【仕事】「日本の社員のやる気は世界最低」、その元凶とは?…モチベーションを与えるだけでは、「自発的なやる気」は生まれない[10/29]

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1諸星カーくんφ ★
(※長い記事のため抜粋です。全文はソース元でどうぞ)
ソース(ダイヤモンド・オンライン) http://diamond.jp/articles/-/43632

  「日本の社員のやる気は世界最低」――そんな記事を年初に書いたら、大きな反響をいただいた。アクセスも多く、日別でランキング
で1位。月間ランキングでも3位となったが、特筆すべきは反応の大きさで、「いいね!」の数は3000を越えている。(2013年10月28日
14時現在)。それだけ、ビジネスパーソンのこのテーマに対する関心が高いということだ。

【第81回】世界でダントツ最下位!日本企業の社員のやる気はなぜこんなに低いのか?
http://diamond.jp/articles/-/30488

 「社員のやる気が世界最低」というのは、もうそれだけで大きな社会問題だと思う。事実、ビジネスパーソンの鬱病問題は大きな
社会問題となっている。やる気もないのに無理矢理仕事をしなければならず、会社からも無理矢理モチベーションを上げろと
プレッシャーをかけられて、それで鬱にならないほうがおかしいかもしれない。この問題はまた、日本経済成長の大きな阻害要因
にもなっている。やる気のない社員ばかりで、企業が成長できるわけがなく、企業の成長なくして国の経済成長があるわけがない
ことくらい、どんなバカでもわかることだ。

 この問題に対する唯一最大の解決策は、社会と個人と企業の価値観のエンゲージメントである。これを僕は「バリュー・エンゲージ
メント」と呼んでいるが、根本的な解決策はそこにしかないということも上記の記事で書いた。 以来、僕はこの日本最大の社会問題の
ひとつである「社員のやる気問題」解決のために、バリュー・エンゲージメントという概念の普及に尽力しているのだが、今回、この理論
の大きなバックボーンであり、実践的なメソッドでもある「バリュー・ファクター」というコンセプトに関する本を出すことができた。

 といっても翻訳書で、つまり僕が翻訳させてもらったわけだが、ドクター・ジョン・ディマティーニという人が書いた『THE VALUES
FACTOR』の日本語版『Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる授業』(フォレスト出版)である。原著のタイトルにもあるように、
「価値観というものが人生やキャリアやビジネスにおいていかに重要で役に立つか」ということについて書かれた本だ。ちなみに、
アメリカのAmazonでは哲学ジャンルで1位となっている。

■「価値観を理解する」とはどういうことか?

 「価値観」というと、多くの人はわかったような気になっている。実際、さまざまな企業で「会社と従業員の価値観のエンゲージメントが
大事です」という話をしても、ほとんどの場合「それはそうでしょうね」という顔をされる。しかし、本当にわかっていてエンゲージメントが
実現できているかというと、できてないわけで、「そんなことは分かっている」という顔をする人の会社の離職率が40%を越えていたりする。

(※以下、ばっさり中略。>>2以降に続く)
2諸星カーくんφ ★:2013/10/29(火) 00:46:20.38 ID:???
>>1の続き)

■モチベーションだけで「やる気」は生まれない

 「社員のやる気」という観点から言えば、本書には多くの人事担当者やチームリーダーにとって衝撃的なことが書かれている。それは
「モチベーションでは、社員のやる気は生まれない」ということだ。世の中のほとんどの企業経営者、人事担当者、チームリーダーは、
社員やチームメンバーのモチベーションを上げることに躍起になっていると思う。モチベーションを上げるための研修会社も多数存在
する。しかし、モチベーションでは本当の意味での「社員のやる気」は生じないのだ。なぜか?

 モチベーションには大きく分けて「外的要因による動機付け」と「内的要因による動機付け」の2つがある。しかし、現実的にビジネス社会
で行なわれているモチベーションアップの施策の多くは、「外的要因による動機付け」のほうである。その端的な例が「成果主義」で、
金銭的なインセンティブによってモチベーションを上げようというものだ。これは長期的にうまく行かないどころか組織を破壊してしまうと
いうことは、日本の企業社会でもすでに実証済みである。

 しかし、外的要因はなにも金銭的なインセンティブだけではない。たとえば、「頑張れば出世できますよ」というのも、外的要因による
モチベーション。代表的な例が「頑張って勉強して一流大学に入れば一流企業に就職できて、人生は成功しますよ」というドグマだ。
しかし、このモチベーションも、そもそも「出世したい」「一流企業で偉くなりたい」という価値観を持った人間でなければインセンティブに
ならない。

 また最近では「女性の活用」ということで、女性役員を増やそうということが社会的な課題となっている。ウーマノミクスと掲げるとおり、
安倍政権の重要な政策のひとつでもある。このようなトレンドは悪いことではない。有能であっても女性だからという理由だけで役員や
社長になれない社会はやはり間違っている。

