【コラム】日本の会社はなぜ「ブラック企業」になるのか 池田信夫 エコノMIX異論正論[13/03/05]

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208名刺は切らしておりまして
1つは宗教感のせい。
キリスト教国では労働は生きる為の試練であり、働かないで済むならそれに越したことは無いと言う価値観。
対して仏教や日本神話では労働や奉仕こそが人生の目的であるみたくなってるものな。
欧米人は幸せを掴む為に生きるのに対し、日本人は死後やご先祖様のために生きる。

もう1つは日本の伝統的な雇用体系がタダ働きなせい。
日本では明治までは親の跡を継ぐか、丁稚方向と言う無償奉仕が一般的だった。
何年も奉仕すれば給料がもらえる番頭に昇格できたけど、それも給与と言うよりは小遣いというニュアンスだったようだし。
その名残で今でも、労働は無償が当たり前、給料は対価ではなくお小遣い、という感覚が根強いんだろうね。

そんな歴史もあってか支配者側に便利な熟語や格言も物凄く多い。