【航空】軍用機の民間転用輸出に国際協力銀行(JBIC)融資を活用、海外需要の開拓に期待[13/11/05]
1 :
のーみそとろとろφ ★:
5日 ロイター]
-川崎重工業(7012.T: 株価, ニュース, レポート)製造のC─2軍用輸送機と
新明和工業(7224.T: 株価, ニュース, レポート)製造の水陸両用救難飛行艇US─2を民生用として海外に輸出する計画について、
国際協力銀行(JBIC)の低利融資を活用する構想が具体化してきた。
実現すれば、防衛装備品を製造する日本の重機メーカーにとって、新たな海外需要の獲得に道が開けることになる。
両社とも、輸出実現に期待を寄せており、海外への受注に向け政府に対し資金支援の可能性を打診している。
川崎重工のC─2プロジェクトを率いる大垣正信氏によると、経済産業省などの当局者は、
同社が海外で潜在的な顧客を見つけ次第、JBICに融資を要請すると説明しているという。
JBICは5年未満の融資ならば通常1%強の金利で実施する。
近年では海外の大型インフラプロジェクトへの日本企業の参入を支援しており、その大半が石油・ガス資源の獲得に絡んでいる。
JBICの広報担当者は、ロイターの取材に対し、融資の実施についてコメントしないのが同行の方針だと述べた。
<インドが購入を検討も>
新明和の救難飛行艇US─2は自衛隊に配備された装備品としては初めて、海外受注を獲得する可能性があり、
インド軍との協議が進展している。インド国防省の関係者は同国が関心を示していることを明らかにしたうえで、
「インドの情勢にとってどれだけ意味があるのか評価しているところで、まだ決定はしていない」と述べた。
新明和はカナダのボンバルディア(BBDb.TO: 株価, 企業情報, レポート)を主な競争相手と考えており、
水陸両用救難飛行艇について世界で100機ほどの需要があるとみている。
一方、 川崎重工の大垣氏は、輸送機について、アジアや、中東、アフリカに潜在的な需要があり、
今後10年程度で300機の受注が可能とみていると述べた。
C─2と競合する可能性があるのは、エアバスの軍用輸送機A400Mだ。
当機の欧州での受注は170機で、価格は1機当たり約1億6000万ドルとなっている。
日本政府は来年度予算でC─2輸送機を3機導入する方針で、合わせて603億円を概算要求に計上している。
C─2は、現行機種のC─1に比較すると、搭載量がほぼ4倍で、中型ヘリコプターも輸送可能だ。
航続距離も大きく改善され、C─1がぎりぎり日本の離れ島までの輸送が可能なのに対し、
C─2は貨物を東京からアフガニスタンのカブールに輸送することができる。
川崎重工は2015年までにC─2機を配置可能にするとしている。
大垣氏によると、同社には同機のマーケティング担当が10人ほどいる。海外では「YCX」として売り出す予定だ。
これらとは別に、三菱重工業(7011.T: 株価, ニュース, レポート)は
航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)が進める最新鋭ステルス戦闘機F35の開発について、
航空自衛隊向けに限り部品納入業者として参画することで協議を行っている。
続きます
>>2 (Tim Kelly 翻訳;石黒里絵 編集;北松克朗)
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPTYE9A402C20131105
2 :
のーみそとろとろφ ★:2013/11/07(木) 23:35:04.54 ID:???
