環球時報によると、イラン紙テヘラン・タイムズは中国がイランに220億ドル
(約2兆1500億円)の石油・天然ガス代が未払いになっていると報じた。
統計によると、中国はすでに米国を抜いて世界最大の石油輸入国になった。
2013年1〜9月、中国は1600万トンの石油をイランから輸入し、その額は123億ドル
(約1兆2000億円)に上っている。しかし、米国のイランに対する経済制裁により、
買い手は現金で石油代を支払うことができず、イランは相手国の商品を購入して
輸入する措置を取っている。
米国の圧力により、欧米の一部の国では石油購入をあきらめるか、量を減らして
物々交換の形で清算せざるを得ない状況になっている。イランが未払い問題を
持ち出したのは、中国に米国と交渉してくれるよう働きかける意図があると
みられるが、中国はイランに対する制裁に参加していないため、清算の問題は
イラン自身が解決するしかない。
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