どんな薬を処方してもらったかを記録しておく「お薬手帳」。2014年4月に適用された診療報酬改定を受け、おそらく一度は目にしたことのあるこの手帳に
関しても改定が行われていたことをご存じだろうか。
4月の診療報酬改定を知っていた12.8%、手帳は持っていかない49.7%──医療系モバイルサービスを展開するプラスアールの調査で分かった。
http://image.itmedia.co.jp/makoto/articles/1405/27/si_okusuri-01.jpg 「お薬手帳」に関する診療報酬改定の認知度(出展:プラスアール)
4月の診療報酬改定により、製剤薬局が患者に処方薬について指導する際の報酬「薬剤服用歴管理指導料」がこれまでの一律410円(自己負担3割の場合で130円)から
「お薬手帳への記載が不要であれば340円(同110円)」に改められた。これにより、手帳への記入が不要であれば実質20円節約できることになったが、
「この改定を知っていた」の回答は12.8%にとどまり、関心の低さが伺える結果となった。
もちろんお薬手帳の意義は大いにある。必ず持っていく/よく持っていくと回答した50.3%のうち「医師や薬剤師に見せることで、薬の重複などを防ぐため」
「あとで服薬記録(いつどれだけ飲んだか・効果はどうかなど)を書き込むため」「医師や薬剤師に持ってくるよう指導されているため」
「緊急の場合に備えて携帯しているため」「あらかじめ質問を書いておくことで、医師や薬剤師に相談しやすくなるため」といった理由により、
この層は積極的に手帳を活用する様子がみてとれる。
(中略)
インターネットによる調査で、健康知識共有サイト「カラダノート」ユーザー358人が回答した。調査期間は4月16日から14日まで
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http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1405/27/news131.html