【農業】パナソニック、低カリウムのレタス生産…福島工場の一角で[13/07/18]

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1やるっきゃ騎士φ ★
パナソニックが、デジタルカメラなどを生産する福島工場(福島市)の空きスペースを
植物工場に転用し、高機能野菜の生産を始めることが17日、分かった。
今年度中に生産を始め、まずは人工透析や腎臓病患者など向けに需要が高まっている
カリウム含有率の低いレタスを栽培する。

同社は、工場内でLED(発光ダイオード)照明や空調などで生育環境を人工的に
制御し、外部環境の影響を受けずに農作物を生産する。1日2000個程度の
低カリウムレタスを生産する予定だ。

生産にあたっては同社が工業品の生産で培ってきた計測技術やシミュレーション技術を
駆使し、水の量や肥料、温度、明るさなどの最適な組み合わせを探り出す。
またコストも詳しく解析し、生産を効率化する。
腎臓病患者などはカリウムの摂取が制限されるため、カリウムを多く含む生野菜は
なかなか食べられない。このため、徹底管理した環境でつくられる低カリウム野菜が
注目されている。

今回の事業は東日本大震災で被災した地域経済の活性化を支援するため
復興庁と経済産業省が募集した「先端農業産業化システム実証事業」に採択され、
国から最大3億円が補助金として支給される。同社はレタス生産が軌道に乗れば、
生産量を増やしたり、他の高品質野菜を栽培したりするなど、事業拡大を検討する。

ソースは
http://mainichi.jp/select/news/20130718k0000m020121000c.html
パナソニック http://panasonic.co.jp/index3.html
株価 http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=6752