【海外】成長大陸アフリカに投資の波 資源から消費に [14/02/28]
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依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★:
投資先としてアフリカ大陸に世界が熱い視線を注いでいる。10億超の人口を抱える
大陸は経済成長が続き、市場としても注目されつつある。これまで資源開発が中心だった
海外勢の投資は消費・サービスにも裾野が広がってきた。特にサハラ砂漠より南に位置する
「サブサハラ」と呼ばれる地域の成長性は大きい。アフリカで多くの国が独立してから
約半世紀。アジアのような投資をテコにした発展に期待が高まっている。(ロンドン=
上杉素直、カイロ=押野真也)
■弾みつく都市開発 航空・ホテル相次ぎ進出
ヨハネスブルクにナイロビ、アディスアベバ、アクラ……。アフリカ主要都市の国際空港
はどこも搭乗者でごった返す。ヒト・モノ・カネが集まり始め、空港や港湾、道路など
インフラの対応能力は限界が近い。インフラを拡充するため、至る所で道路や建築物を
新設する光景が目に付く。
世界の航空各社はアフリカ路線を積極的に新設・拡充している。アラブ首長国連邦(
UAE)のエミレーツ航空は8月から、アフリカ最大の人口を誇るナイジェリア線を拡充。
欧州大手のエールフランス航空も、ナイジェリアとコートジボワールの輸送能力を増強した。
ヒトの往来が増えれば、主要都市のホテル需要も高まる。ヒルトンやシェラトンなど
欧米系の高級ホテルは各国に相次いで進出している。ホテルのバーやレストランでは、
欧米やアジアからの観光客だけでなく、地元の利用客も目に付く。消費市場の盛り上がりを
映し、高級なシャンパンなどを注文する客も目立つ。
中間層の台頭に伴い、自動車も急速に普及。人気の高い日本車は、中古車の需要も大きい
。すでに東アフリカ地域には、日本の中古車業者が進出した。半面、都市部では渋滞が
悪化しつつあり、大気汚染の問題も浮上している。モータリゼーションの本格化をにらんだ
インフラ整備や環境対策が今後の課題となる。
■人口は10億人超に 高い出生率、市場拡大
国際通貨基金(IMF)の統計によると、ソマリアを除くアフリカ53カ国の2013年の
国内総生産は約2兆750億ドル(約212兆円)と、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国
合計額2兆4120億ドルを下回っている。
アフリカの経済規模は1995年当時の日本の総生産額とほぼ同水準。アフリカ最大の経済
規模を誇る南アフリカでも、3539億ドル(約36兆円)と、ほぼ大阪府に並ぶにすぎない。
中南米など、ほかの新興市場と比べても経済規模はまだ小さい。
それでも世界は人口10億人超の成長市場を無視できない。ナイジェリアの人口は1億6千
万人を突破し、エジプトとエチオピアがそれぞれ1億人に達する勢い。これから少子高齢化
が進むアジアなどと比べ、高い出生率を維持していることもあり、今後も市場規模が拡大
していくのは確かだ。
ソース:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO67521840Y4A220C1FF1000/ (つづく)
>>1のつづき
13年のアフリカへの海外からの直接投資は約566億ドルと、12年比で14%増えた。国連
貿易開発会議(UNCTAD)によれば、12年の対アフリカ投資はインドなど南アジアが
93億ドル。欧州諸国(79億ドル)、米国(48億ドル)、中国(18億ドル)を上回り、インド勢
の存在感が大きい。
インドは地理的に近いことから歴史的な結びつきも強い。現在は、東アフリカ地域を
中心に通信や食品関連分野などへの投資を通じて地域での影響力も強まっている。
■台頭する中間層 消費財メーカーに商機
第2次大戦後、アフリカ大陸における日系企業のビジネスは、豊富な天然資源に着目した
商社やエネルギー企業の進出が第1幕だった。第2幕は、欧州への輸出拠点として自動車
メーカーなどが工場を稼働。最近は、消費市場としてのアフリカに着目する新たな流れが
起こっている。
ある日本の有名消費財メーカーは、南アフリカの地元流通企業に頻繁に足を運んでいる。
サブサハラ地域に広く出店する南アの流通業に食い込めば、一気に市場開拓できるという計算だ。
日本貿易振興機構のアンケートによると企業の8割以上が注目するのは「中間層の台頭」
。先進国に続いてアジアの国々も21世紀半ばには人口が減少局面を迎えるが、アフリカは
22世紀まで増加が続く見通し。
なかでも東アフリカの動きは活発だ。アフリカ各地で展開する運用会社、インベステック
・アセット・マネジメントのストラテジスト、マイケル・パワー氏は東アフリカの成長力に
ついて「海を隔ててアジアや中東に面する地の利に加え、教育や技術が行き渡り、産業化が
急速に進み始めた」と解説。経済の発展を示す指標として「輸出の品目構成」を重視する。
東アフリカのタンザニアやケニアは資源や食品など何十品目もの項目に分散し、ドイツ
など先進国に近づいた。大陸南西部のアンゴラが、なお輸出の9割以上を原油が占めるのと
対照的だ。
投資家は「東アフリカの次のステップ」として通貨統合に期待する。ケニアやタンザニア
など東アフリカ共同体(EAC)に加盟する5カ国は昨年11月、10年以内に通貨同盟を設立
する協定に署名した。関税政策の共通化など経済同盟を深め、外国からの投資の呼び水に
