【エネルギー】下水汚泥がガスや電気を生み出す!すでに実用化している「バイオガス」(日刊SPA!)[13/01/30]
原発再稼働の是非が議論されるなか、日本の技術者によって新たなエネルギーの開発が
進んでいる。太陽光や風力だけではない、日本には知られざる「国産資源」がまだまだ
存在する。我が国は、実は資源大国だったのだ!!
◆下水汚泥からガス&電気が! 都会のエネルギー
都市部には、都市部ならではの国産資源が存在する。大量の生活排水を資源として
活用しているのが神戸市だ。
市内の人口155万人のうち、東灘処理場は37万人分の下水処理を行っており、
その過程で発生する消化ガスを主原料としたバイオガスを精製、自動車用燃料や
都市ガスとして直接、利用している。
いずれも全国初の取り組みで、経産省/NEDOの「新エネ100選」にも選ばれたという。
東灘処理場を訪れると、高さ28mの巨大な卵形のタンクが3つ並んでいた。
タンク上部に上り、覗き窓から見ると、下水汚泥からボコボコと泡が生じている。
汚泥を発酵させて、可燃性ガスのメタンを多く含む消化ガスを発生させているのだ。
しかし、二酸化炭素や硫化水素など不純物が多い消化ガスは、そのままでは良質な燃料
ではない。そこで神戸市は神鋼環境ソリューションと協力し、’08年にガス精製装置を
導入。不純物を取ることで、消化ガスをメタン98%の高純度の燃料
「こうべバイオガス」へと生まれ変わらせたのだ。
タンクの裏に回ると、バイオガス補給所「こうべバイオガスステーション」があった。
ここで市バスや公用車、運送業者の車などが、バイオガスを燃料ボンベに充填していく。
「’11年度はのべ1万3000台にガスを充填した」(神戸市)というから本格的だ。
車両へのガス補給は有料だが、それでも通常の天然ガスに比べると半分ほどの値段だ
という。
’10年からは大阪ガスとも協力、同社の導管に直接、バイオガスを注入し始めた。
現在は年間80万立方メートル、約2000世帯の都市ガスとして活用されている。
化石燃料ではなく、下水から発生するガスを自動車燃料や都市ガスとして
利用することで、CO排出削減にも貢献。年間で約2000tの削減効果があるという。
そのうえ、本来の目的である水質浄化と臭いの除去、さらには「バイオ分解後の汚泥は
肥料として利用していく予定」(同)というから、非常にムダがない。
’12年7月からは、さらなる効率化と廃物利用の取り組みも始まった。
「KOBE グリーン・スイーツプロジェクト」と名付けられた計画では、
間伐材や剪定枝と、食品生産過程での廃棄物を下水汚泥と混ぜることで3000世帯相当の
都市ガス供給増量を目指す。
そのほかの地域でも、下水処理の活用が進んでいる。
東京都は、消化ガスを燃料とするバイオマス発電、下水処理水の放流の落差を利用した
小水力発電、下水汚泥を炭化し火力発電所の代替燃料とする「汚泥炭化」、
焼却炉の廃熱などを活用、冷・温熱を供給する地域冷暖房などさまざまな事業を
行っている。都市の資源として、下水汚泥に注目が集まっているのだ。
ソースは
http://nikkan-spa.jp/359922 東灘処理場の巨大なタンク。手前は下水汚泥バイオガスで動く神戸市バス
http://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2012/12/BK2_130101_11.jpg 神戸市のバイオガス処理場。「’11年度はのべ1万3000台にガスを充填した」(神戸市)という
http://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2012/12/BK2_130101_12.jpg
2 :
名刺は切らしておりまして:2013/01/30(水) 11:16:36.77 ID:/jeLSrAK
下水油を実用化している中国の後追い
3 :
名刺は切らしておりまして:2013/01/30(水) 11:22:04.31 ID:0t7c1yWM
.
日本のLNG消費量が9,000万トン/年として、
その何割をバイオ燃料でまかなえるというのかな?
