これ、理由は「縦割りだから」じゃないんだよね。
ITの縦割り問題は、実は80年代後半には、霞ヶ関内部で勝負がついて解消してる。
ITは「郵政省」が担うことになった。郵政省が通産省に勝ったという、驚きの事例だった。
そして郵政省は、自治省などと合併して総務省となり、
国家インフラの実働分の大半を担う地方自治と、これで同一省庁になったから、
IT国家を目指す日本としては、理想的展開になるはず、だった。
なぜうまくいかなかったかって?
経産省の横槍?いえいえ。旧郵政官僚の政策立案力の問題だった。
主力官僚が夭折したり、中の人も大変だったらしいけど、それにしても制度構築ができない。
まあ所詮郵便屋だからな。
>>268にも通じるものがある。