ソースは
http://wooris.jp/archives/21181 [1/2]
健康に対する意識の高い人なら、食生活に野菜をとりいれることを心がけていますよね。
たとえば、「今日は忙しいから、ランチはスーパーかコンビニのお弁当。でも、それだと
栄養が偏りそうだから、カット野菜をプラス。これで栄養バランスはOK!」なんてことを
やっていませんか? 残念! その組み合わせでは栄養バランスは偏ったままです。
実は、野菜不足を補うために、市販のカット野菜を頼ることは、自己満足に過ぎないことが、
フードプロデューサー南清貴さんの著書『じつは体に悪い19の食習慣』で伝えられています。
■市販のカット野菜は薬品漬けにされた不自然なもの
店頭で見かけるプラスチック容器などに入ったカット野菜。実はみずみずしく見えるのは、
工場で薬品漬けにされた結果で、栄養素などほとんど残っていないということを
ご存知でしょうか?
カット野菜が店頭に並ぶまでの経緯について、『じつは体に悪い19の食習慣』では
以下のように述べられています。
<カット野菜は、野菜を切った後、次亜塩素酸ナトリウムという消毒液やプールの消毒に使う
塩素水に何度も繰り返し漬けて殺菌します。においを嗅いだだけで、食べたら危ないと
わかるはずですが、そのにおいを消すために、何度も水で洗浄します。
野菜に含まれている栄養素は水溶性のものが多いですから、殺菌剤液に漬けたり洗浄したり
する間に流れ出てしまい、ほとんど何も残っていません。あえて言えば食物繊維くらい
でしょうか。>
カット野菜が薬品漬けと聞いても、にわかに信じられない(信じたくない)人は、ぜひ
以下のような実験をしてみてください。
自宅で野菜をカットして、プラスチック容器に入れて放置しておくのです。しばらく経つと、
色は変わりしんなりして、夏場なら変なにおいがしてきます。
これが野菜の自然な姿です。工場で作られて、お店まで運ばれ、さらに売り場で何時間か
経ったにもかかわらず、カット野菜がみずみずしいままでいられるのは、やはり不自然だと
見ていいのではないでしょうか。
市販のカット野菜は、見た目の鮮度を保つために薬品漬けにされたもの。その薬品を
落とすために水で何度も洗浄された結果、栄養素などほとんど残っていないことをぜひ
頭に置いておきましょう。
-続きます-