ウンコが夢のエネルギーになる。原料の供給は無限。
コスト分で利益でればいいなあ
A重油の代替になれば助かる業者も多いだろうに
ウンコでリサイクル、火病で発電、チョウセンヒトモドキは便利な生物だよなぁwww
ついでに発狂エネルギーでロケット飛ばしてみようぜwww
一段目に100万人位詰めて、中で天皇バンザイってエンドレスで流すだけで絶対に飛ぶぞ。
まぁ、数分で発狂死するだろうけどwww世界中で大拍手してやるwww
★乾いた雑巾と言って、日本ではエネルギー消費策の可能性は無いと言われてきたが、実は可能性は膨大
■捨てられてきた熱
工場で使う電気と熱は、別々に作られていた。
燃料100% →発電機 →電気40%、排熱60% →コージェネ(排熱→ボイラー) →その分、元々熱を作るのに使っていた燃料を減らせる
『電気と熱、両方合わせると』、電気だけより省エネ。
◆眠れる熱エネルギーを活用せよ[クローズアップ現代]
通常、燃料を燃やして蒸気などの形で利用した熱は、使い終わると温度が下がり、排熱として捨てるしかない。
温度が下がった熱を圧縮することで、再び温度を上げれば、その熱は元通り利用できる。
これを繰り返せば、圧縮するのに多少のエネルギーを使うだけで、熱を何度も利用できるようになり、捨てる熱は無くなる。
新たに燃料を追加する必要も無くなり、大幅な省エネに繋がる。
2011年4月〜2012年2月、実証実験。結果は成功。圧縮に使うエネルギーを含めても、消費エネルギー1/7。
エネルギーの使い方そのものの原理を、新しい原理に変えた。
>>7 ■日本企業が省エネは嘘
ドイツ企業は、コージェネを導入しているのに、日本は導入していない。
電力系冷房から他の冷房システムに変えると、電力使用量を30%削減可能。
しかも、電力系冷房よりランニングコストが安い。導入コストも100万円以下。短期間で投資を回収可能。
今までは、電力で困ることがなかったから、インセンティブが働らかなかっただけ。
★日本は発電部門のエネルギー効率が悪い。発電ロスだけで、全エネルギー消費(1次エネルギー)の3割
◇発電部門の省エネがカギ
■『エネルギーというと日本では電力のイメージが強いが、最終消費段階での電力のシェアは23%にすぎず、最終エネルギー消費の5割は熱需要である』。
また、熱と電力は密接に関係しており、両者を一体としてとらえてはじめて、エネルギー消費の大幅な削減が可能となる。
『今はやりの「節電」は、消費段階での電力の削減である』。
『しかしながら、電力におけるエネルギー消費削減という意味において重要なのは、電力を作る段階、すなわち発電部門でのエネルギー効率の向上である』。
というのは、電力は熱で蒸気を発生してタービンを回して作られるが、
『このうち電力になるのは4割にすぎず、残りの熱は利用されずに捨てられるだけだからだ』。
『この発電ロスだけでも、日本における全エネルギー消費(1次エネルギー)の3割に達するほどである』。
それだけ発電効率化によるエネルギー消費削減の余地は大きいということである。
■参考
◆エネルギー政策「電力不足」説を脱し省エネを軸とした新戦略を[週刊エコノミスト 2012/03/27号]
>>8 ■再生可能エネルギーの雇用は、原発より遥かにある
ドイツでは、原発関連の雇用は3万人に対し、再生可能エネルギー関係の雇用は38万人と10倍。
「経済成長していけば、それに伴い当然、エネルギー消費量も電気の消費量も増える。だから原発が無くなったら、経済成長もできないじゃないか」という前提は間違い。
『実は、日本も2010年から、ドイツと同じように、「経済成長」と「エネルギー消費量」の伸び率は、分離し始めている。つまり、経済構造自体が変わりつつある。「経済成長」と「エネルギー消費量削減」は両立する』。
★ドイツでは、エネルギー消費を減らして、工業生産を増やした
ドイツは経済成長しながら、エネルギー消費を減らした。むしろエネルギー消費を減らすことが、成長の源泉に。21世紀のパターン。
一方、日本は実質GDPの成長に伴い、エネルギー消費も拡大。まさに20世紀の成長パターン。
■このため、ドイツでは発電のロス削減を、エネルギー政策の根幹にすえて取り組んできた。
その有力な手段が、発電に使った熱を給湯や冷暖房、産業用熱にも利用するコージェネである。
捨てていた熱を利用するコージェネにすれば、エネルギー効率は8割以上にまで引き上げることができる。
ドイツでは、00年に再生エネの電力を電力会社に一定価格で買い取らせる制度を導入したのに続き、『03年にはコージェネによる電力買い取り制度を導入』。
再生エネと並んでコージェネの普及にも力を入れてきた。『現在では総発電量の14%をコージェネが担うまでになっている』。
■コージェネは工場内など、その場の需要に対応するシステムである。『したがって、おのずと分散型電源となる』。