>>1より
<安倍政権の武器禁輸緩和が追い風に>
こうした動きを後押ししているのは、安倍晋三政権による「武器輸出三原則」抜本見直しの動きだ。
安倍首相は年末までに新防衛大綱を閣議決定し、防衛装備品の輸出と国際共同開発参入を解禁する構え。
また、小野寺五典防衛相は10月22日の記者会見で、
武器輸出三原則の見直しを年末に策定する新防衛大綱に反映させる考えを示した。
政府はこれまで、政府開発援助(ODA)の例外的適用として、フィリピンとインドネシアに対し、
ODAを用いた日本製巡視船艇の供与を認めている。ただ、ODA大綱の中には、軍事的用途を回避するという原則がある。
フィリピンとインドネシアのケースでは、海賊やテロ対策の強化という目的を明確化し、米国からの支持を得たうえで、
政府承認へと至っている。
以上です。
3 :
名刺は切らしておりまして:2013/11/07(木) 23:40:38.07 ID:CqEw5Ioz
元々、武器輸出三原則は「紛争地に武器の輸出は禁止」ということ。ただ、それ
以外の外国にも基本的に輸出は自粛しようというもの。でも左翼脳解釈して反対
してくるだろうなぁ。
二式大艇の子孫がまた海外で飛ぶのか。胸熱だな
まぁ救難飛行艇US─2は世界中がこぞって購入してもいい機体だ
先の1000km以上はなれた荒れた太平洋でのヨット乗員救助の実話も
Youtubeで英語版で流せばいい。
これほどの高性能ならば買わないほうがおかしい。
6 :
名刺は切らしておりまして:2013/11/08(金) 00:12:46.95 ID:3apfiaNE
数千機くらい売れても不思議はない
>>5 量産で安くなればますます売りになるので、ぜひインドで飛んで欲しい。
8 :
名刺は切らしておりまして:2013/11/08(金) 00:20:39.08 ID:6UAmz1dS
US─2もいいけどありゃ用途が限定されるから、本命はC-2だな。
C-2の高速巡航と短距離離着陸はすごい。
救難飛行艇がなぜ武器輸出三原則の対象になってんだ?
日本政府は頭がおかしいだろ、いい加減自虐的な拘束を解けよ。
C2もP1もF2も10式も90式もそうりゅう型も世界に冠たる兵器だ
必要とし、欲しい国もあるだろう、フランスやドイツの見境のない
武器輸出を参考にしたらいい。
10 :
名刺は切らしておりまして:2013/11/08(金) 00:54:25.66 ID:FQaN5wxN
商用化してみたら大赤字で
エンジニアの自己満足に終わったら
政府の誰がどう責任とるのか?
US-2が売れるなら飛行艇なんて絶滅危惧種になっとらん
C-2もバルクカーゴなんてそんなに売れるもんじゃない
民転なんて寝言は寝て言え
>>9 ロシアのAKが中国製の安物コピーに押されて売れないって嘆くご時世
政治力でも価格でも優位性の無い日本製兵器は売れないよ
>>9 自動車用の水素燃料電池研究が「もんじゅ化」しているが
潜水艦・護衛艦・軍用車両に転用すれば素晴らしく伸びる可能性がある
だから、政府で民間の燃料電池自動車の研究を、研究者ごと買い取って
下記の用途に転用したらどうかと思う
●技術 SOFC燃料電池
●何故 自動車に向かないか
@加熱・冷却サイクル寿命が200回とかで、毎日・加熱/冷却を繰り返したら
200日で壊れてしまう、
A高速道路中央2車線をゴムタイヤ新交通システムのように改築するなら
電化だけでなく トラック運転を無人化して 運転手人件費も省ける
Bしかも高速道路の改築が14兆円で済むのに トラックを燃料電池化したら
燃料電池代が50年で250兆円もかかるので 道路を弄ったほうが安上がり
●何故 軍用船舶なら向くか
@海は第三軌条を敷設して電気を受電できず DIESELより 燃料電池のほうが省燃費
熱効率60%で DIESELの38%より圧倒的に燃料/「酸素」消費が少なくて済む
A船舶は航海中加熱しっぱなしだから、年間10航海としても20年持つと思われる
