【市場】製造・“非"製造業向けロボットの世界市場を調査 [2014/05/29]
1 :
夜更かしフクロウ ★:
http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=25106 ― 2020年予測 ―
製造業向けロボット市場は2013年比53.9%増の6,502億円
・・・中国でのロボット生産推進で、価格低減や導入シーン拡大に期待
"非"製造業向けロボット市場は2013年比2倍の4,679億円
・・・国際規格発行、基準策定で本格スタート
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 阿部 界)は、
2013年12月から2014年3月にかけて、製造業向けロボットと非製造業向けロボットの市場を調査した。
その結果を報告書「2014 ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望」にまとめた。
この報告書では製造業向けロボット4カテゴリー15品目と非製造業向けロボット6カテゴリー15品目の世界市場、加えて製造業向け
ロボット構成部材6品目と非製造業向けRT(ロボットテクノロジー)搭載機器9品目の国内市場(日系メーカーの海外販売実績含む)を調査・分析し、将来を予測した。
(調査結果の概要)
■製造業向けロボット市場
2013年の製造業向けロボット市場は、自動車、スマートフォン・タブレット関連の設備投資や、中国、タイ、インドネシア、米州での需要により、
前年比6.2%増の4,225億円となった。最大の需要地であるアジアは市場の43%を占め、そのうちの半数が中国である。
中国では人件費の高騰や労働条件が厳しい中での労働力確保、中国のローカルユーザーの品質要求の高まりにより、ロボットを活用した自動化が
急速に進められている。
この需要に対応すべく大手ロボットメーカーは続々と中国生産を開始している。中国でも人件費が高騰していることから大幅なコストダウンは
期待できないが、納期や為替の面では優位であるとみられる。
また、大手メーカーが中国に進出する一方で、中国のロボットメーカーも台頭しつつある。
中国メーカーは現在アクチュエータ系ロボットを中心に廉価製品を展開しているが、これにより中国市場において価格要求が厳しくなっており、
日系ロボットメーカーは現地販売拠点やサポート体制の構築などこれまで以上にきめ細やかなサポートが求められている。
2014年以降は、引き続き中国を中心に拡大し、インドネシア、アルゼンチン、ブラジル、インドなどの新興国での需要拡大も予想される。
中国生産の推進による価格低減が進み、導入シーンがさらに拡大していくことで、2020年の市場は2013年比53.9%増の6,502億円が予測される。
日本では産業用ロボット向けモータの80W規制が撤廃された。
これまで産業用ロボットに採用するモータが80W以上である場合、柵などで人と分離する必要があり適用が制限されていた。
しかし、2013年12月より、リスクアセスメントに基づく適切な安全対策を講じることで安全柵の設置は必要なくなった。
同規制の撤廃で、これまで柵のスペースが確保できず、導入が進まなかった中小企業での産業用ロボット導入促進につながるとみられ、
ロボットユーザーのすそ野が広がると期待される。
(続きます)
関連スレ:【企業】「トヨタ自動車」がリハビリ用ロボットの臨床研究モデルを開発 今秋より医療機関へ導入 2014/05/30
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1401514039/l30
2 :
夜更かしフクロウ ★:2014/05/31(土) 17:51:34.00 ID:???
