【エネルギー】JFEエンジニアリング、地熱バイナリー発電受注 九電工と共同で[13/02/25]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130225/bsc1302250815003-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130225/bsc1302250815003-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130225/bsc1302250815003-n3.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130225/bsc1302250815003-n4.htm

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JFEエンジニアリングは、九電工と共同で、鹿児島県指宿市で高性能「バイナリー発電」施設の
建設を受注した。
一般的な地熱発電は地下から取り出した蒸気で直接タービンを回して発電を行うのに対し、
バイナリー発電は、地下からの蒸気と熱水で水よりも沸点の低い媒体を気化させ、その蒸気で
タービンを回して発電する仕組み。
低沸点の媒体を利用することで、従来方式では活用できなかった低温の蒸気や熱水を
利用することができ、より高効率な発電も可能となる。JFEエンジは、バイナリー発電設備の
建設事業での年間売上高30億〜50億円を目指しているが、数年内には自らが事業者となって
発電設備の建設から売電までを行うことも検討している。

■2500世帯分の電力賄う
JFEエンジと九電工が受注したのは、医薬品開発支援の新日本科学(東京都中央区)が
鹿児島県指宿市に所有する敷地で整備するバイナリー地熱発電設備。
発電能力は1500キロワットで2014年9月の稼働開始を計画。

一般家庭約2500世帯分の電力消費量にあたる年間900万キロワット時の発電量を
見込んでおり、全量を九州電力に売電する。国内で出力1000キロワットを超えるメガワット級の
地熱発電設備の新設は1999年の東京電力の八丈島地熱発電所以来。
建設するのは、10年6月にJFEエンジと業務提携した米地熱発電設備メーカーの
「オーマット・テクノロジーズ」が開発した発電設備で、地下から取り上げた蒸気と熱水で
沸点が100度の水よりも低い液体(ペンタン)を加熱・気化させ、その蒸気でタービンを回して
発電する。
蒸気と熱水という2つ(バイナリー)のサイクルを持つことから、バイナリー発電と呼ばれ、
蒸気で直接タービンを回して発電する従来の地熱発電と比べ、蒸気と熱水も併用して使うため、
効率よく発電できるのが特徴。さらに、通常は150度以上が必要な地熱発電用の熱水が、
沸点が36度のペンタンを使うことで、従来活用されなかった90〜120度の熱水で発電が
可能になる。
また、年間約3000トンの二酸化炭素(CO2)削減が見込まれ、発電に使った後の熱水などは
冷却したうえで地中に戻すため、「環境にも優しい」(JFEエンジ)ことも特徴の一つだ。

-続きます-
2やるっきゃ騎士φ ★:2013/02/25(月) 09:05:17.92 ID:???
-続きです-
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■温泉地へ売り込み
地熱バイナリー発電には神戸製鋼所や富士電機、川崎重工業が参入しているが、神鋼の温泉水で
発電する小型の発電設備には全国の温泉地が熱い視線を注いでいる。
発電用としては低温とされる70〜95度でも稼働できるのが特徴で、再生可能エネルギーの
固定価格買い取り制度が昨年7月にスタートして以降、問い合わせが急増。既存の温泉を利用でき、
温泉の湯量にも影響を与えないとされるだけに、今後需要の拡大が見込まれる。
JFEエンジも温泉地への売り込みを図る考えだ。
日本は地熱資源に恵まれ、世界第3位の資源ポテンシャルを有しているものの、そのほとんどが
利用されていないのが現状だ。

富士経済によると、世界の地熱発電の設備容量は10年時点で1080万キロワットだが、
積極的に開発が進められており、15年以降は飛躍的に増加。地熱バイナリー発電の市場規模は
11年は140億円だが、20年には4270億円、30年には4305億円にまで急拡大すると
予想されている。

東日本大震災以降、再生可能エネルギーの導入に官民挙げて取り組むなか、国内でも各地で今後、
地熱発電の計画が活性化するとみられ、JFEエンジは「地熱発電の推進に高い技術力で
貢献していきたい」としている。

-以上です-
オーマット製の地熱バイナリー発電設備
http://www.sankeibiz.jp/images/news/130225/bsc1302250815003-p1.jpg
仕組みの図
http://www.sankeibiz.jp/images/news/130225/bsc1302250815003-p2.jpg
■JFEエンジニアリング http://www.jfe-eng.co.jp/
 地熱バイナリー発電設備の受注〜新規地熱発電所建設で初となる高性能バイナリー発電システムを採用〜
 http://www.jfe-eng.co.jp/news/2013/20130220.html
関連スレは
【エネルギー】国立公園で地熱発電、北海道『大雪山』で今春にも調査開始 [02/22]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1361490561/l50
3名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 09:07:42.90 ID:WZBnUKUE
温泉発電ね

大分と伊豆は掘り返してしまえ
4名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 09:12:02.74 ID:GUhdWhLU
コロ助「発電量倍ナリ」
5名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 09:51:14.60 ID:+LMyxGfc
一般家庭の契約の平均は約30アンペアです。これを基準にすると、100ボルト×30アンペア=3,000W すなわち
1世帯の使用電力は3kWとなります。福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の
17基のプラントの総出力は1,731万kWですから、1,731万(kW)÷3(kW)≒577万(世帯)となり、
およそ600万世帯の電力を賄うことができます。ちなみに、東京都の世帯数は、約588万世帯(平成18年2月)となっています。
6名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 10:12:03.79 ID:dtaWQBpe
バイナリーポッド
7名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 10:34:29.32 ID:QtCKXCj1
>>5


工場や企業もいれたら、
足りない
8名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 10:38:48.62 ID:TyEXFFSi
>>5
超伝導やなぁ
9名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 11:48:23.23 ID:noY7Szi7
> 水よりも沸点の低い媒体を気化させ

発想がまったく逆なんだよね。
沸点の高いナトリウムを使って向こう1000年はエネルギー問題も安泰な発電方法があるんだが。
ただ1粒でどんな病気も治る薬を発明したら大勢の医療関係者が失業しちゃうでしょう?
それと同じで素晴らしすぎるから反対勢力が多すぎて運用できないんだよ。
10名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 11:51:46.55 ID:Jmmc+HZ5
>>9
自然発火するナトリウムを使うなんて頭がおかしい。
11名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 11:57:01.18 ID:X7EsIU+p
>>9
アホか
12名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 12:02:48.57 ID:r2Jb9fq8
ナトリウムで水素を発生させる
机上の空論発電は馬鹿自慢の代名詞
中二とは言わないが高校生のメルヘン
13名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 12:04:28.49 ID:sJYH6FS0
>>10
でもNAS電池なんかはスゲー持ち上げ方だったよ.
溶融Na使っていたのにね.
結局,2件の火災事故おこしたけど,9カ月ぐらいで生産・操業再開
したよね.
二重基準とはこのことかと思ったよ.
14名刺は切らしておりまして:2013/02/25(月) 14:13:30.52 ID:Q3Xv0/uU
>>5
バイナリー発電の優位性は、温泉だけじゃない。
工場廃熱利用も視野にいれることができる。
低沸点なため災害時においても、被害が拡散されにくい。
15名刺は切らしておりまして
>>9
「もんじゅ」は莫大な無駄遣いと危険なしろものだよw