2006/12/31(日) 13:04:23 ID:K93eL6h7
I&P社の手がけた事業

e-bank銀行登録キャンペーン。キャンペーンの商品としてストラップとステッカーをプレゼントするものであったが、
モナーストラップ到着の遅延、さらにステッカーが届かないとの苦情が殺到。

インペリアルフォース2の制作。システムソフトアルファー社と提携し制作。ところが山本側の一方的な都合により、
発売をたびたび延期。ようやく発売されたソフトは不具合だらけであり、発売後まもなく、大幅に改善を加えた改良版が
配布されることになる。発売前に山本は「強いAIを作るのが目的で制作した」とゲーム系サイトの取材で語り、
強いAIであることを熱く語っていた。ところが実際に発売されたところ、ユーザーから「AIが弱い」という反応が殺到した。
このゲームのインタビューで山本は「I&Pは3Dエンジンなどのミドルウェアを開発する会社」と
称している。しかし、今までにI&P社が3Dエンジンを手がけたなどという証拠は一切みつかっていない。
また、インペリアルフォース2には、それを裏付けれるような高度なグラフィックは一切使用されていない。


webscooterの販売契約、ひかり町の制作。株式会社ガオが制作した「WebScooter」というソフトの販売に関してI&P社は同社と提携を発表する。
しかしその発表から数年「webscooter」の知名度は一切、高まっていない。具体的にI&P社が販売に対して何をしたか不明である。
このソフトの技術を用い、I&P社はTEPCOひかりと提携し、「ひかり町」というオンラインゲームの制作に携わる。
しかし、ユーザーをほとんど獲得しないままサービスは終了することになる。

近況

経歴詐称が噂されて以降、次々と雑誌の連載が終了している。
また2006年にはフリーライターの井上トシユキ(『2ちゃんねる宣言』著者)がI&Pの監査役を辞任して、「少なくとも二年間実態がなかった」と辞職の理由を語った。
山本は自身のブログでこの発言を完全否定している。井上はブログで直接的な名指しを避けながらも虚偽が多いと痛烈に批判する。
この批判に対して、山本は沈黙を守っている。
24Trackback(774):2006/12/31(日) 13:04:33 ID:K93eL6h7
2chに関わる以前

慶應義塾大学に入学したが一年留年。卒業後に国際電に入社。半年で退社。
その後、I&P社長に就任するまでに関るまで謎の職歴空白期間がある。
その間、私立探偵などを勤めたと山本は主張しているが、具体的にどこの探偵事務所だったかの資料などは、
一切みつかっておらず、証明されていない。
父親が経営する富士化学工業の100%出資の子会社であるウォーリック株式会社の代表取締役に、
山本一郎はこの時期就任していたことが確認されているがウォーリックはつぶれてしまった。

2chとの関り

無名であった山本一郎の名前が知られるようになったのは2chに関ったことだ。
2chのビジネス部門のサポートを目的に博之と山本はI&P社を設立。
2chの知名度を利用したびたびメディアにも山本は登場するようになる。
山本は2chの元運営と紹介されることが多いが、実際には一切運営に携わっていない。
運営の実務は夜勤氏や、ボランティアたちが行い、I&P社はビジネス面からのサポートが目的であった。
「I&Pが手がけた2chの事業計画はほぼ完全に頓挫」した。
またI&P社は取締役である博之に給料を支払わなかったことが当時の博之の発言で確認されている。
25Trackback(774):2006/12/31(日) 13:04:43 ID:K93eL6h7
2ch関連物の出版事業

2chの資金面でのサポートが目的であったにもかかわらずI&P社の実態は2chに何ら利益をもたらすものではなかった。
博之が全面的に協力した「2ちゃんねる宣言」や「2ちゃんねる攻略マガジソ」の印税は、I&P社に支払われ、博之個人にも2chにも支払われることはなかった。
特に「2ちゃんねる宣言」は内容の3分の2が博之のインタビューで構成されており、実質的な著作権者は博之であったと思われる。
この本は2chの事実上の公式本としてとらえられ、多くの2ちゃんねらー達が2ちゃんねるの支援目的でこの本を購入していた。

広告事業

2chの広告バナーをI&P社に任せた途端、バナーが一切なくなってしまい、博之が自分でやっていたころよりもひどい状態になった。
さらにバナーの収益はI&P社が一定分をとったうえで、2chにまわされるという状態になってしまう。
また博之が社長を務める東京アクセスに対して山本は、契約書にないコンサルフィーを請求したりした。

i-modeの携帯電話への課金

2chでは携帯電話ユーザーに向けての課金を計画していた。
博之はこのプロジェクトを手伝うと言っていたが、山本は「必要ない」と断る。
そして、このプロジェクトに対して山本が出した結論は、「弐編君」という少年にまかせることであった。
弐編君は、2chの常連であった少年で、cgiを覚えたばかりの未成年であり、社員でもなかった。
課金に関連したトラブルを懸念した博之はこのプロジェクトの中止を発表することになる。