【財政政策】もう擁護できない英国の緊縮財政 英Financial Times紙[13/03/14]
1 :
のーみそとろとろφ ★:
英国のデビッド・キャメロン首相が英国経済について先週行った、「(手段は)ほかにない」と述べたスピーチが批判を巻き起こしている。
無理もない。自分の政権の財政緊縮プログラムを貫くしかないという首相の議論は、著しく間違ったものだったのだから。
失敗しつつある最重要政策を擁護しなければならない事情は容易に理解できる。
この連立政権は2010年6月の緊急予算により財政緊縮プログラムに取り組み始めた。
そのころ回復の兆しを見せていた景気は、これ以降ずっと低迷している。肝心の財政状況もお粗末だ。
実際、権威ある財政研究所(IFS)のリポート「グリーン・バジェット」の最新版によれば、
本財政年度の借り入れは前年度を上回る可能性がある。
危ないところを救ったのは生産性の低下だけだった。
生産性の低下が失業率を驚くほど低位に抑えたことが、
国内総生産(GDP)の急減が社会に及ぼす打撃を弱めてくれたのだ。
このような実績をどうすれば擁護できるのだろうか?
オクスフォード大学のサイモン・レン・ルイス氏や全英経済社会研究所(NIESR)のジョナサン・ポルテス氏などにより、
首相の主張は完全に論破されている。以下ではその要点を紹介しよう。
「カネのなる木」は存在するし、格下げの理解も間違っている
キャメロン氏はこう言った。政府はもっとカネを借りられると考える人々は「カネのなる魔法の木があると思っている。
そういう人には、本当のことを教えてあげよう。そんなものはこの世には存在しない」。これは完全に間違っている。
第1に、カネのなる木は存在する。英国ではイングランド銀行と呼ばれており、
資産を購入する資金としてこれまでに3750億ポンドを作り出している。
第2に、支払い能力のあるほかの機関と同様に、政府はカネを借りることができる。
第3に、英国政府には支払い能力があると市場は見なしている。英国史上最低の金利でカネを貸す姿勢を示していることがその証拠だ。
そして最後に、市場が政府にカネを貸す姿勢を示しているのは、民間部門と対外部門が構造的な資金余剰にあるからだ。
キャメロン氏はまた、「先月の(英国の)格下げは、我々が直面している債務問題をこれ以上ないほどキッパリと注意するものだった」と語ったが、
これも違う。理由は3つある。
第1に、格付け会社のムーディーズは、英国の最大の問題は経済成長が中期的に低迷していることだと強調しており、
緊縮財政はこの低迷をさらに悪化させていると述べている。
第2に、自国通貨建ての債務でデフォルト(債務不履行)するはずがない国の格付けには、そもそもほとんど意味がない。
第3に、長期金利が将来上昇すると考えるのは、インフレ率が高くなって短期金利も高くなると予想しているからだ。
しかし、それは景気が回復した後の話であり、景気が回復すれば緊縮財政は効果的で時宜を得たものになるだろう。
続きます
>>2-4 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37363 関連スレ
【格付け】英国債格下げ、緊縮路線堅持目指す財務相に圧力も[13/02/24]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1361783164/ 【金融】アベノミクスが危険なこれだけの理由 英Financial Times紙[13/03/04
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1362472725/
2 :
のーみそとろとろφ ★:2013/03/14(木) 10:28:36.30 ID:???
>>1より
キャメロン氏はこんなことも言っている。「独立機関である予算責任局(OBR)が明らかにしているように・・・
経済成長が押し下げられてきたのは金融危機や・・・ユーロ圏の問題や・・・2010年8月から2011年4月にかけて
原油価格が60%上昇したことによるものだ。OBRは財政赤字削減計画にその責任がないことを完全に明白にしている」
この発言については、当のOBRのロバート・チョート局長が反論し、次のように述べた*1。
「OBRが2010年6月の予算以降に公表した予測はいずれも、
増税と歳出削減は短期的に経済成長率を押し下げるという広く知られた想定を織り込んだものになっている」
この問題を真剣に考えている研究者たちは、国際機関に籍を置く人たちも含め、
緊縮財政の乗数効果は(少なくとも、経済が落ち込んだ現在の状況では)OBRの従来の想定よりはるかに大きいかもしれないと論じている。
またOBRは、現状が予測以上に悪いのは乗数を過小に見積もったからではなく景気を落ち込ませるショックがあったからだと考えているかもしれないが、
たとえそうだとしても、そうした考え方は積極的な政策を支持するものであり、その逆ではない。
「信じられない」のはどっち?
