【AFP=時事】ブラジル観光公社(EMBRATUR)は20日、2014年サッカーW杯ブラジル大会 (2014 World Cup)の期間中に国内外の観光客がブラジル国内で使うお金の総額は、大会の 開催に向けて政府が投資した金額を上回るおよそ104億ドル(約1兆800億円)に達するとの 見通しを示した。
観光公社は「Mega-events are worth it(大規模イベントには価値がある)」と題した 発表資料の中で、ワールドカップのプレ大会として今年6月に15日間にわたって行われた コンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)はブラジル経済に約3億1100万 ドル(約324億円)の経済効果をもたらしたと指摘した。
また今年7月にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)でローマ・カトリック教会のフラン シスコ(Francis)法王も出席して行われた同教会の祭典「世界青年の日(World Youth Day )」では、約5億200万ドル(約522億円)が国内に落とされたとしている。