■■小型垂直多関節ロボット市場
2013年 415億円 / 2020年予測 640億円 [13年比154.2%]
2013年は中国や台湾のEMSを中心に需要が拡大し、前年比9.5%増となった。新規参入に加え、これまでOEM供給を受けてきたメーカーが自社製品の発売を開始するなどの動きがみられた。
今後中国をはじめとするアジアで、ローカルユーザーの需要拡大が期待され、2020年に640億円が予測される。特に自動車関連では日系自動車メーカーが進出しているタイ、インドネシア、インド、メキシコ、ブラジルなどでの需要が期待される。
日本や欧米のユーザーは自社で高度なロボットシステムを構築できるが、アジアのローカルユーザーにはその技術力がない場合が多く、SIerを活用したシステム構築が必要となる。
しかし、現地SIerの技術力も未熟であるため、市場拡大のためには現地SIerの教育や技術サポートが必要になるとみられる。
■■次世代多関節ロボット(双腕・上肢)市場
2013年 46億円 / 2020年予測 310億円 [13年比6.7倍]
現状は日本での自動車分野を中心とした市場であるが、今後は人件費が高い日本や欧米で人の感覚に頼っていた組立て工程での導入が進むと予想される。
しかし、人が行っていた複雑な作業を代替するためには新たにアプリケーションを開発する必要があり、市場拡大は緩やかである。
2014年にはKUKA Roboterが本格展開を開始し、2015年にはABBやセイコーエプソンの参入も期待される。
アプリケーションの開発が進み導入シーンが広がることで市場も拡大し、2020年は310億円が予測される。
■非製造業向けロボット市場
2013年の非製造業向けロボット市場は、前年比0.6%増の2,346億円となった。
新規参入が活発化している掃除ロボットと、患者への負担が少ないというメリットがある手術ロボットが市場をけん引している。
2014年には生活支援ロボット向けに国際安全規格「ISO13482」が発行され、2015年には具体的な安全設計手順や基準が策定される見通しである。
新規参入メーカーの増加、安全基準の担保による新たな市場形成が期待され、本格的な非製造業向けロボットビジネスがスタートし、
2020年の市場は2013年比2倍の4,679億円が予測される。
今回の調査品目の中で国際安全規格によりさらなる展開が期待できるのは、パワーアシスト・増幅スーツ(ロボット)、手術ロボット、
荷役・搬送ロボット、移乗ロボット、ヒューマノイドロボット、コミュニケーションロボットなどである。
また、国際安全規格以外にも、Google、Apple、Amazonなどの異業種によるロボット開発メーカーのM&A、東日本大震災や福島原発事故などで
注目された原発ロボットや災害ロボットの開発が加速するなど、市場は急激に変化している。
(続きます)
3 :
夜更かしフクロウ ★:2014/05/31(土) 17:52:25.25 ID:???
■■パワーアシスト・増幅スーツ(ロボット)市場
2013年 9.5億円 / 2020年予測 200億円 [13年比21.1倍]
市場は先行するサイバーダイン「ロボットスーツHAL」がけん引している。現状では10億円に満たないが、2014年よりイノフィス、
2015年にはパナソニックの参入も期待され、2015年に30億円が予測される。
参入メーカーが増えることで、流通ルートやメンテナンス体制が充実していくと考えられる。
現状では医療施設でのリハビリ用や介護者のアシスト用が中心である。
安全性や有用性に対する認知が規格化によって高まり、介護医療保険が適用されれば、潜在需要が大きい一般家庭などへ広がっていくとみられる。
■■コミュニケーションロボット市場
2013年 2.9億円 / 2020年予測 10億円 [13年比3.4倍]
市場は1999年にソニーが「AIBO」を投入したことで形成され、以降大手、ベンチャー問わず参入しているが、撤退したメーカーも多い。
また、製品販売は行っていないものの、レンタル事業を行うメーカーもみられる。
コミュニケーションロボットによる認知機能向上、抗疲労、癒しなどの効果が認められ、介護施設やシルバーマンションなど法人向けの需要が
拡大している。
しかし、技術的な課題も多く、顔認識や音声認識などのセンサ精度向上、バッテリーの駆動時間を長くするなどの実用性の向上が求められる。
4 :
名刺は切らしておりまして:2014/05/31(土) 17:57:41.87 ID:SMNZCcnO
高機能 YASUKAWA
民間UAVの普及率トップは日本である。
NHKで放送していた[高専ロボコン]のロボットを
ロボットと認めるのに、ラジコン遠隔操作での民間利用をロボットとは
認めないわが国の閾値はどの辺に境界線を引くべきか?
見た目がラジコンならラジコン(玩具)としか見ない偏見か?
業務用として実務用のセンサーと安全確保や操作性の自立安定制御など
のマイコンなどを搭載しているのにロボットとは言わないのは偏見じゃないか?