さらに、首相は次のようにも述べていた。「(労働党は)政府がもっとカネを借りれば、
奇跡的なことに結局はあまり借りずに済むのだと考えている・・・そう、本当に信じられないことだ」
本当に信じられないのは、キャメロン氏が次の理屈を理解できていないことの方である。
民間部門が支出を切り詰めている時に、GDPの半分近い支出をしている経済主体が支出を削減したら、
その国全体のGDPは減少するし、減少幅があまりに大きいために財政状態はかえって悪化するかもしれない、という理屈だ。
*1=チョート局長はキャメロン首相宛てに書簡を書き、政府の緊縮策が過去2年間でGDPを1.4%下振れさせたと述べる異例の対応に出ている
カリフォルニア大学バークレー校のブラッドフォード・デロング氏と、
米国の財務長官をかつて務めたローレンス・サマーズ氏が論じているように、
著しく落ち込んでいる経済においては、キャメロン氏が「信じられない」と考えることが実現する可能性が高い。
国際通貨基金(IMF)も先日公表した論文で、「財政の改善が国内総生産の減少によって一部相殺されてしまうため、
財政緊縮は短期的には債務比率を高める恐れがある」と述べている。
NIESRのポルテス氏も、たとえ英国にはそれが当てはまらないとしても欧州については当てはまる公算が大きい、
ほぼ全員が同時に支出を切り詰めているからだ、と論じている。
続きます
3 :
のーみそとろとろφ ★:2013/03/14(木) 10:28:40.18 ID:???
>>2より
■財政赤字と債務が膨れ上がった本当の理由
さらに、キャメロン氏はこう語っている。
「この財政赤字は、世界金融危機だけのせいで突然できたわけではなかった。
政府が向こう見ずで完全に度を越した歳出と借り入れを何年も続けてきたことによるものだった」
ある意味で、最もやっかいな認識の誤りはこれである。
その当時政権を握っていた労働党の財政政策が完璧だったからではない。
実際、完璧にはほど遠かった。労働党政権は財政をもっと引き締めておくべきだった。
しかし、英国が巨額の構造的財政赤字を抱えている最大の理由はこれではない。
問題は経済なのだよ、キャメロン君。IMFによれば、2007年には英国の純債務はGDP比38%で、先進7カ国(G7)では2番目に低かった。
これは英国の過去の基準に照らしても例外的な低水準だった。
また、英財務省は2008年3月予算案で、経常予算における構造的財政赤字(景気循環調整後ベース)を2007〜08年度でマイナス0.7%、
2008〜09年度でマイナス0.5%と推計・予測していた。財政赤字と債務の膨張をもたらしたのはGDPの落ち込みなのだ。
この脆弱さについてはほとんどの人が過小評価していたし、保守党の指導部もそうだった。
経済危機が起こる前に保守党は、キャメロン氏が「向こう見ずで完全に度を越した」と批判している諸々の計画の継続を約束していた。
向こう見ずな歳出が行われたせいで、
2007〜08年度に40.7%だった政府の歳出のGDP比が2年後に47.4%に跳ね上がったのだ、と考える人もいる。
しかし、1996〜97年度(労働党が政権を握る前年)から2007〜08年度(金融危機の前年)までの間に、歳出の対GDP比は1.2%しか上昇しなかった。
そう、GDP比で見た歳出の急増と歳入の減少をもたらしたのは、GDPが事前の予想に比べて著しく落ち込んだからなのだ。
事前予想との大きなズレ
IFSのグリーン・バジェットは、2008年3月予算案と2012年秋季財政報告に収められた2012〜13年度の予測値を比較している。
これによると、名目GDPの予測は13.6%引き下げられおり、歳入の予測は17.6%、歳出の予測は5.7%それぞれ引き下げられている。
そして借入額の予測は372%引き上げられている。
これは、この失われたGDPの大半は戻ってこないから先行きは厳しそうだとOBRが(そしてほかの人々が)考えているからにほかならない。
柔軟な財政政策に反対するキャメロン氏の議論は間違っている。
しかし、ここから先は、我々はなぜ経済がこれほど脆弱なのか、そしてなぜリバランス(再調整)がこれほど難しいのかを考えなければならない。
この議論は来週続けることにする。
以上です。
大丈夫大丈夫
スターリング・ポンドを基軸通貨に認定してしまえば解決っすよネーヨ
5 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 10:35:52.10 ID:HJfkGvde
すべてロスチャイルドだよ
通貨発行で検索して
6 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 10:36:33.76 ID:NCCO8DX1
問題は経済なのだよ、キャメロン君。
王室あるからでしょ?
