【モバイル】KDDI (au)が新OSスマートフォン(スマホ)を商品化 来年中を予定、「ファイアーフォックス」基本に[13/02/25]

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165名刺は切らしておりまして
「第3のOS」巡り白熱 バルセロナでスマホ競演 25日にMWC2013開幕
ジャーナリスト 石川 温 (1/3ページ)
2013/2/24 7:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2201I_S3A220C1000000/

KDDIも来年製品化 期待高まる「第3のOS」
ジャーナリスト 石川 温
2013/2/25 17:10
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2501W_V20C13A2000000/
 日本市場では、価格が安いからといってユーザーが飛びつくとは限らない。2年契約の割賦払いでの
販売モデルが多い日本では、ユーザーの端末の価格に対する意識は、他の国と比べてやや薄い。
価格よりも使い勝手やブランド力などで選ばれる傾向がある。
 KDDIが採用を決めたのは、FirefoxOSに「革新性」を求めたからのようだ。Firefoxはウェブ技術を
ベースにしているため、従来のスマホ向けOSに比べて、「扱える開発者の数が桁違いに増える。
我々にもまだ何ができるか見えていないところもあるが、参入する人が増えることで魅力的な
プラットフォームになるのではないか」(KDDIの石川氏)と語る。
 FirefoxOSは、誰でも開発に参画できるよう「オープンでフラットな関係」が構築されているという。
KDDIでは、NTTドコモが取り組んでいるOS「Tizen(タイゼン)」の導入も比較・検討したというが、
Tizenは開発に携わるサムスン電子の影響力が強く、完全にオープンとはいえなかった。「技術仕様的
にもAndriodに近いところがある」(石川氏)ため、KDDIが新たなプラットフォームとして取り組むには
魅力に欠けたようだ。
 Androidの場合は、グーグルを頂点として、端末を開発する際にはサムスン電子や台湾のHTC、
ソニーモバイルコミュニケーションズ、LG電子などが優先して開発できる環境にあった。Androidも開発当初は
オープン性をアピールしていたが、実際はメーカーに序列があり、日本メーカーは後塵を拝していた。
 その点、FirefoxOSは、いまのところ完全にオープンだ。「メーカー各社が(インターネット電話サービスの)
Skypeのビデオチャット機能を使い、端末の仕様を話し合って決めている」(石川氏)というほど、参加する各社
がフラットな関係だという。携帯電話会社に関しても同様で、例えばNFC(近距離無線通信、Near Field 
Communication)の技術はドイツテレコムが、セキュリティーに関する技術はKDDIが、それぞれノウハウを
持ち寄るなど、各社が対等に開発に参加する環境になっているという。
 FirefoxOSにはオープンな環境で様々な知見が盛り込まれることで、これまでにはない革新的な
プラットフォームとして進化していく期待が高まっている。この点が多くの携帯電話会社やメーカーの支持
を得たようだ。


中国勢が「第3のOS」積極採用、中南米で低価格スマホ
Firefox OS搭載の実機登場
2013/2/25 11:54
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2500H_V20C13A2000000/