ますます取り残されるチバラギ方面
副都心線と東横線の直通運転発表 横浜中華街は大きな期待
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00239172.html 埼玉から池袋を経由して渋谷にやってくる東京メトロ副都心線と、渋谷と横浜を結ぶ東急東横線の直通運転が3月から始まる。そのため、横浜中華街が訪れた人が得をする大きなキャンペーンが3月に計画されている。
横浜中華街の人は、「38分だっけ。(仕事が)忙しくなるんじゃないかな」、「埼玉のお客様が取り込めるということは、非常に期待しております」などと語った。
横浜・中華街で聞かれた期待と喜びの声。
22日、副都心線と東横線の直通運転が発表された。
3月からこの2つの路線がつながることで、ダイヤも新しく変わることになった。
池袋から横浜までを最速38分で結ぶ電車が、日中15分間隔で運行されるという。
さらに、今回の直通運転で、複雑で時間がかかっていた渋谷駅での乗り換えがなくなる。
副都心線の渋谷駅ホームは地下5階だが、東横線に乗り換えるには地上2階まで行かなければならなかった。
これまで、エスカレーターなどを使って大幅な移動を強いられていたが、今回の直通運転により、地下5階の副都心線のホームに統合されることになる。
より便利になる今回の直通運転に、横浜中華街が大きな期待を寄せている。
副都心線と東横線の直通運転により、すでに副都心線と相互に乗り入れている東武東上線や、西武有楽町線、西武池袋線も横浜までつながることになる。
つまり、直通運転が開始されれば、西武池袋線、東武東上線から1本で元町・中華街駅に来ることができる。
東横線は、横浜駅で、みなとみらい線との直通運転を行っているため、埼玉から横浜中華街までの80km以上の路線が、乗り換えなしで1本につながる。
横浜中華街の人は、「埼玉からは、1時間半ぐらいかかると聞いたから、もっと短くなれば、便利になるんじゃないかな」、「(中華街に)来やすくなるんじゃないかと思う。(埼玉方面からの客に期待?)やはり期待はしたいですね」などと語った。
そこで中華街では、埼玉方面からのお客さんが増えることに期待を寄せ、キャンペーンが計画されている。
横浜中華街発展会共同組合の鐘上智専務理事は「特別に(開通記念の)チラシを作って、チラシ持参の客に5%引きキャンペーン。また、チラシにはプレゼントの応募用紙がついていて、プレゼントキャンペーンをやりたい」と語った。
さらに、大型ショッピングセンターを建設中で、オープンが電車開通の時期と同じということで、集客には非常に期待しているという。
現在建設中の横浜博覧館は、2011年に閉店した老舗中華料理店の建物を一部利用し、子どもから大人まで楽しめる体験型ショッピングセンターになるという。
横浜博覧会広報担当者は「3月18日にオープン予定です。副都心線の相互乗り入れを見越してのオープンということで、幅広い客に来場してほしい」と語った。
鐘上智専務理事は「(電車の開通で)普段使いができるような街に。特に週末や連休は(今も)人でにぎわうが、ふらっとでもいいので、会社のあとに来てもらえるような商店街になればいいなと思っています」と語った。
副都心線と東横線の直通運転は、3月16日から始まる。