日本と同じだよね
お互いがんばって駆逐できるようにできたらいいよね
8 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 10:44:28.47 ID:MZgU8oCc
緊縮しないと、通貨の価値下がるから、金持ちは反対。底辺は、ほんらい
あんまし関係ないはずだが、不景気はつらい。自分で食べる力無ければ
アベノミクスを輸出してやろうか(´・ω・`)
10 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 11:17:30.79 ID:Mhb3aEiT
イギリスでは池田信夫政策をとったか
日本は三橋政策
さて、歴史はどっちが正しいと審判を下すのだろうか…
11 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 11:33:43.24 ID:Ec/QidqV
>>10 両方ダメって結論になると思う
そもそも今の経済システムが問題
日本も本来なら緊縮財政をするべきなんだが
もう手遅れだから逆の方向にいっちゃってる。もはや後世に残るツケは莫大であり未知の領域
13 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 11:47:50.42 ID:dUuMElb0
こいつも書いてるけど市場に金は有るんだよ
でも貸さないから無いのと等しくなる
貸すより株や債権や商品に投資したほうが儲かるし
投資に失敗して損をしたときに国が補填してくれるからなw
14 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 11:54:17.33 ID:alpSGTdV
>>12 極限にまで拡大した世代間搾取は、緊縮財政を絶対に許さない。
団塊世代は、若者から富を奪い、奪える富が枯渇したら、
今度は莫大な借金をさせて、ケツの毛まで毟ろうとしている。
それが今の日本。
放漫財政やって破綻寸前に追い込まれたのに、
こうやって現実逃避の緊縮叩きするバカが出るのは、
どこの国も同じだな。
破綻するまで懲りないんだ、何処の国も。
16 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:00:02.30 ID:dUuMElb0
>>14 いわゆるねずみ講ってやつだなw
会員数(国民)を増やすかぼったくり価格(増税)にするか
配当を下げる(緊縮)しか持続できない
17 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:03:46.10 ID:bcSr8lRE
バブル崩壊後に緊縮財政やっちゃだめなのは日本を見れば解るのになぁ
やはりバカになりきれないんだな,今はアホになって金を使う時期だよ
18 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:08:19.15 ID:gctuc9S6
イギリスから出てくる最近の指標は悪い数字ばっかりだからな
景気が良くなってる感じはまったくない
緊縮財政と積極財政の二元論で語るから間違いが起こる。
良くないのは、タイミングの悪い緊縮財政と、
支出内容が雑な積極財政だ
積極財政は金を回す事が主目的になりがちなので
雑な公共事業が増えるしまかり通る。
本当に難しくて大切なのは、
予算の通りやすい積極財政時に
無駄を減らし、必要な分野にはより支出を拡大し、
社会の競争力を高める方向で金を使う事。
そうすれば後で不況になったり
緊縮財政になったりしたときにも耐えられる
サッチャリズムの行き着いた先がこれか
21 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:19:47.13 ID:XqgkF+Ct
>>10 エゲレスは大規模な量的緩和をしながら、財政を緊縮してんだよ。
だから小泉・竹中システム。
いけだのぶおは量的緩和を否定してるから、まったく違う。
馬鹿のくせに、まとめんな。
22 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:37:01.10 ID:KLR52qhB
>緊縮財政の乗数効果は(少なくとも、経済が落ち込んだ現在の状況では)OBRの従来の想定よりはるかに大きいかもしれないと論じている。
かもしれないじゃなくて、実際に、
