【車/経営】世界の自動車業界、「4大グループ」に集約へ--日産と三菱自が提携、今後の焦点はマツダとスズキ [11/06]

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444名刺は切らしておりまして
長サイクルの事業強み フィノウェイブインベストメンツ社長 若林秀樹氏
http://www.nikkei.com/article/DGKDASDD030E8_T00C12A7TY6000/
 ――あれほど強かった日本のテレビがなぜ競争力を失ったのでしょう。
 「『円高が悪い』という議論が盛んだが、円高以前から弱体化が進み、円高はとどめを刺したにすぎない」
 「テレビに限らず、各種の家電やIT(情報技術)端末市場を観察していると、世界市場が数千万台規模の間は
日本勢が健闘するが、一億台を突破(ほぼ同時に価格が500jを切る)すると、とたんに競争力が低下する
法則のようなものがある」
 「携帯電話やパソコンでも市場規模が小さかった1980年代、90年代は・・・」

 ――理由は何でしょう。
 「市場が拡大すると、自社生産だけでは間に合わない。外部の生産受託会社をうまく使って成長したのが、
かつての米デルであり、今の米アップルだ。・・・」
 「もう一つ、テレビ市場での最大の強敵である韓国サムスン電子との大きな違いはスピード感だ。・・・あるいは
開発面でも効率化を進め、工場の交代勤務のように、開発陣も交代制で24時間体制で新製品を開発しているという。
パソコンでもテレビでも機器の台数拡大は製品サイクルの短期化と連動して起きる。組織にスピード感がないと・・・」

 ――再生への道筋は厳しい、と。
 「企業にはそれぞれ固有の時間軸や規模感があり、それから大きく外れた事業に手を出しても無残に
失敗するだけだ。その意味でソニーなどがスマホに力を入れるというが、私にとっては耳を疑う方針だ。・・・」

 「一方で日本企業の体質にピタリと合致する分野もある。例えばエアコンなどの白物家電はそれほど市場規模が
大きくなく、製品サイクルも長い。日立製作所や三菱電機が復活したのも、鉄道や重電、産業機械といったゆったりした
リズムの事業に回帰したからだ。面白いことに、テレビなどではあれほど強いサムスンも、複写機や携帯電話の
基地局といった台数規模がそれほど大きくなく、5年以上のサイクルの業務用機器の市場ではパッとしない。
彼等が苦手な分野に日本企業の活路がある」

 ・・・
445名刺は切らしておりまして:2013/11/16(土) 16:43:41.30 ID:7scyEIqh
2013/11/15付
(十字路)自動車に忍び寄るコモディティー化 増田貴司(東レ経営研究所 産業経済調査部チーフエコノミスト)
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO62611490V11C13A1ENB000/
http://ameblo.jp/takahashisa/entry-11695708051.html

 近年の製造業を取り巻く重要な環境変化の一つに、急速なコモディティー(汎用品)化がある。

 薄型テレビなどのデジタル家電がすぐコモディティー化するのに対し、自動車は2万点以上の
部品を調整しながらつくり込む「擦り合わせ型」製品のため、そうはなりにくいと従来考えられてきた。
 だが、その自動車にもコモディティー化の予兆が見える。

 第1に、インドのタタ自動車が2009年に約22万円の超低価格車を発売して以降、
各社が安くつくる技術を磨き、じわじわと低価格化が進行している。
 第2に、自動車の設計・生産方式が変わりつつある。
独フォルクスワーゲンは、自動車のさまざまな性能をあらかじめモジュール(構成要素)
に割り当て、それらをブロックのように組み合わせてつくる「レゴ式」と呼ばれる方式を本格的に導入し始めた。
現場力に依存せず、どこでも誰でも同じクルマをつくれるようにすることが狙いだ。
 第3に、世界の自動車市場は新興国主導で拡大し、17年には1億台を超える見通しである。
経験的に家電製品などでは、市場規模が1億台に達する頃にコモディティー化する例が多い。
 第4に、最近の国内自動車市場の堅調を支えているのは、維持費を含めた価格が安い軽自動車だ。
消費者が自動車購入時に価格を最も重視する傾向が強まっている。

 コモディティー化が進むと、機能面でいくら優れた新製品を出しても、価格競争に巻き込まれ、
利益の創出につながらない。
製造業にとっては製品の枠を超えた事業モデルの開発が急務である。
446名刺は切らしておりまして:2013/11/16(土) 16:51:23.39 ID:7scyEIqh
自動車は擦り合せ型だから後進メーカーは容易には追いつけないし日本の強みである、
何百万台クラブが生き残りの条件だというのは間違いで、実際、大合併組はダイムラークライスラーを筆頭に
全て失敗した、成功してるとこは独自路線をとってるメーカーだという話だった。
ところが自動車という製品がコモディティー化してしまえば違ってくる。
コモディティー化してくると生産台数が生き残りの条件だということは、
半導体や液晶パネル・テレビやスマホが証明している。
規模を持たないメーカーは脱落してゆく。
今はトヨタの現場の創意工夫による生産が優位でも、
自動車が陳腐製品化してくると現代自の遠隔指令生産方式が生産性で上回ってくる可能性だってある。>>157
ドイツ高級車メーカーはブランド戦略で成功してるが、スマホで言えばアップルみたいなもんだ。
日本メーカーもブランド構築と、自動車よりそれに付随するソフト・サービス面での収益源確立が重要になってくる。
447名刺は切らしておりまして:2013/11/17(日) 16:17:05.14 ID:iLXykokD
 
殆どの自動車メーカーは過去最高益を記録

円安の恩恵を受けている

マツダは特に,しかしこの好調はいつ迄続くのか