NECは15日、従来品に比べて10台分の性能を持つ商用型スーパーコンピューターの
新製品を発売した。1秒間に640億回計算する能力がある世界最速クラスのチップを1台に
256個搭載。消費電力も従来の10分の1と省エネ性能も向上させている。
国内外の研究機関や製薬会社に月額450万円でレンタル販売し、国内外で累計300台の売り
上げをめざす。
新製品の名称は「SX―ACE」。1台で1秒間に16兆回の計算が可能になった。最大で
8台つなげられ、1秒間に131兆回計算できる。効率的に冷却できる装置を搭載してコンピュ
ーターが持つ熱を逃がし、消費電力の量を大幅に抑えることに成功した。
レンタル料は従来製品より高いが、性能が大幅に向上しており、新製品1台を使う場合の
費用は、従来製品を10台使う場合の6分の1で済むという。
NECは2009年、世界最速をめざすスパコン「京」の研究開発から撤退を表明したが、
商用型スパコンの開発は続けていた。従来製品は07年に発売されており、6年ぶりの新製品
になる。
従来製品は世界で累計1400台を販売した実績を持つ。現在は国内で50%、海外で10%の
シェアを確保している。新製品の投入で一段のシェア拡大を狙う。
ソース:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD150L5_V11C13A1TJ0000/ 関連スレ
【PC】NECが世界最軽量ノートPCを発売、二本指で持ち上げられる”ぶっちぎりの軽さ” [10/18]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1382146080/