【公募】政府、除去技術を「国際公募」へ--福一原発汚染水問題、トリチウム除去の有効策なし [09/14]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ライトスタッフ◎φ ★
東京電力福島第一原発で高濃度汚染水が漏れた問題を受け、政府の汚染水処理対策委員会は
13日、汚染水からの大量のトリチウム(三重水素)除去などは現時点で有効な対策が
見当たらないとし、技術を国際公募することを決めた。国内外の英知を結集するための
専門チームを新設し、政府が11月までにまとめる汚染水の追加対策に反映させたい考えだ。

福島第一原発の多核種除去設備(ALPS)は汚染水から約60種類の放射性物質を処理できるが、
トリチウムを除去できない。このため、処理後に海洋放出できる基準値を下回っても、地元の理解
が得られず、敷地内で貯留している。

経済産業省資源エネルギー庁によると、汚染水が少量の場合はトリチウムの濃度を薄める技術が
開発されている。ただ、同原発の大量の汚染水を処理する技術は確認されていない。

公募では、接合部をボルトで締める「フランジ型」の地上タンク底部の強度を高める技術や、
汚染水の漏えいが微量でも検知できる手法、モニタリングを担当する作業員の被ばく線量を
減少させる方法なども募る。

専門チームは廃炉技術を確立するために8月に設立した国際廃炉研究開発機構が事務局を担当する。
汚染水管理や地下水流動など幅広い専門家を加え、提案された技術を評価する。提案がない場合は
国際研究機関などにあらためて開発を働き掛ける。対策委員会は同日、都内で会議を開き、政府が
示した汚染水問題の基本方針への対応などを協議した。

◎福島民報 http://www.minpo.jp/news/detail/2013091410876

◎関連スレ
【公募】『凍土壁』開発は135億円、『除去設備』は70億円--経産省、福島第1原発の汚染水問題で事業者を公募 [09/11]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1378907032/