915 :
Trackback(774):
『真相 ライブドアvsフジ 日本を揺るがせた70日』日経新聞社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4532312388/contents/ref=cm_toc_more/249-5404082-5169901 には「山本一郎のイカダ」なんて話は、一言も出てこない。
あまりにも小さなゴミで、日経の目には入らなかったのであろう。
第1章 招かざる客 ドキュメント敵対的買収
ライブドア奇襲せり/登場/二十八分間の出来事/不安と安堵/突然の計画修正?/
火付け役は村上か?/幻のTOB計画/テレビ視聴者をネット閲覧者に/慎重派優勢/
フジテレビがTOB/単独過半数のシミュレーション/「一番安全な放送局」/
「寝耳に水」/フジの応戦始まる/鹿内、ライブドアと接触/四面楚歌/最初の「和解交渉」 /
ウルトラC/法廷闘争へ/初の「クラウン・ジュエル」/押し返すフジ/法廷闘争はライブドアに軍配/
「次の章は僕になる」
第2章 ライブドアってどんな会社?
孫正義と同窓/企業買収をテコに/ワンマン経営でなく合議制/
名脇役、宮内/自己責任の社風/成長の方程式/メディア買収に触手
第3章 フジの事情
本丸が危ない?/動かぬニッポン放送/裏技/楽天との夢/LBO説の衝撃/
北尾登場/転換点/割安の親会社/トヨタへのいらだち/鹿内家の台頭/
三代目議長/反骨の人日枝/クーデター/株式上場/村上ファンド、ニッポン放送の大株主に/
外堀埋めたフジ
第4章 勝者見えぬ幕切れ
いらだつ堀江/激動の二十五日間幕開け/極秘会談/粛々と進む株買い増し/
休戦協定/ナンバーワン弁護士の退陣/日興の登場/浮上した和解条件/進む株安/
ギリギリの条件闘争/フジに理解を示した熊谷/“笑顔”の会見/業務提携の虚実/
最終兵器LBOを用意/注目集まる千五百億円の使い道/ボラボラ島で休暇を過ごした堀江/
フジグループの内輪の論理
916 :
915の続き:2005/06/27(月) 10:47:34 ID:JUiW6nhG
第5章 投資銀行と投資ファンド 黒子たちはどう動いたか
資金を提供したリーマン・ブラザーズ/
ニッポン放送の経営に不満だった大株主サウスイースタン/
陰の主役?村上ファンド/
汚名返上に汗を流した大和証券SMBC/漁夫の利を得た日興コーディアル
第6章 余波広がる企業と市場
大企業相次ぎ買収防衛策/政府の外資アレルギーあらわに/
投資家保護策急ぐ取引所/企業は何ができるか/市場ルールの抜け穴を探す戦い/
TOBの目標引き下げ/下方修正条項付きCBのカラクリ/許されなかった新株予約権/
株式大量保有報告書の使い勝手
取材こぼれ話 劇場になった六本木ヒルズ
メディアを通じて主張発信/自前メディアも駆使/フジ、ホリエモン出演中止/
堀江と女子アナとの合コン/ブログに注目集まる/六本木ヒルズの風景/逆取材する堀江/
さまざまな通行人/酒を断ったフジテレビ日枝/貝になったニッポン放送亀渕/
成田空港の攻防/後日談
識者インタビュー 私はこう見る
TOBルールの改正が必要…・中央大学法科大学院教授 大杉謙一氏
企業価値向上のための説明責任が足りない…・GCA代表取締役 佐山展生氏
買う側を悪者にしてはならない…・日本電産社長 永守重信氏
「将来の価値」を審査する機関をつくれ…・信越化学工業社長 金川千尋氏
経営計画の明確な説明が必要だ…・キヤノン社長 御手洗冨士夫氏
敵対的かどうかを判断するのは株主…・厚生年金基金連合会専務理事 矢野朝水氏
従業員への視点が全く欠如している…・東京大学教授 岩井克人氏
常に株主の利益が最優先されるべきだ…・日本IBM会長 北城恪太郎
M&Aは友好関係が重要だ…・アサヒビール会長 福地茂雄氏
考える時間を株主に与えるべきだ…・経済産業省産業組織課長 日下部聡氏
株式市場活性化に効果あり…・メリルリンチ日本証券チーフ株式ストラテジスト 菊地正俊氏
917 :
916の続き:2005/06/27(月) 10:52:15 ID:JUiW6nhG
要するに「山本一郎のイカダ」なんて出番すらなかった。
すでに「仲介」には、大手一流の数社が名乗りを上げていた。
