【統計】1月鉱工業生産は予想上回る4.0%増 駆け込み需要向けがピーク[14/02/28]

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1やるっきゃ希志あいのφ ★
[東京 28日 ロイター] -経済産業省が28日発表した1月鉱工業生産指数速報は
前月比4.0%上昇の104.1となり、リーマン・ショック直後の
2008年10月以来の高水準となった。
伸び率は大震災直後以来の急上昇となった。
ロイター事前予測調査の3.0%上昇を上回る伸びとなり、消費増税前の駆け込み向け
生産が本格化した。生産予測指数は2月が前月比1.3%上昇、3月が同3.2%の
低下となり、今回の増税前の生産ピークは1月から2月にかけてとなりそうだ。
経済産業省は生産の基調判断を「持ち直しの動きで推移している」として据え置いた。   
昨年12月までは生産、出荷ともに伸び率は1%以下にとどまり、さほど駆け込み需要は
うかがえなかったが、1月の伸び率は大震災直後の11年6月の伸びに匹敵する。
出荷も同様に急増した。

業種別にみると、国内自動車販売の増加から普通乗用車や部品など輸送機械が
前月比8.0%上昇。
また、半導体製造装置が台湾・中国向け輸出が増加したことなどを背景に一般機械も
9.6%上昇した。
化学工業では、洗剤や化粧水など日用品を中心に在庫積み上げ向けとみられる生産が
上昇した。
出荷は前月比5.1%上昇と生産を凌ぐ上昇となっている。蒸気タービンやボイラ
といった大型の一般機械に次いで、自動車やテレビなどの耐久消費財が目立つ。
在庫指数は出荷が強かったため、0.9%低下だった。

消費増税を控え、駆け込み需要向けの生産が全体を押し上げている一方、輸出向けは、
日銀が発表している実質輸出が1月に前月比2.3%程度減少しており、
半導体製造装置を除き、アジア向けの弱さが足を引っ張っている。
駆け込み需要向けを除くと、生産の基調は見かけの数字よりも割り引く必要も
ありそうだ。経済産業省でも、1月の生産実績の伸びは強いとはいえ、計画と比較して
やや下ぶれしており、基調として強まっているわけではないとみている。

先行き3月までの予測指数をみると、生産は2月も前月比1.3%上昇、
3月は同3.2%低下と減少に転じる。4月以降は内需の鈍化見通しから企業は
在庫削減方向の動きを始めそうだ。

市場からは1月の生産が事前予測より強まったとはいえ、「駆け込みで生産が
上振れても、反動減が大きくなるだけである。生産の基調を見る上では、やはり
輸出動向が重要となる」(SMBC日興証券)との声もある。

ソースは
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1R00A20140228
経産省のサイトhttp://www.meti.go.jp/から、2月28日鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(1月分)
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
2名刺は切らしておりまして:2014/02/28(金) 10:55:42.53 ID:fZrUydce
ピークアウト
3名刺は切らしておりまして
駆け込み需要のピークは過ぎたという観測もあったけど
まだあったのか