軍用の場合、停泊/駐車中焚きっ放しの不経済は、電気回収くらいで容認される
BDieselより遥かに静粛に作れる可能性があり、音響ステルス性に優れる
●造船業の奇跡的回復
@石油価格高騰で コンテナ船の20年運航コストの7割が燃料費 2割が建造費で
Dieselより2倍燃費がいい船なら 中国製の船の2倍の価格でも売れそうである
Aしかし、マダマダ燃料電池は量産規模が小さくて高く、燃料電池の寿命も20年程度
米国のように軍需で燃料電池量産してコストが下がったら民間向けに発売すれば
●用途
●原潜なみの水中高速のAIP潜水艦
そうりゅうのAIPは400馬力前後で水中8ノット15km/hくらいにすぎず
電池では水中20ノット出せるが1-3時間程度しか持続できない
・DIESEL+蓄電池を SOFC燃料電池+加減速SCiB蓄電池で置き換えれば
日中往復くらいの行動半径だが、原潜並の水中20ktを狙う事ができるだろう
液体酸素は燃料以上に重く熱効率が重要。液体酸素でDIESELを動かすと爆発の危険性
・対潜哨戒機で中国潜を追尾すると、中国の戦闘機に撃墜されうるが、AIP潜水艦で
追尾すれば戦闘機では発見/攻撃できないし中国は対潜哨戒機は少ない
●75人3600t二等護衛艦で、200人5000t一等護衛艦なみの航続性能
@安倍政権は、海自の退役艦を予備役にして、海保巡視船に転用する事を検討した
船を長く使ってコストが削減できる上に、海保の船が有事に軍艦に転用できる仕様
であったほうが、有事の動員戦力が大きくなるためである
Aしかし、海自の護衛艦は大きすぎ、人員を食いすぎ、燃料を食いすぎるので海保が反対
B一方で、海自はインド洋派遣が常態化してローテーションに無理が発生して
「大艦少数を 小艦多数+ヘリ護衛艦に改革すべきではないか?」という議論もある
Cしかし「小艦では航続性能でインド洋派遣などにムリがある」という問題がネック
D護衛艦の巡航DIESELをSOFC燃料電池にすれば75人3600t護衛艦で 200人5000t護衛艦なみの
長大な航続性能を得ることができ 防衛/海保予算の効率性が改善される
●音響ステルス戦闘車両
@在来砲弾は空中で炸裂して拳銃弾程度の速度の鉄片をばら撒いて半径50mを殺傷する
しかし、自走砲/戦車/装甲車の装甲はそれで貫通しないように設計されている
A米国は自律的に地上車両を探知して直撃する「知能化子弾」を2個搭載した
SADARMという砲弾を開発して、砲兵で戦車/装甲車を破壊するのが可能になった
Bしかし現代の砲兵の射程は東京-横浜間を越えており、目視照準できないので
音響センサーを砲散布して、無人機搭載のレーザー距離計とGPSで位置座標を計測して
砲兵射撃する形態に進化しつつある
C逆に言えば、音響ステルスが「飛び道具でやられないために」重要性を増す
E自衛隊の戦闘車両にゴムクローラーを履かせて、DIESELをPEFC燃料電池に換装して
音響ステルス化を実現し、対装甲砲弾を備蓄すれば、空母対戦艦のように
相手戦車/自走砲を遠距離から一方的に撃破可能であろう
このように、SOFC燃料電池を艦船に PEFCを軍用車両に搭載して
わが国の国防を改善するとともに
米国に「原潜より安いATP潜」
「3000tLCSの巡航エンジン用の燃料電池」「音響ステルス戦闘車両の燃料電池」を輸出して
燃料電池とリチウム電池を軍用量産で価格低下させて
民間高速コンテナ船受注でも「燃費優位で中国DIESEL船に対抗」でき
軍民のコストダウン相乗効果が非常に高いので
イキナリ燃料電池自動車を売り出して、高値で売れないよりは
まず、軍用・船舶用で量産して価格を下げてから、トライしたほうが
日産リーフの販売不振問題のような騒ぎを回避できます
軍用なら高性能ならある程度の高価格は容認されます
米軍に認められる高性能は中々大変ですが、値段が取れて・量販できます