『真相 ライブドアvsフジ 日本を揺るがせた70日』日経新聞社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4532312388/contents/ref=cm_toc_more/249-5404082-5169901 2月18日ごろ、ある人物がライブドア側に接触した。要件は
「フジが落としどころを探っている」というもの。両者の和解
を取り持とうと、第三者が仲介役を買って出たのだ。
(中略)
その後、その人物は頻繁に両社に足を運んだと見られるが、同
時に、証券会社や投資会社など多数の自称「仲介人」や「相談役
が両社を訪問し始める。
その中には実現性の高い和解案も持たず両者に声をかける訪問
者も紛れ込んでいた。フジにも「うちはディフェンスに強いんだ」
「うちはこういう実績がある」など、自社を相談役にした場合の
メリットをアピールし多くの売り込みが来ていた。だがフジ幹部
は「大和証券SMBCが一生懸命やってくれている」(幹部)と
一定の評価をしていた。TOBの代理人に指名していることもあ
り、大和を相談役から降ろすつもりはなかった。
ライブドアにも、仲介や資金調達を売り込むアポイントが1日に
何件も入っていた。事態がどう転がっていくか分らないという慎重
な姿勢から丁寧に1件づつ対応していたが、「戦争のときの武器商
人と同じだ。争う二つのグループの両方に行って、あおったり鎮め
たりして関係を作れば彼らにとって商売になる」と感じることも少
なくなかったという。
『真相 ライブドアvsフジ 日本を揺るがせた70日』日経新聞社(P44-46)
さるの力作をみんなで各板にコピペしよう!
ま、イカダが山本教にとって最後の砦。
これが落城したら本当に終わりだね。
920 :
917の続き:2005/06/27(月) 11:15:58 ID:JUiW6nhG
>>915-917を踏まえると「山本一郎の筏」話は、たいへんな大嘘で
あることが分かる。 ここでぜひ、彼の嘘つきぶりを再三味読しよう。
http://mycasty.jp/kirik/html/2005-03/03-09-44223.html まず彼は「いかに状況が困難であるか」を強調する。
2005-03-09 02:22:05 巻き込まれて百年戦争
おーい。
部外者だと思って好き放題書いていたら、やっぱりというか、おい! というか、
きっちりと巻き込まれつつある現状…。いや、私がのこのこ出て逝ったところで
収拾つかないって。もう最終バスは出て逝っちまったよ。どうしろというのだ。
また敗戦処理か。私は敗戦処理の専門家とでも思われているわけか。
少ない可能性をこじ開けて、 処理する方策だけ考えろといわれれば喜んでやるけど、
それに着手しろというのは 死ねと言われるに等しい暴挙だ。そうは思わんか。
どちらも折れる気配がない、 折れたところで双方勝利を目指せる状態にない、
戦場は焦土と化す様相である、 しかも放射能汚染に近い、不毛な領土だ。
そこに暮らす人たちは軍勢が右に左に行き交う戦場のなかを 怯えた眼で眺めてる。
そこにだ、鎌か何かで武装した平和維持軍がほいほい逝って「緩衝地帯でござい」
と言ったところで誰が聞くか。ありえないだろ。いくら傭兵稼業といえども
限度というものがある。 傭兵にだって仁義ってものがあるわけだし。
酒でも飲まないでやってられるか。というかさ、極論を言えば無謀なわけだよ。
そりゃ顛末はある程度見えていたさ。企みは知れていたわけだ。
こちらも9月ぐらいから レター出していたわけだ。
対応策もそれ相応に見えていたのだよ。極東会談じゃあるまいし。
今日もミサイルが飛んでるよ。それも普通に。どうしてくれよう。冗談になってない。
遠巻きに見ていたら近場に戦術核ミサイルが着弾したようなもんだ。
威嚇射撃はよそでやっていただきたい。 「何かあったらこれで逃げて」って、
自転車かよ。漕ぐのか。目茶目茶漕ぐのか。金メダリストでも逃げ切れんぞ、これ。
921 :
920の続き:2005/06/27(月) 11:18:16 ID:JUiW6nhG
次に彼は「この状況を打開できるのは、俺しかいない」と主張する。
http://mycasty.jp/kirik/html/2005-03/03-09-44223.html いや、そりゃ地勢には詳しいけどよ。誰かがミサイルぶっ放したお陰で地形変わってんぞ?