プログラム式で行動を制御するラジコン型ロボットは普通にラジコン(玩具)
の目的ではない。
7 :
名刺は切らしておりまして:2014/05/31(土) 18:07:31.53 ID:xV77k8M3
おれっちのよしみ(セクソロイド)も調査に来るのかな
8 :
名刺は切らしておりまして:2014/05/31(土) 18:22:41.74 ID:bOxHPZ8u
製造業のロボットは、フィードバックのないものが多い
ロボットとは言えないんじゃないかい?
9 :
名刺は切らしておりまして:2014/05/31(土) 18:25:32.86 ID:yZuWYPBx
>>8 人間とほぼ同じ複雑なことをしてればロボット。
10 :
名刺は切らしておりまして:2014/05/31(土) 21:15:55.92 ID:oaWgYx8O
安全柵いらんてマジかよ
死ぬだろ
13 :
名刺は切らしておりまして:2014/06/01(日) 01:29:32.11 ID:NnPDhdo5
すき屋がゼロオペになる日も近いか。
14 :
名刺は切らしておりまして:2014/06/01(日) 01:37:01.15 ID:09l6OGoN
洗濯機を使えて 衣類を取り出してタンスに収納することができて
使い終わった衣服や道具を 元の位置に戻してくれて
必用な物を言ったら 取ってきてくれて
留守中 家に異常があれば 報告してくれて
食器を洗ってくれとか 便所を掃除してくれとまでは望まない
あとは就寝中も 泥棒の番をしてくれたら それだけでいいよ
2014/6/6
膨らむロボット市場 35年に9.7兆円見通し
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ050G8_V00C14A6TI0000/ 人の生活や作業をサポートするロボットは増えつつある。パナソニックは病院?で薬などを運ぶロボット「ホスピー」
を販売。セコムはプロペラで飛びながら?蔵カメラで不審な車や人物を撮影する監視ロボットを開発した。
今年3月下旬に東証マザーズに上場したサイバーダインは、?などに裝著するタイプのロボットを手がける。
病気や事故などで手足が不自由な人の動作を助ける。 …
2014/6/6
ロボット活用で生産能力維持 ものづくり白書を閣議決定
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF0600C_W4A600C1PP8000/ 政府は6日、2013年度の「ものづくり白書」を閣議決定した。国内の製造業は最先端のロボットを活用することで、
少人数でも生産能力を維持できると分析している。
日本は巨額の貿易赤字が続く一方、企業が国内で設備投資を増やし始めた動きにも着目した。
付加価値の高い製品開発に特化すれば、今後の輸出を伸ばす可能性があるという。
主な企業に国内外の拠点の役割を聞いたアンケートでは、過去5年で新設・増強した海外拠点は
「汎用品を生産するため」
との回答が8割近くにのぼった。半面、国内拠点は「高付加価値品の生産」との答えが約8割だった。
富士通が汎用ロボットの利用によって中国の10分の1の人員でパソコンを生産できるようになった例なども
紹介し、 生産性を高めて国際競争で生き残ることを勧めている。
とにかく 「自身と同じロボットを組み立てることが出来るロボット」 の開発を急げ
これに成功すれば、1→2→4→8→16→32と、短期間で複製が大量に生産される
あっという間に日本のロボットが市場を独占してしまう
他国のロボット産業は戦意を喪失して消滅するであろう
23 :
名刺は切らしておりまして:2014/06/15(日) 06:45:07.15 ID:93BR3hZp
>ロボット技術
これも愛知県が全国シェア1位だよね
産業用ロボットを中心とする全国のロボット製造業の製造品出荷額等(平成 23 年)は4,575 億円
そのうち愛知県は1,068億円で全体の23.3%を占め、全国トップシェアを誇っている
未来を担う群ロボットの可能性−昆虫のように群れで行動する小型ロボット
◆ ロボット開発、群ロボット工学、グーグル、ペンシルベニア大
ニューズウィーク(2014/07/01), 頁:47