【ミシン】JUKI：世界の服飾産業で活躍する最高峰のミシン…工業用ミシンで世界首位、日本の製造業の隠れた成功物語（英FT）[12/24] [転載禁止]©2ch.net

ソース（JBPress、2014年12月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙）
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42509

　中国南部の各地に点在する工場では、何百万人という中国の若者が、日本、韓国、欧州、米国の消費者のために来る日も来る日も衣料品を
生産している。こうした労働者の多くにとって――絶対に手放せないスマートフォンに次いで――最も重要な装備は、JUKI製のミシンだ。

　東京に本社を構え、1947年にミシンの製造を開始したJUKIは、中国からバチカンまで世界約170カ国に顧客を抱えている。例えばソニーなど、
日本の台頭と同義語だった大手メーカーの一部は輝きを失ったが、JUKIは日本経済を支える目立たない企業の好例だ。

　JUKIは30％の市場シェアを持つ業界トップ企業で、多国籍小売企業向けに生産を手掛ける衣料メーカーの間で特に人気が高い。「これは
個人的嗜好で、クルマを選ぶようなものだ」。自社で使用するミシンの9割以上がJUKI製だという中国の衣料品製造企業KTCのゲアハルト・
フラッツ社長はこう話す。「けれど、JUKIのミシンは荷馬のような信頼性がある」

■顧客との親密な関係構築が成功のカギ

　ブルックスブラザーズやバーバリーを得意先に持つ香港の衣料品メーカーのTALは、使用しているミシンの少なくとも8割がJUKI製だと言う。
TALの会長で、香港の衣料品業界の大物であるハリー・リー氏は、JUKIの成功の秘訣は、顧客との間に築いてきた密接な関係にあると
話している。

　JUKIの縫製機器事業の責任者で、仕事時間の半分を顧客訪問に費やしている宮下尚武氏も、顧客との関係の重要性――同社が栃木県の
工場の敷地内で作っている梅酒を飲みながら関係を育むこともあるという――とJUKIの対応の速さを強調する。

　「TALで問題が起きたら、ハリー・リーが知らせてきますよ」。宮下氏は冗談めかしてこう言う。「長年にわたる関係の中で、何度も
呼び出されました」

　東京株式市場に上場しているJUKIの出発点は第2次世界大戦だ。1938年、日本軍が当時最もよく使われていた小銃を使い果たして
しまった時、日本語で「銃器」と呼ばれる九九式短小銃を生産するために、小規模業者が集結して組合を組成した。戦後に銃器の需要が
消滅すると、JUKIは家庭用および工業用ミシンの生産に切り替えた。JUKIは社名を維持したかったが、漢字は「銃器」ではなく「重機」とした。

　JUKIは回路基板に電子部品を搭載するロボットも製造しているが、売上高の73％を稼ぐ縫製機器事業は、世界の繊維産業のトレンドを見る
機会を与えてくれる。

　1970年、JUKIは、当時世界の繊維産業の中心地だった香港に初の海外子会社を設立した。その直後に欧州へ、後に米国へと進出した。

　東京西部にあるJUKI本社で、宮下氏は、JUKIは1976年に中国市場に参入したと語る。中国全土に32工場を持つ国営の衣料メーカーに
対する供給契約を勝ち取った時のことだ。

　1979年に�ｹ小平が経済改革を実施した後、JUKIは受注を伸ばしていく。この傾向は、香港企業が中国本土へ生産拠点を移したことに伴って
継続し、1997年のアジア金融危機を受けて加速した。「それまでは、中国は改革を始めていたが、依然として資本とインフラが不足していた」
と宮下氏は言う。

　ウォルマート、ナイキ、アディダスなどの企業は、中国政府が通貨危機から自国を守ったこと、そして安価な労働力がふんだんに存在する
ことを理由に、中国の安定性が向上したと考えた。

（>>2以降に続く）

（>>1の続き）

■一時は5割に達した中国事業のシェア、人民元上昇や人件費高騰で急減

　「当時の中国の状況は、今とは全く違いました・・・工場が人員を1000人募集する求人広告を出すと、工場の門の外に1万人集まった」。
宮下氏はこう振り返る。中国への工場移転が進むにつれて、JUKIの世界売上高に占める中国事業のシェアが上昇し始め、2000年には5割を
達成、2000年代は概ね5割程度で推移した。