さっきまでそこにあった山岳地帯や森林地帯が吹っ飛んで荒地になってんぞ?
どこに隠れるんだ、それ。 マジ洒落になってない。地雷地帯とかそういうレベルじゃない。
首脳会談で折り合えなかった戦争を、 隣接国が介入してどうなる。
こじれるだけなんじゃねえのか。知らねえぞ、マジで。
「戦争が落ち着いたら、ここに城建てるから」って、お前どこの誰が放射能まみれの土地に
収穫があると思ってんだよ。 しかも城を建てる材料を爆破したのはどこのどいつだ。
信じられん。荒廃という二文字を表現するのに過不足なく演出するとこうなる
という見本のようなもんだ。
というか、当初活躍してた連中はどこに逝ったんだ。責任者出て来い。
好き放題迫撃砲装填して「準備完了しました」じゃねえよ。こっちが吹っ飛ぶじゃねえか。
正直見てらんない。勝ち馬に乗ろうとかそういう目論見が根底から覆ってる状況だ。
私は戦死マニアか。火事場が嫌いだから傍観してたのに意味ないじゃねえか、これじゃあ。
922 :
921の続き:2005/06/27(月) 11:22:52 ID:JUiW6nhG
最後には、いつもの「予防線」だ。「100%うまく逝く保証が どこにもない」
「才能の方向が違う」ときた。最初から「才能」なんて彼にはないのにねw
才能の「方向」ではなく、それ以前に才能の「有無」を議論すべきなのに。
http://mycasty.jp/kirik/html/2005-03/03-09-44223.html そんな状況で「お前、どっち派なんだ」って、ギャグで言っているのか。
部外者だよ。関係者でさえねえよ。傍観してたんだ、関わりたくねえから。
口先介入で、とか、城の設計図作れ、とか、処理する方法だけ考えろ、とか、
そういったことなら分かるよ。リスクねえもの。頭の使いようだってある。
何とでもするわいな。しかしだ、横から介入しておいて「お前逝ってこい」
というのはどうなんだ。全部放り出して逃げるしか方法がないじゃないか。
心情的にどっちに肩入れしたいとか、計算でこっちにつけば何とかなりそうだとか、
そういうレベルですらない。役者の絶対数が足りないわけでもないのに、
何で突っ込まなければならんのだ?
