厚生労働省は15日、社会医療法人(1日時点)が計210法人になったと発表した。
7月1日までに認定された203法人から7法人の増。このうち、ひたち医療センター
(茨城県日立市)を運営する「愛宣会」は、茨城県で初めて社会医療法人に認定された。
「愛宣会」は、ひたち医療センターが県の医療計画に記載された「救急医療」の業務を
担っているとして、9月1日付で同県知事が認定。10月1日付で、つくばセントラル病院
(同県牛久市)などのほか、東京都でも老人保健施設を運営する「若竹会」も、社会医療
法人になった。そのほか、西成病院(札幌市手稲区)を運営する「延山会」と、札幌清田
整形外科病院(同市清田区)を運営する「札幌清田整形外科病院」、札幌トロイカ病院
(同市白石区)を運営する「共栄会」が、それぞれ9月1日付で北海道知事から認定を受けた。
西奈良中央病院(奈良市)を運営する「松本快生会」と、吉田病院(同市)を運営する
「平和会」も、10月1日付で奈良県知事から認定された。「若竹会」のように、複数の
都道府県で診療所や病院、老健を運営する法人の場合、厚労相が社会医療法人として
認定することになっている。こうした5法人を除くと、社会医療法人の数が最も多いのは
北海道(27法人)で、以下は大阪府(23法人)、鹿児島県(11法人)、福岡県(10法人)、
東京と岡山県(それぞれ9法人)などの順。一方、岩手、富山、福井、静岡の4県はゼロ。
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