「2013フォーチュン・グローバル・フォーラム」の分科会「日進月歩の中国文化に注目」が
6日午後、成都で行われた。中国における都市化がもたらした日進月歩の変化やスマートフォンの
急速な普及など、現在中国と世界の消費の潮流はどのような変化をもたらしているのか?
また、海外企業はいかに新しいブランド体験を創造?提供し、中国の消費者のニーズに応えるのか?
これについて、英国の代表的な服飾ブランドのバーバリーのアンジェラ・アーレンツ最高経営
責任者(CEO)や大連万達集団の王健林取締役会長兼社長、ウォルト・ディズニー・カンパニーの
ロバート A. アイガー社長兼最高経営責任者(CEO)らが討論を行った。「華西都市報」が伝えた。
バーバリーのアンジェラ?アーレンツ氏は、「2015年に、海外旅行に行く中国人観光客は1億人を
超えることが予測される。バーバリーの海外直営店も中国語によるVIPサービスを提供する予定だ」
と語る。これに対し、ロバート A. アイガー氏は「成都はパンダの故郷であるだけでなく、
アニメ映画『カンフー・パンダ』の故郷でもある」として、今後、ドリームワークスは「カンフー
パンダ3」の製作に入り、再び成都を舞台にしたパンダの冒険の旅を描き出す予定であることを
明らかにした。
ディズニーの企業文化については「我々は単に消費されていく商品ではなく、顧客に体験を提供する
ブランドだ」として、「2015年頃に上海ディズニーランドが完成すれば、ミッキーマウスだけでなく、
喜羊羊などの中国で流行したアニメの要素も見られることになる。これが上海ディズニーランドと
ほかの都市が異なる点だ」と独自性を語った。また、「実際、香港ディズニーランドでもすでに
喜羊羊が登場しているが、これは我々が長期的かつ包括的に中国市場を調査した結果、中国人
消費者のニーズを取り込むため調整を行ったことによる」と説明した。
「中国は世界で最も成長が速い市場だ。ほんの5年程前までは、これほどの勢いはなかった。
しかし、映画市場はここ数年で急成長し、ますます多くの人が映画館に足をのばして、
スクリーンで映画を見るようになっている。これは最高の体験だ。同様に、計画を始めて
最終的に上海ディズニーランドを建設するまで、我々はまる11年という年月をかけて、
数多くの交渉と調査を行ってきた。これにより、中国の消費者に最高のディズニーランド体験
をもたらすことができることを願っている」。
※参考/『喜羊羊与灰太狼(シーヤンヤンとホイタイラン)』
2005年に誕生した、中華人民共和国で放送されているテレビアニメ及び漫画である。
映画化もされ、中国で大人気のアニメであり、2010年にはディズニーと契約を結び、
国外へと進出することが決定された。(Wikipediaより)
http://img.tv.cctv.com/image/20080411/IMAG1207894017691193.jpg http://www.cnipr.com/news/jrtj/201208/W020120815376163239882.jpg ●参考/フォーラムのポスター(※関連スレより)
http://www.xinhua.jp/resource/2013/06/1122.jpg ◎
http://jp.eastday.com/node2/home/xw/dsn/userobject1ai78773.html ◎関連スレ
【経営/催事】「中国の新しい未来」をテーマに意見交換を行う国際会議、『パンダ』のイメキャラが失笑の的に [06/04]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1370352795/