平たく言や無理だ。まず時間がない。首脳同士に折り合えるポジションがない。
折り合う気もない。どっちも得しない。折り合ってもどっちも感謝しない。
その後の展望が見えない。うまくいかない条件だけが全部揃ってる。
良い条件はこちらで仕込まないとならない。それも、100%うまく逝く保証が どこにもない。
協力者も少ない、っていうか、片方を戦争にそそのかした戦犯が既に逃げとる。
誰がどう責任取るんだ。戦争当事者が見当たらんぞ。探し出して軍法裁判でもするのか。
誰がどういう理由で裁くんだ。それも、君らしく拡声器で喋りながら処理しろとか、
冗談じゃねえ。部外者だから野次飛ばしてるんだ。責任負わされて愚痴を公言する馬鹿がどこにいる。
つか、私のような平凡な相場師が稀代の勝負師を説得できるわけがない。
状況を利用するすべにのみ長けた人間が、状況を作ろうとしている人間に
作用できると思うか? しかも相手は負け戦なのにそれに気づいていない。
はっきりいって順番が逆だ。才能の方向が違う。 より大きい別の仕掛けを
作らなければ勝ちも得もないし、大きい仕掛けを作るのには材料が足りない。
創意工夫でどうにかしろというが、それができるのならば自分でやっとる。
わーわー言えというからわーわー言ってみたが、 良く考えたら
適材はお前しかおらんからお前やれというのは根底から間違っていると思わんか。
わーわー泣くぞ、マジで。知らんがな。だがまだ救いは二個振ったさいころの
片方がまだ転がっているところかな。 片方の出目は悪いが、もう片方が良いように転がれば、あるいは。
でも放射能で汚染されちゃった土地だけはどうにもならんけどね。
923 :
922の続き:2005/06/27(月) 11:24:35 ID:JUiW6nhG
しかも途中に、さりげなく「数字の話」を入れて、これで議論に
信憑性らしきものを加える。田中角栄と同じだね。
http://mycasty.jp/kirik/html/2005-03/03-09-44223.html 「この材料で城建てといて」って、お前、うまい棒二十五億本で城が建つわけねえだろ。
こどもの城でも建てるつもりか。お菓子の城建てて誰が住むんだ、そこに。私はやだぞ。
本心から嫌だ。っていうか、建ったとしても床が抜ける城に篭らせて何をさせるつもりだ。
腹が減ったら城を喰えとでも言いたいのか。小学生じゃあるまいし。
「この材料で城建てといて」って、お前、うまい棒二十五億本で城が建つわけねえだろ。
こどもの城でも建てるつもりか。お菓子の城建てて誰が住むんだ、そこに。私はやだぞ。
本心から嫌だ。っていうか、建ったとしても床が抜ける城に篭らせて何をさせるつもりだ。
腹が減ったら城を喰えとでも言いたいのか。小学生じゃあるまいし。
924 :
Trackback(774):2005/06/27(月) 11:25:09 ID:ItxjJaPj
>>919 いや、普通の感覚持った人はもうとっくに脱会しているから。
まだ信者な人は何があってもついていくと思うよ。
925 :
Trackback(774):2005/06/27(月) 11:46:27 ID:6aBHKwzi
spa!のプロフィールに「EVホールの電球を外すケチっぷり」みたいな紹介されていましたが、ネオ丸ごとじゃないの?
926 :
Trackback(774):2005/06/27(月) 11:46:51 ID:JUiW6nhG
>>924 > いや、普通の感覚持った人はもうとっくに脱会しているから。
それもそうだな。脱会する機会は、いくらでもあったからね。
・「ソニーのくたらき氏を一喝して、コンサル契約が切れ、したがって
機密保持の義務も切れた」とブログで公言してしまったとき
・住んでるマンションを一棟買いしたのが嘘だと判明したとき
・親爺の会社の「八重洲本社」が形式上のもので、実質の本社は
在日ひしめく川口市にあったことが判明したとき
・山本権兵衛の曾孫であるという噂をたてるべく2ちゃんで自演した
経緯と手口が判明したとき
・CPA 磯崎氏が瞬時に転向したのを見たとき
927 :
Trackback(774):2005/06/27(月) 11:49:20 ID:JUiW6nhG
>>925 それも「一棟買い」神話を補強するための小話だったのだね。
しかもその小話には、ユーモアまで加えている。
なかなか彼は、上級の詐欺師だな。騙す技術については、非凡さを感じる。
いやぁお代官さんほどじゃあありませんよ
「いかだ話」が日経新聞に否定されちゃった。
しょうがないね、もう。
とりあえず、「いかだ」は法螺確定。