　状況が一変したのは2005年のことだ。中国はドルペッグ制をやめ、緩やかな人民元上昇を容認した。それを受け、製造原価が増加した。

　そして2008年、中国は新しい労働法を導入した。新法導入で労働者は条件改善の恩恵にあずかったが、人件費は急激に跳ね上がった。

　「コストが膨らみ、人民元の値上がりが続き、利益が減り始めた」と宮下氏は話す。「小売業者は中国での事業が難しくなってきたと言い、
注文を徐々に東南アジアへ移し始めた」

　現在は、JUKIの売上高全体の25％が中国だ。過去数十年間で、JUKIは順調に世界展開を進め、日本企業で一番のライバル、ブラザー工業
を引き離した。

　現在、JUKIは新たなライバルからの挑戦を受けている。世界市場で12％のシェアを持つ中国企業JACKである。

　宮下氏はバングラデシュに出張した際、昔からの顧客企業の社長が工場を案内し、ミシンの稼働状況を見せてくれた時のことを思い出す。

　「社長は工場にあるすべてのミシンがJUKI製だと言ったんですが、工場に足を踏み入れた途端、JACK製のミシンだと分かりました。全く同じ
フォントでこっちはJUKI、あっちはJACKなんですよ」。宮下氏は笑みを浮かべながらこう語った。

　同氏の話では、工場から新品のJUKI製ミシンがすぐに壊れたという苦情の電話があったが、聞いてみると、工場のミシンはJUKI製品ではなく、
中国のほとんどのミシンメーカーが拠点を置く浙江省台州市の企業が生産したものだということが分かったケースがたびたびあったという。

■偽ブランド商品との戦い

　こうした例は多くの外国企業が中国で直面する登録商標の模倣という問題を浮き彫りにしている。「JUKLという中国企業があったんですが、
提訴したら消えていきましたよ」と宮下氏。

　香港と上海に20年以上駐在し、JUKIの中国事業を構築してきた同氏によると、他の中国企業もこのゲームに参加しようとしているという。

　福建省の某企業は、ライバル企業のブラザー（Brother）の社名とよく似た「Brosister」というブランドを生み出した。「彼らは本当に驚くような
名前を思い付くものです」と宮下氏は話している。

（終わり）

ブラジャーミシン

うちのミシンもJUKIだな。
専門学校でも使っている業務用を買った。
本体がダイキャストで重いし派手な機能ないけど、メンテナンス楽で壊れない。

ミシンはsingerだな、JUKIの将来像も透けて見えるし。

蛇の目ミシンはどうなった？

>>1
うん？

オレのお袋が使っていた「蛇の目ミシン」はどうなんだ？　と思って調べてみたら、
家庭用ミシンのシェア世界一位となっていたな。
JUKIは、工業用ミシンの世界一位らしい。