 しかし、そもそも「出世したい、会社で偉くなりたい」と考える女性社員が1割程度しかいないという現状で、「出世」が彼女たちの本当の
モチベーションにならないのは明らかだ。彼女たちが求めているのは「やりがいのある仕事」か「ワークライフバランス」なのであって、
それらは「出世」とはリンクされていない。 そのような女性たちに対して「出世」がモチベーションにつながると考えるのは、これは完全に
オヤジの発想である。女性と仕事の関係を考えるのであれば、まずやるべきは女性の価値観に立ってモノゴトを考えることだ。

 要は、女性に限らず、社員の本質的なモチベーションのアップのためには、一人ひとりの価値観と、会社の価値観をどうエンゲージ
メントするかが重要なのだ。多くの場合、企業は売上を上げるため、社員のモチベーションアップに四苦八苦している。しかし、企業の
売上が上がることと、従業員一人ひとりの価値観とがきちんとエンゲージメントされていなければ、モチベーションが上がるわけがない
のである。

 一方、近年では社会貢献志向の企業が売上を伸ばすといわれ、成功事例も出てきている。これは企業の価値観と社員の価値観のみ
ならず、顧客の価値観もエンゲージメントされている結果だと言えるだろう。

(さらに続きます)
3諸星カーくんφ ★:2013/10/29(火) 00:46:51.99 ID:???
>>2の続き)

■インスパイアされれば自発的に動く

?このように、社員が本質的にモチベーションをアップさせるには、内的要因による動機付けが必要であり、これをドクター・ディマティーニは、
「インスピレーション」や「インスパイア」という言葉で説明している。実はこの言葉、非常に日本語にしづらい。僕も翻訳作業のなかでなんとか
それを試みたが、結局は(僕の力不足もあり)断念してカタカナで表現することにした。無理矢理に日本語にするとすれば、「本当の自分の
価値観となる何らかの啓示」であり、「本当の自分の価値観を刺激する何か」ということだろう。

?実際、インスパイアされた仕事に対しては、特別な動機付けは必要ない。なぜならそのような仕事自体が、その人間にとって本当の、
そしてもっとも快楽的な生き方になるからだ。たとえば「社会に貢献したい」という価値観を持った人間が、社会貢献でメシが食える仕事
に就けば、放っておいても熱心に仕事に励む。もちろん残業もいとわないし、彼女や彼氏とのデートも後回しにしたりする。上司に
言われなくても、新しい取引先の開拓や新プロジェクトの開発を「自発的に」やるだろう。

 そもそも、ほとんどすべての企業は、社員に対して「自発的に」仕事することを求める。しかし、そのためにやっていることは、ほとんど
の場合、外的要因としての動機付けばかりだ。文字通り、そこには大きな矛盾がある。「自発的」と「外的要因」は本質的に矛盾している。
インスピレーションも得られず、インスパイアもされていない仕事に対して、どうやって自発的になれというのか。その矛盾が、日本企業
のなかに「世界最低のやる気」と「大量の鬱病患者、およびその予備軍」を生み出している。

 また、企業だけでなく、社員個人も同様の問題を抱えている。外的要因とは給与などの金銭的インセンティブや出世など制度的なもの
だけではない。社会的ステイタスや見栄、そして人間関係など「内的な外的要因」というものもある。実は、個人にフォーカスした場合、
この「内的な外的要因」というものが、最も大きな「やる気の阻害要因」となるのだ。その阻害要因から解き放たれ、それこそ「最高の自分」
を生きるためには、まず自分の「最高の価値観」とは何かを知る必要がある。そこからしか、本当の人生は始まらない。

 煎じ詰めれば、社会も企業も個人も、価値観という土台のうえに成り立っていると言える。しかしながら多くの人は、その価値観の正体
を知るスキルを持っていないし、振り返るチャンスも与えられていない。しかし、冒頭で紹介した『最高の自分が見つかる授業』を読んで
もらえば、そのスキルとチャンスを得ることができる。社員のやる気が上がらないことに悩むチームリーダー、そして日々の仕事が楽しく
ないことに悩んでいるビジネスパーソンには、ぜひご一読いただきたい。

(終わり)
4名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:49:19.70 ID:Yp7nH/uN
海外行ったことないんじゃないの?
むこうの店員の態度なんて見れたもんじゃないぞ
5名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:49:58.93 ID:LzvV3e5z
んなこた〜ない

プロパガンダすんなよ 華僑の野郎!!
6名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:52:20.50 ID:2FXtXCMO
やる気がなくてもちゃんとやるんだよ日本人は
7名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:52:37.02 ID:uyxPLxkk
へえ、じゃあ日本人がやる気になったら、恐ろしいことになるね(棒
8名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:55:13.98 ID:G+6BJvdW
人事権が糞だからだろ
事なかれ主義が結果的にマイナスに働く。
9名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:55:32.55 ID:ShubNIYm
これは大嘘!新聞社の兄がフランスに出向に出てるがフランス人の労働意欲のなさは異常と嘆いてた
10名刺は切らしておりまして:2013/10/29(火) 00:56:09.40 ID:3hQz1rFR
全体主義を強いる割には、会社の利益と従業員の利益がイコールじゃないからな