また、ガスコージェネはアイドリングが短くすぐに発電できるので、発電が不安定な再生エネとの相性もよい。
日本でのコージェネの事例として有名な六本木ヒルズでは、震災の際にもコージェネにより、電力を供給することができた。
さらに、ガスコージェネは、6000キロワット程度の規模でも大規模火力とコスト的に同等であるなど、新しいエネルギーシステムに位置付けていくべきものである。
■参考
◆エネルギー政策「電力不足」説を脱し省エネを軸とした新戦略を[週刊エコノミスト 2012/03/27号]
>>9 ★日本の製造業のエネルギー効率向上は停滞
◇大きい熱の削減余地
■『日本の最終エネルギー消費の5割は熱であり、熱は消費段階での削減の余地が最も高い』。
しかも、熱はバイオマスや太陽熱、地中熱など、再生エネで代替させる余地も大きく、エネルギー消費削減と再生エネ拡大はこの点でも密接に関連する。
■熱の消費削減余地がいかに大きいか、東北における熱需要発掘調査の結果が、これを最もよく物語っている。
人口約7万人のある都市の下水の汚泥処理には年間7000万円もの重油が使われ、しかも単に熱風を吹きかける旧式のものだった。
専門家の評価では、処理の際に発生する熱を利用する廃熱回収システムに置き換えれば、少なくとも重油消費量の6割は削減できることになる。
■また、工場においても製造工程ごとにボイラーが設置されていたり、熱の利用が一方通行で廃熱回収されていないなどは普通であり、
これらを最新式の設備に置き換えたり、コージェネと組み合わせていけば、エネルギー消費はまだまだ削減できる。
■『これらの投資は省エネ効果が高いため、比較的短期間で投資回収が可能である』。
★エネルギー効率向上は、21世紀の最大の成長市場
■『また、化石燃料ならそのまま資金が海外に流出してしまうが、これら投資はすべて国内でのものであり、経済効果も高い』。
再生エネと並んでエネルギー効率向上は、まさに21世紀前半で最大の成長分野なのである。
■ところが経産省・産業界は、日本の省エネ技術は世界最高水準であり、これ以上のエネルギー消費削減の余地はないという。
この結果、世界最高水準の省エネ技術といいながら、その普及は進展してこなかった。
事実、過去20年間の鉱工業生産と製造業のエネルギー消費の推移をみると、両者はほとんど一致して推移しており、
エネルギー消費の原単位での改善は認められない。
『エネルギー消費を削減しつつ、工業生産は増加させてきたドイツとの格差はあまりにも大きい』。
■参考
◆エネルギー政策「電力不足」説を脱し省エネを軸とした新戦略を[週刊エコノミスト 2012/03/27号]
11 :
名刺は切らしておりまして:2013/01/30(水) 12:06:40.48 ID:9Vc+mREh
どんなにわずかでも立派なことだ
推進してきた人えらい。
大都市のうんこや排水でかなりの電力を供給できるようになったらすげえけどな。
最終沈殿地で魚の養殖するのがベストだと思う。
食用油にもなるアル
太陽光、バイオマス、地熱、燃料電池で100%電力自給自足も夢じゃない⁈
>>7-10 一所懸命に勉強したのだろう、だが悲しいことにそれらをやると日本経済は傾く。
ドイツと比較しているが抜けがあるんですね。
日本は原発をやめると電力会社が莫大な負債を抱えて倒産する可能性が高い(廃炉コスト等は含まず、そうなる)
原発縮小でも経営が大ピンチになる(代替発電はコストがどうのや火力を動かし燃料費がかかる等は関係ないです)
日本は使用済み核燃料ですら資産としてきたんですね。いいですか「資産」です。核のゴミを資産としてきた。
原発を廃止すると莫大な資産が消えてなくなる。原発バブルですよ、粉飾に近いですね。
また日本は発電と送電が一体化してもいますから送電網もダウンということですね。
原発を廃炉すると決めたら倒産の危機なわけです。
まだ何も手を付けない状態でそうなります、計上の仕方が変わるでしょ。
だから反原発の人でも施政をする側になると原発廃止を恐れるんですよ。
とんでもない爆発物に気付く。
>>16 はいはいw
電力会社が負債w 原発は国が買い取れば良いだけ
18 :
名刺は切らしておりまして:2013/01/30(水) 19:29:10.15 ID:Bl3S2pP/
将来的には送電線を使わない時代になるだろうね。
すずめが困っちゃう。
19 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/03(日) 05:47:59.43 ID:+bzqBick
>>1 > ’12年7月からは、さらなる効率化と廃物利用の取り組みも始まった。
> 「KOBE グリーン・スイーツプロジェクト」と名付けられた計画では、
> 間伐材や剪定枝と、食品生産過程での廃棄物を下水汚泥と混ぜることで3000世帯相当の
> 都市ガス供給増量を目指す。
食品廃棄物もガス供給の元にするんだね。無駄が無くて良いことだ。