その他ブラザーミシンもあるようだし、ミシン一つとっても日本の工業力はフトコロが深いなあ。

昔は本社の近くでケーキ屋もやってて、
ここのクリスマスケーキ食べたことあるよ

>　福建省の某企業は、ライバル企業のブラザー（Brother）の社名とよく似た「Brosister」というブランドを生み出した。「彼らは本当に驚くような

くすっとした

JUKIってチップマウンターも作ってたのか
ミシン専業だと思ってた

まぁ、敗戦後の軍事産業からの業種転換組だから、あのまま重機関銃作り続けていたら良い物を作っていただろうね

ブラザーやジャノメでは駄目なのか

Brosister＞ブラザーでシスター＞男の娘？
こんな連想のレスが出るのを予測したがまだ出てない？

>>7
JUKIの家庭用は訪問販売が問題になって部門縮小された

ふーん、ある娯楽産業が儲かっていた時代に、その部品を作っていた（今はその子会社を放逐済み）のは記事には書かないのな。

発信元がJUKI株保有してるんですね分かります

高級品は手縫いに回帰してるし、ファストファッションが壊滅したらおしまいだな。

右翼ミシン
日帝が！！！！

ブラザーはブラザーで、プリンターとかで業績伸ばしてるんだよね。

>>5　
シンガーはいま名前だけ台湾に買われた　実態はハッピーミシン

>>12
蛇の目は工業用を作ってない　あくまで家庭用トップメーカー
ブラザーはミシンはやる気ないわ>>5

ここまでで柘植大尉なし？

>「JUKLという中国企業があったんですが、提訴したら消えていきましたよ」と宮下氏。

特許や商標みたいな私的独占権は自分で守るしか無いんだよ

>>21
リッカーはベルニナのOEMで販売したホリデーヌシリーズのみヲクで高値を付けているな

ズボンの裾上げのためにミシン買ったわ
これでも嫁入りますか

工業用ミシンは家庭用より縫うスピードがめちゃ早いから、
時々自分の手指まで縫ってしまう人がいるらしいわ

銃器に再参入すればいいと思う
機関銃なんか、音も似ているし、カラシニコフといい勝負で、世界市場を席巻しそう

自動ミシンはよ作って、中国人の人海戦術での生産をはよ辞めようや

韓国の掲示板で目立つ会社じゃないけど、その分野では大手な日本企業ロゴをズラッと並べたスレがあった
韓国人たちは揃って「これ全部韓国の会社だろ！」という反応ばかり
もちろん「JUKI」も含まれてた

重衣料：ジャノメ
軽衣料：ブラザー
中庸：ジューキ

こんなイメージ。家庭で使うならブラザーお勧めするけど。

先行銘柄でいじったことあるわ。今、株価どうなん？

JUKI KIRIN

業務用：JUKI
個人用：ブラザー
投資用：バークシャー・ハサウェイ

>>29
現行のジューキ家庭用は業界最大のマブチ製65W DCモータ積んでるんで厚物無双化されてる

でも一番すごいのは島精機のホールガーメントだよな。継ぎ目の一切ない
ニットセーターが作れる。

家庭用は山崎ミシン

>>33　知らんかった。今ジューキでさすがにへたってきたから次何を買おうか迷ってたんだわ。参考にする

>世界シェア１位で約22％

>「欧米はもちろん韓国、台湾をも寄せ付けない断然トップの半導体生産」、というと誰もが何かの間違いだろうと思う。確かに、半導体生産「額」や半導体生産「量」と続けると、とうの昔にトップの座を明け渡し、半導体王国の面影はない。

>しかし、半導体生産「能力」となると話は違う。失われたＸ年の間も依然として、日本は世界最大の半導体供給能力を保持した半導体王国である。ただ、死蔵されている部分がかなりあるのが王国の積年の病なのだ。