なるとの見方も多い。
-以上-
アフリカに手を出してるのは中華ぐらいのもんだろ。
しかも地域の成長とかどうでも良くて、本国から労働者まで連れて来ての
やりっ放し開発だから、後は荒廃するだけ。
4 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/01(土) 21:59:03.65 ID:z/ErKOdl
5 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/01(土) 22:01:55.29 ID:6aRRLM/+
ただのハゲタカと投資家の金儲けの為の道具になってるだけ、他の奴らを嵌め込んだら直ぐに撤退するのは目に見えてる(笑)
6 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/01(土) 22:22:06.71 ID:VeScI+HA
政治が安定するか次第だが
ムリだろうね、アメリカ・中国にしゃぶられ
そのうち、民衆がデモでまた1からやり直しみたいな、くりかえし
7 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/01(土) 22:58:18.35 ID:wgqLm3ho
また日経か
8 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/01(土) 23:04:14.60 ID:1op7gke7
アフリカは部族対立が深刻すぎて発展は難しいだろう。
金だけではどうしようもない
東南アジアですら安定してないのに、
アフリカが安定するわけ無いだろw
アフリカ投資って何か怖いな
でも比較的実績のある南アフリカならいいのかな?
11 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/02(日) 14:10:16.31 ID:iWwvX/0L
12 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/02(日) 14:15:10.33 ID:Iz3ZW5S9
マサイの女子高生だってファーウェイ持ってる時代だもな
こちらがおどれき
2014/2/13
英ボーダフォン、携帯送金を新興国で拡大 アフリカ域外に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1202W_S4A210C1FF1000/ 【ロンドン=黄田和宏】英携帯通信大手ボーダフォン・グループは、アフリカなどで展開する従来型携帯電話を
使った送金サービスの普及を加速する。現在、主にアフリカで提供しているサービスの対象国を他の新興国にも
拡大。国際送金・決済大手の米マネーグラムと提携し、携帯の加入者向けに世界各国から直接送金できるよう
にする。決済手段としての携帯の利便性を高め、新興国事業を強化する。
ボーダフォンが普及に力を入れるのが「M―Pesa(エムペサ)」と呼ばれる携帯を使った送金サービスだ。
携帯のメッセージ機能を使って、送金情報などをやり取りする仕組みで、送金したい人はまずエムペサの代理店
で現金を払って電子マネーを買い、携帯電話で相手に送る。送金を受けた相手は、代理店で電子マネーを現金化
する。
ボーダフォンが出資するケニア携帯最大手サファリコムが2007年にサービスを開始。送金に加え、請求書の
支払いなどの決済手段としても用いられるようになった。
同国では現在、エムペサと同様のサービスが複数普及しており、ケニア中央銀行によると、昨年6月時点で
成人人口の7割以上にあたる2300万人強がこの種のサービスを利用。毎月の取引額は1500億ケニアシリング
(約1800億円)に達し、前年同月比2割増のペースで伸びている。
近年はケニア以外にも利用が拡大。エムペサの場合、利用者数は昨年9月時点で南アフリカ、エジプトなど
アフリカ大陸を中心に約1600万人。ボーダフォンは年内にエムペサを利用できる地域をアフリカ以外にも拡大。
成功モデルを域外にも輸出する計画だ。
世界の携帯電話会社の業界団体GSMAによると、世界で銀行サービスの利用が困難な途上国では25億人
が暮らすが、このうち10億人以上が既に携帯電話を利用。これらの地域では、現在約220の携帯電話を使った
送金サービスがあり、うち約半数をサハラ砂漠以南のアフリカ大陸が占めている。このほか、インドなどの
アジア太平洋地域や南米でもサービスの利用が進みつつある。
これら地域では、価格の高さからスマートフォンの普及に時間がかかる見通し。このこともボーダフォンなどが
従来型携帯を使った送金サービス・ビジネスを拡大する理由となっている。
携帯送金、金融機関も需要取り込み狙う
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1202X_S4A210C1FF1000/ 2014/1/30
[FT]アップル、次の主戦場モバイル決済に照準
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV30002_Q4A130C1000000/
16 :
名刺は切らしておりまして:2014/03/10(月) 00:58:48.93 ID:WF8+WAPe
気候、治安、病気、民度
様々なリスクが有って人口が多ければいいってモンじゃないだろう
数年バブル的に景気が良くなるだけと思うが