【流通】安売り競争に見切りをつけ、「安かろう良かろう」を実現…スペインのスーパー「メルカドーナ」[12/09]
ソース(日経ビジネスオンライン、「欧州発・最新“マルシェ”」)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131121/256151/ 写真=メルカドーナの店内
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131121/256151/ph01.jpg 緊縮財政による不景気に苦しむスペインでは、人々の財布の紐は固く、多くの小売業が不振にあえいでいる。そんなライバル達を
尻目に、急成長を続ける小売業がある。スーパーマーケットチェーンのMERCADONA(メルカドーナ)だ。
1981年には僅か8店舗だったメルカドーナは、2000年には493店舗、2013年には1411店舗にまで成長し、現在も年間60〜70店舗の
新規出店を続けている。マーケットシェアでは2000年に7%だったシェアは2013年現在14%にまで拡大し、スペイン国内首位の同社の
売上は2012年度191億ユーロ(1ユーロ135円換算で2兆5758億円)にも及ぶ。
■「低価格で高品質」を実現
それでは、なぜメルカドーナがここまで消費者から支持されているのだろうか? 識者により様々な分析がされているが、消費者から
見れば答えはシンプルだ。すなわち、すべての商品がバリュー・フォー・マネー、すなわちメルカドーナがモットーにしている「ALP」
(Always Low Prices with highest quality)が完全に具現化されているからだ。米ウォルマート・ストアーズの展開してきたEDLP
(Everyday Low Price)と似ていると思う読者もいるかもしれないが、EDLPとメルカドーナのALP(Always Low Prices with highest quality)
は似て非なるコンセプトだ。前者は競争軸はあくまで価格だが、メルカドーナはあくまで価格×質で勝負している。同社は現在8000種類の
商品を扱っており、うち約4割はプライベートブランド(以下PB)である。しかしPB商品、PB以外の商品問わずこのモットー「ALP」が浸透
している。
分かりやすい例をご紹介しよう。メルカドーナの食品向けPBにHACENDADO(アセンダード)というブランドがある。アセンダードの
人気商品の1つにオリーブの瓶詰めがあるが、オリーブにうるさい筆者のスペイン人の友人は、このアセンダードを絶賛する。曰く、
市場では2倍の値段がする量り売りのオリーブと変わらない味わいなのだそうだ。実際、筆者もバルセロナに住んでいた際には、
メルカドーナには大変お世話になった。PBではないが、例えばムール貝。メルカドーナでは、新鮮なムール貝はなんと1キロ1.5から
2ユーロくらいで買える。
写真=スペイン人オリーブ通も絶賛、PBのオリーブの瓶詰め
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131121/256151/ph02.jpg 日本円でざっくり言うと、1キロ大体200円。毎日ムール貝の白ワイン蒸しを楽しんでも、お財布には優しすぎる値段だ。ムール貝の
品質は蒸したときにどのような色になるかで判別できるのだが、メルカドーナのムール貝は常にオレンジ色で非常に美味しかったことが
記憶に新しい(なお、質の悪いムール貝は調理すると白っぽくなる)。メルカドーナは約4,700の漁師と直接契約し仕入れることで、
この質と価格を実現している。
(
>>2以降に続く)
(
>>1の続き)
さて前置きが大変長くなったが、「欧州発“最新”マルシェ」第3回の今回は、スペインのメルカドーナを取り上げ、同社がいかにして
この魅力的な商品郡、特にPBを作り上げたのかその背景を探りたい。
写真=新鮮な魚が並ぶ鮮魚売り場。客の好みに応じて、その場でさばいてくれる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131121/256151/ph03.jpg 1977年に精肉屋から始まったメルカドーナが、本格的にスーパーマーケットの展開に乗り出したのは80年代、現在の社長である
ホアン・ロイグ氏が経営を担ってからだ。当初は、スペイン南東部のバレンシア地方を中心に事業を拡大していった。しかしながら、
80年代後半に入るとフランスからやってきたカルフールが郊外立地の大型総合スーパーである「ハイパーマーケット」業態を持ち込み、
一方ドイツからはアルディなどのハード・ディスカウンター(低価格小売りチェーン)がスペインに進出、小売業の価格競争は一気に
激しさを増した。
■もとは精肉屋からスタートした
そうした中、メルカドーナは低価格競争で対抗した。広告費を増やし、日替わりの低価格目玉商品を打ち出しては、必死の顧客獲得
競争を繰り広げた。しかしながら、読者もご想像の通り価格競争は不毛な消耗戦を招き、損益計算書上その努力が報われることは
なかった。加えて、利益捻出のためにサプライヤーを叩き続けた結果、サプライヤーとの関係も悪化してしまった。
写真=もとは精肉屋からスタートした
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131121/256151/ph04.jpg ■安売り競争に見切り
