「過疎化が止まらない」と話題になっている滋賀最大級の大型ショッピングモール
「ピエリ守山」で、ついに営業中のテナントが10店舗をきってしまった。
インターネット上では「カウントダウンが始まった・・・」「一体どうなってしまうのか」と
行く末に注目が集まっている。
■不景気&ライバル施設増え店舗激減
「ピエリ守山」は2008年9月、不動産や温浴事業などを手がける「大和システム」が滋賀県
南部の守山市に開業した大型ショッピングモール。オープン時のテナント数は約180店舗、
東京ドームおよそ3個分の敷地面積を誇る。最寄のJR湖西線・堅田駅からバスで約10分、
徒歩5分という立地で、堅田駅は京都駅からも新快速なら約19分で行くことができる。
びわ湖大津経済新聞(08年9月22日)によると、初日の来場者数は5万人を超えたという。
しかし人気ぶりも長くは続かなかった。オープンから数か月後には滋賀県南部を中心に、
イオンモール草津をはじめとする大型商業施設の開業・リニューアルが相次いだ。10年7月
には三井アウトレットパーク 滋賀竜王もオープンし、ライバル施設との競争を余儀なくされた。
加えてリーマンショック以降の不景気も影響を及ぼす。運営会社の大和システムは10年10月に
民事再生法の適用を申請し、不動産・商業施設運営のkodo.ccが受け継ぐも、営業店舗は13年
2月時点で約60店舗まで縮小していた。
■担当者「今、お話できることはありません」
すでに「生ける廃墟モール」として廃墟マニアには知られる存在だったピエリだが、9月上旬
ごろから、その「過疎化」ぶりがインターネット上で話題となった。現地を訪れる人も多数現れ、
「駐車場混みすぎワロタwwwww」「来週には駐車場埋まっちゃうんじゃね」「2店だけ残った
フードコート。今日はなかなかの賑わいぶり」など続々と報告。ネット上での人気ぶりは観光
名所さながらだ。
その後も店舗数は着々と減り、9月23日には「サンマルクカフェ」と「アクアネーム」が閉店。
9月25日現在では8店舗を残すのみとなっている(ATM、宝くじ屋除く)。ラインアップには
ペットショップや幼児教室、旅行代理店なども含まれ、日常使いのお店は飲食店だけだ。今年
2月には「アヤハディオ」「ハッピーテラダ」大型店舗企業2社との出店基本合意締結も発表
していたが、2店舗ともオープンした形跡はなく、目標だった「初夏のリニューアルオープン」も
未だ果たされていない。ピエリ守山は、どうなってしまうのだろうか。
ピエリ守山の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、発表した2社の出店計画は最終的な
契約まで至らなかったと明かした。今後についても「今、お話できることはありません」と
コメントするにとどめる。また、以前から一部で噂されている会員制大型倉庫店の出店に
ついても「現段階では、その事実はないです」と話した。ネット上では「事務所を入れて
ビジネス街にしたらどうだろう?」「自衛隊や米軍向けに対テロ用の訓練貸出やサバゲ
イベント施設としての貸出やな」「Amazonの倉庫にしようぜ」などさまざまな案が出て
盛り上がるが、実際の行く末は、まだ何も定まっていないのが現状のようだ。
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http://news.livedoor.com/article/detail/8095507/ ◎元スレ
【商業施設】たった数年で急速過疎化、滋賀県最大級のショッピングモール『ピリエ守山』 [09/12]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1378955687/