http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/587010.html 日本旅行北海道(札幌)が出資する農業事業会社が岩見沢市内の農業生産法人と共同で
ファームレストラン事業に参入する。
自家栽培したコメと野菜を使ったメニューを提供するレストランを7月に同市内に開店し、
日本旅行が販売するツアー商品にレストランでの食事を組み込んでいく計画だ。
道農村設計課によると、農家が運営するファームレストランは道内で127カ所あるが、
旅行会社が経営に参画している例は珍しいという。
農業事業会社は「あぐりツーリズムネット」(札幌)で2012年4月に設立。
富良野、札幌などの計7戸の農家と提携し、首都圏のホテルやレストランに農産物を販売している。
ファームレストランは、これら提携農家の一つである岩見沢の農業生産法人道下産地が自社の敷地に建設し、
自家栽培野菜やコメを中心とした料理を提供する。
道下産地は約3300平方メートルの敷地に72人収容可能なレストランに加え、
観光客や地元住民が利用できる農業体験棟も建設し、収穫した野菜を調理、試食できるようにする。
日本旅行の本州からのツアー客や札幌発着の日帰りバスツアー客に昼食を楽しんでもらうほか、
他社のツアー客や個人客にも開放する。
画像:岩見沢市内に建設するファームレストランのイメージ図(あぐりツーリズムネット提供)
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