他の自治体もすれば良いのに。。。
20 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/08(金) 19:05:01.57 ID:U4yruHOK
バイオガスなんて欧州じゃ十数年以上も前からやってるでしょ
バスとか走ってるし
日本でも一部でやってたよ
22 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/16(土) 23:10:36.90 ID:OSC97kci
家庭用のコンロや暖房でも使えるんだよこれ
23 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/21(木) 16:55:06.06 ID:zSu3uqLI
天然のガスだな
>>7-10 熱需要で現在の設備を停止して入れ替える余裕がある企業がどれだけあるのかと。
新設に関しては地中熱・コジェネとかかなり考慮されてるぞ。補助金たんまり出るし。
廃熱利用は近くに需要地があれば非常に効率がいいのだが、
需要地から遠いところに工場はあるわけで、温水プールぐらいしか利用価値が無い。
25 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/22(金) 03:55:24.36 ID:RE9j1VLj
>>20 日本では、ガスが100万Btu2.7ドルの時代に
家畜糞からのバイオガス生産は、
かかったコスト2対 ガスの売却益1で
ガスを絞ったあとの液肥が売れないと儲からない といってたが
ガス価格が今や6倍(15j)、メリケンガスでも4倍(10ドル)
バイオガスも、今なら儲かるかも知れんな
ただし、火力発電所か、ゴミ焼却所の近くで発酵所運営して
メタン発酵させたり、発酵糟のうんこを殺菌消毒して液肥にする
発酵所の燃料費を節約せねばならんかもな
東北のつなみガレキでもいいけど
ものっそ税金つぎ込んでるからこれ
採算とかいうレベルじゃないぞ
今はだいぶ減ったけど
旧建設省予算の1/3は下水道。
下水はオーランインチキに使うんじゃなかったのか
28 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/22(金) 04:24:57.16 ID:RE9j1VLj
>>7-10 企業向けの熱源は、石炭ボイラーで、
バイオガスを企業向けに使うのは「ものすごくもったいない」
同じ熱量でも、石油は、石炭の数倍の価格だから
バイオガスは圧縮天然ガスエンジン(圧縮メタンエンジン)で
漁船とか、トラックの、石油代替燃料に使うべきだよ
乗用車はPHVにして、バイオガスもっと安い、風力の電気で動かすべき
資源量は、結構ある。日本の家畜糞尿は毎年1億tもでているけど
今まで、ガスが安くてメタン発酵しても、儲からなかったから
牛のうんこは敷き藁にしみこませて、肥料として使っていた
あと、都市ゴミも、生ゴミを炉に入れるとカロリー下がるから
(恐らくは粉砕したあと、重さで、風で選別して)
乾いたゴミは炉でもやして、生ゴミはメタン発酵させる検討もされている
http://www.inkan-jk.or.jp/creen/img/shiryou2207062.pdf 横須賀で市で住友重機が 2002年から2005年までやって
当時のガス価格2.7ドルではペイしないとされたが
今のガス価格10-15ドルならペイするかもな
ゴミ2tで32立米ガスが取れるって?
29 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/22(金) 04:28:56.50 ID:RE9j1VLj
つっか、ガス会社に売ったり、ボンベに詰めて家庭用圧縮ガスで
売るのもありかもな。
エンジンにいれるとなるとガス精製が結構設備費かかるから
30 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/22(金) 04:35:23.13 ID:RE9j1VLj
31 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/27(水) 17:59:54.65 ID:pjx8vrZk
無限エネルギィ
32 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/27(水) 18:36:36.22 ID:i9JGQK0t
ゴミ発電というのもあるな。
ウンコもゴミも利用して
究極のリサイクル社会をめざそう
33 :
名刺は切らしておりまして:2013/02/27(水) 18:37:54.04 ID:SXdbYFwt
ウンコ製造機でも役に立つときがきたなぁ〜
よかったなぁ、おまえら〜
34 :
名刺は切らしておりまして:
橋下市長!大阪市は?