ここで、メルカドーナは単なる安売り競争に見切りをつけ、1993年にALPのコンセプトを導入する。価格だけではなくクオリティも最高
水準を追求し「ボス」であるお客様の満足度(メルカドーナでは顧客のことを"The Boss"と呼び最も重要な存在である)を最大化する、
すなわちメルカドーナの言葉で言うとトータルクオリティ、分かり易く言うとコストパフォーマンス、バリュー・フォー・マネーで勝負すると
いう路線に切り替えた。
しかしながら、いざトータルクオリティを追求しようとしても、メルカドーナが、いやボスであるお客様が満足できるような商品は、普通に
探していても中々ない。安価で質の良い優れた商品は世の中に少ないことに加え、あったとしても直ぐに競合との取り合いになって
しまい、それらを囲い込んで独自の強みにすることは難しかったのだ。ここから、メルカドーナのPB開発に対する本格的な取り組みが
始まる。
(以下略。具体的な取り組みの内容など、本文はソース元でご確認下さい)
3 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 01:11:33.27 ID:+DcB9MDI
どうせ原産国は中国なんでそ。
安かろう良かろうを追及すると従業員が潰れるで・・・・・
究極の所、winwinの関係ってのは、自分とは関係のない所でその二か所分の利益を
どっかしらから捻出してる事に他ならないんだってことを忘れたらアカン
むかしオウムが経営していた「うまかろう安かろう」とか言う食べ物屋があったな
6 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 01:38:32.90 ID:lEeGJ5nw
それやって失敗したのが今の日本じゃね?
ちなみに全商品支那製なのは秘密ニダ
8 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 01:53:07.60 ID:4u1m6IV+
お金は物の対価物でしかないのに「安かろう良かろう」は言葉遊びでしかない
要するに企業努力で質をある程度維持しつつ安く売ってますってことだろ
ごく当たり前の話じゃね?
うまかろう安かろう亭
11 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 02:03:22.26 ID:VKYHkalF
あそこは、その当たり前の事が出来ていなかった訳だが
12 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 02:12:10.89 ID:UjqDtQh4
結局、仕入先をひっぱたいて、、、
それも安売り競争のひとつの形態じゃないの?
低品質の商品での安売り競争じゃなくて
中程度の品質の商品での安売り競争やってるだけじゃん
日本の場合は中国と韓国製がどこからともなく安物に入ってくる。
結局は安かろう悪かろうになる。
>>低価格高品質
デフレの始まりw
人件費が見出せなくなって終了だなw
シナチョンと運命を共にする気かな?
100円ショップでも、100円の単価にこだわった品ぞろえをしてる店が倒産したりするからな。
マージンを削ると数をさばかないとイケナイわけだが、安いだけでは客も次第に寄り付かなくなる。
これは日本もスペインを笑えない…
安かろう良かろう>安いなりの品質>安いけど微妙>安かろう悪かろう
さて何年間でゴールするのかな?
見切りをつけてないじゃん。
20 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 06:06:47.03 ID:kJs/MMny
これはあからさまなステマ
21 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 06:08:56.85 ID:Gkx2Io81
第2第3のダイエーやヤマダ電機にならなきゃいいけどねw
22 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 07:19:40.47 ID:oTknwZKf
安くて良い物などこの世に無い
23 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 08:24:51.68 ID:sTjCOXLJ
食品偽装国家日本の到達した「高かろう悪かろう」には辿り着けるかな?
首を長くして待ってるぜ
最後に落ち着くのは、値段相応
日本の食材は「安かろう、偽だろう?」
ドラクエの呪文みたな名前だな
28 :
名刺は切らしておりまして:2013/12/09(月) 12:31:16.20 ID:S03Mq3jB
日本には
”商売十訓”
と言う教えがあってね
その中に、こう言うのがある
”正札を守れ、安易な値引きは信用を失うもととなる”
要は商社飛ばして中抜きしてるだけだろ
62 名前:山師さん@トレード中 [sage] :2013/12/09(月) 17:32:40.42 ID:2z6XAgLR0
>>51 あなた!そこに座りなさい!って何回言われたか覚えてますか?
68 名前:+; (○)ε(○)∋)3 *:+ ◆od84itGhwo :2013/12/09(月) 17:34:14.48 ID:FhV7Y0WT0
>>62 (´・ω・`) ヒステリックには言われた時はまだ良い、静かに「ちょっと話がるから・・」と言われる時がやばい