>そう、GDP比で見た歳出の急増と歳入の減少をもたらしたのは、GDPが事前の予想に比べて著しく落ち込んだからなのだ。
>事前予想との大きなズレ
>IFSのグリーン・バジェットは、2008年3月予算案と2012年秋季財政報告に収められた2012〜13年度の予測値を比較している。
>これによると、名目GDPの予測は13.6%引き下げられおり、歳入の予測は17.6%、歳出の予測は5.7%それぞれ引き下げられている。
>そして借入額の予測は372%引き上げられている。
日本経済が駄目なのも、消費税の負の乗数効果が最強だから
まず消費税無くさない限り、いくら公共投資をやってもトータルの経済効果はマイナスにしかならん
23 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 12:58:34.15 ID:dUuMElb0
>>21 安倍も量的緩和しながら緊縮財政パターンだぞ
着々と増税してるし消費税増税も控えてるのに
地方公務員人件費を削減しようとしてる
24 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 13:32:36.63 ID:KLR52qhB
>>23 これ、ぜんぶ日本にも当てはまることだよな
>第1に、カネのなる木は存在する。英国ではイングランド銀行と呼ばれており、
>資産を購入する資金としてこれまでに3750億ポンドを作り出している。
>第2に、支払い能力のあるほかの機関と同様に、政府はカネを借りることができる。
>第3に、英国政府には支払い能力があると市場は見なしている。英国史上最低の金利でカネを貸す姿勢を示していることがその証拠だ。
>そして最後に、市場が政府にカネを貸す姿勢を示しているのは、民間部門と対外部門が構造的な資金余剰にあるからだ。
26 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 16:18:20.13 ID:v6/3roO6
インフレ方向にしか出口はない
たとえそれが破滅へ向かうとしても
1・政府は、経済内の人々によって運営されている。
2・経済は、経済内の人々によって、制御され得ない。
3・よって、政府は、経済を制御できない。
4・よって、政府は経済政策をしないべきだ。
28 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 17:06:46.08 ID:tt/KZKK8
キャメロン=橋本龍太郎だな
日本も橋本の消費税増税、緊縮財政で失われた20年になった
金利分は別腹とかかなりむちゃな手法で緩和してるんだけどな
30 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 17:19:51.08 ID:Kl9DU7UA
目先の借金にビビって緊縮すると日本みたいになります
31 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 17:19:58.25 ID:RMmxTQIU
結局、人類の大多数を占める暗愚は現実を目の前に突きつけられるまで理解できない。
戦争というリセットボタンを事実上縛った核爆弾の罪は重い
人類は核で滅びる まさにこの通り
核爆弾は爆発せずとも人類は核に滅ぼされる
33 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/14(木) 21:53:03.96 ID:HFt4mBYM
>>27 計画経済こそ難しいが為替や株価に介入することは可能だし現に各国首脳がやっていた
つまり国家は企業の利益に介入しているわけで
完全自由を前提とした政策や思考がそもそも無意味
>>1 これがリフレの現実ですw
都合が悪いスレにはリフレ屋は出てこない
もしくわ、関係のない話を持ち出して他者を罵倒したりするww
リフレって金融緩和+財政出動じゃないの?
>>35 いついかなる時も貨幣的現象とか言うのがリフレ屋なのに
どうして財政とかw
37 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/15(金) 03:06:24.96 ID:zm4y5+Zv
イギリスも日本と同じような議論してんだな
いっそ日米英で財政投資しまくってギリシャ目指さないか
ミンス党と白川日銀にまかせてたら
イギリスみたいになるとこだったの?