>全く同じ フォントでこっちはJUKI、あっちはJACKなんですよ

フォントどころかカラーリング(白地に水色)まで一緒だからな
ほかのパクリ企業も全部青系の文字で書かれてる

時々腹が立つのは、ボタン付けがマジで不完全な事。

メイドインジャパンでさえそうだ。

機械化し過ぎた結果、ボタンをくくる最後処理ができていない。

なんとかしろ、何が高品質だ。

国領のヨーカドーの隣が本社だったけどい移転しちゃった。
今は多摩？

UNIQLOジーンズも、ジュウキだよ

針が折れて、指を貫通した過去が懐かしい

誰でも使えるようなミシンを作るから日本国内の繊維産業が衰退したんだろうが。

ペガサスはあかんのけ？
蛇の目はいいとしてもブラザよか上だろ
株式市場的には

ジャノメは売り方がなんか胡散臭いから
日本製だとJUKI一択…


と思ってたがトーヨーってメーカーもあるんだよね　

>>45
家庭用だとジャノメ、ブラザー、ジューキが御三家。
他に米シンガー、ジャガーなど。

トーヨーは元々ミシンアタッチメントのメーカーで、最近家庭用ミシンに参入したばかり。
他に廉価機種主体のトヨタ/アイシンぐらいかな

>>44
ペガサスはかなりの特殊用ミシンの大手　汎用性ゼロだけど、それがないと大量生産できないようなミシンを作ってる

去年ジャノメのＭＥ８３０を買って満足しているが
ジューキとすごく迷った。
結局ジューキは出し入れ持ち運びが大変だから見送った。
まさに重機

JUKITOジューキDE実は会社が違うんだけど
自分はジューキ派

正 JUKIとジューキで だった。スマヌ

■■■
通名の方々：

テレビ局・新聞社・ラジオ局・出版社・
芸能人・テレビに出てる人・本を出している人・雑誌の表紙・芸術家・
スポーツ選手・アダルトビデオ・性風俗・ヤクザ・暴力団・部落(同和)・
教員・大学教授・ノーベル賞受賞者・医師・弁護士、検察官、裁判官・政治家・公務員・
経団連・経済同友会・公益法人・旧軍人・巣鴨プリズン・明治政府〜・
塾・予備校・専門学校・ 自動車教習所・ 商店街・飲食店・寺・２ちゃんねる・

■■■

家庭用のエクシードシリーズとか買ってみようかな
ただ問い合わせしないと買えないらしく、相見積もりしたりが面倒だな

ネットの安い通販店に問い合わせるのが一番安い

そもそも日本は軽工業立国だったんだけどな
1970年代に政府が織物を棄てただけ

JUKIって超ブラック企業だろ
ホワイトのブラザーと対極をなす
絶対就職しちゃいけない企業

繊維業は先進国化すると廃れる運命にあるからね
ジャノメやブラザーだけでなく
胡散臭い売り方はどこのミシンメーカーもしてる
JUKIも新聞沙汰になった部門切り捨てたくらいなので例外ではない
まあ一番保障長くしてるのはブラザーだけどね
日本には第三者が同じ条件で縫製したミシン比較サイトとか全然ないし

うちにヤマトミシンってのがまだ置いてあるが、この会社まだあるんだな。
うちの親父が自営してた頃、それまであったジューキのミシンを入れ替えしなくちゃならなかったんだけど、その頃金がなくてヤマトミシンの千鳥縫いを買ってたわ。
俺も踏んだことあるけど、糞なミシンだった。
本縫い用はジューキだったけど安定感が全然違った。

篠原ともえがここの職業用を愛用している

JUKIとベビーロックのジューキは別会社なんだな

>1
> JUKIは社名を維持したかったが、漢字は「銃器」ではなく「重機」とした。

1938年12月 東京都の機械業者約900名が出資し「東京重機製造工業組合」として発足
1943年9月 株式会社に改組し、「東京重機工業株式会社」と改称

どういうこと？フィナンシャル・タイムズ紙でたらめやな

いや、ワタクシ今まで直線縫いマシンはブラザーのヌーベルクチュール使ってたんだが、
これもう２０年以上使って故障知らずで今も現役なんだが、そろそろ買い換えようかと。

今回はJUKIにしようと。で、DDL-9000B-ssに決めかかっているところ。ですが、
これ、モデルチェンジ近いんじゃないんだろうか？ とはいえ、性能差などどんぐりの
背比べレベルだとは思う。新品購入だから、ウチに来て速攻で型遅れのお知らせは聞きたくない。

詳しい方、あるいは中のヒト、教えてちょーだい！

世界教師マイトレーヤは、人類に地球資源の分かち合いを求めている
人類が滅亡の危機にあることに警鐘を鳴らす

人類は現在の自然災害の多くが自身のつくりだしたカルマであることを理解しなければならない

分かち合いをすることが人類が救われる唯一の術です

>>34
似た感じだと下着メーカーのグンゼが完全無縫製つうのを作ってる
シャツ類はそのセーターみたいに作ってんのかも
パンツは接着だけで仕上げてる

リッカーはまだあったっけ？

ミシンの起源はウリナラ、朝鮮ニダ。
はい論破ｗ

ミシンの機嫌はウルナリ、朝鮮ニンジンだ。
はい論破利w

順調そうに書いてるけど一度倒産してるからな

家庭用ミシンって今でも売れてるの？
今

エクシード普通に売ってくれ
ミシン屋に片っ端から問い合わせしないと買えないなんて、買う方も毎回返答するミシン屋も大変だよ。

がんばってDDL-9000B-Sにすんべ。

長持ちすんぞ。

２８萬だが。

さすがに高いな

いやあ、中国で生産してるからこの価格でおさまってるんよ。

日本で生産したら、４０萬近い価格になってまう。