フィナンシャルタイムス=英国金融村の広告塔が
緊縮政策を求めてきたので、
これは 英国金融業界が、キャメロンを「使い捨て」にしている話
ジャイアン(英国金融界)が、のび太(キャメロン)に
万引き(引き締め政策)をさせておいて、
善人ぶって のび太(キャメロン)の万引き(金融引き締め)を非難している構図
>>35 ●ケインジアン=土建自民 =金融緩和+財政拡大
古いケインズ =法人・累進増税が 財政拡大の財源
新しいケインズ =風力発電などの「売電収益儲かる公共投資」
オバマのグリーンニューデイールが ニューケインズ
安倍のは 「国債刷って儲からない公共事業」だから
経団連自民が選挙対策で「一時的な偽ケインズ」をやっている構図
円安輸出と グリーンニューデイール公共投資のツインエンジンで成長する
土建からの献金が集まりやすい
●マネタリスト=みんなの党=金融緩和のみ
金融緩和で、円安輸出と株高で成長する
円安エネルギー高騰には無策
「土建を削って、法人減税を!」という企業からの献金が集まりやすい
●新自由主義 =経団連自民=金融引締め+増税・財政縮小+法人減税
22年間、日本をソ連より酷い低成長にしたのはこの政策だが
銀行業界と財務省、経団連と経産省=既得権益支配層とは仲良くできるから、
政治家は権力維持がやりやすい
ぶっちゃけ 利権団体は 「どうすれば経済が巧く回るか?」なんて
考えないわけで
土建は 「増税して、国債刷って、福祉を削ってでも土建をふやせ」
経団連は 「土建も福祉も削って消費増税して、国債刷って、法人減税しろ!」
労組は 「増税して、土建を削ってでも福祉を増やせ」
金融村は 「デフレにして、消費増税して、福祉と土建を削って、法人減税しろ!」
経済学的に、一番正しい政策が取られるのは、
土建を支持基盤とする政治家が、主導権を握った場合
経済学的に、最悪な新自由主義政策になるのは
経団連と金融村を支持基盤とする政治家が、主導権を握った場合
アベノミクスはどれなの?
>>35 リフレは金融緩和のみ
ポリシーミックスが金融緩和&財政出動
>>40 清和会自民 ニューケイジアン
宏池会自民 ケイジアン
みんなの党 ネオリベ
こんな感じだと思ってるんだが。
ニューケイジアンは、短期的には財政出動は有効だが長期的には中立と考えている。
確かに、清和会でも極端な小泉一派(たぶん石破さんも)のネオリベ勢力がケイジアンを演じているようにも見える。
自民は幅が広いから、ネオリベから社民主義まで各種取り揃えている。
今後も保守本流が主導権を握ることは無いだろうから、経済政策的にはニューケイジアンどまりだと思う。
いま何番底なんだ?
上げ底じゃね?
>>42 今年は財政出動+緩和のケインズ
来年は増税するので緊縮+緩和のマネタリスト
50 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/17(日) 06:27:33.86 ID:9LxGjJG9
>>44 >ニューケイジアンは、短期的には財政出動は有効だが長期的には中立と考えている。
って、とっくに否定されたリカードの珍説を蒸し返しただけで、ニューでもなんでもねーどころか、
ケインジアンでもなんでもないよな
51 :
名刺は切らしておりまして:2013/03/17(日) 09:48:38.82 ID:dcZBTLkK
ケインズ「我々は長期的には皆死んでいる」
>>28 当時はそれで良かったんだよ
問題は不良債権処理を先送りしまくった事
財政出動も量的金融緩和も短期的には有効と考えている。
そのため、ポリシーミックスで一時的にプチバブルを起こし、労働者の賃金を底上げし景気を回復させる。
そして長期的に中立と考えている金融・財政政策は早々に引っ込め、自立的景気回復を梃子に財政再建を進める。
今後数年間をキーワードに量的金融緩和、財政出動を進めているアベノミクスの基本的な考えだと思う。
>>53 賃金の回復など起こらない
莫大な財政債務が存在する以上、将来的な国民負担の
増大は変わらないからだ
バブルを起こすための金融緩和はそれを悪化させるだけ
まず債務削減の道筋をつけてから、景気浮揚策を講じるのが
順番なのに、アベノミクスはその逆を行っている
債務削減先行の欧州は大沈没
景気浮揚先行の米国は回復軌道
これが現実ですわ
アメリカの景気は、もはやおなじみとなった借金バブル
リーマンショックを繰り返すのみだ