【林業】奥多摩林業界に"初の女性作業員"が誕生、佐野千草さん(46)--東京 [01/18]

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1ライトスタッフ◎φ ★
都心のソフトウエア開発会社社員だった佐野千草さん(46)が西東京市から青梅市柚木町に
移り住み、奥多摩町で昨年11月から森林再生の現場作業員として奮闘している。町内の
林業界初の女性作業員だ。雇用した林業「三幸」(奥多摩町氷川)の伊藤覚(さとる)専務(37)
は「仕事にかける情熱には脱帽です。男女を問わず、林業への関心が高まれば」と期待している。

ホームページ作成の仕事から転職して約2か月。1メートル54の体で、小型チェーンソーと
補助燃料、ナタ、ノコギリなど総重量約5キロの装備を携帯して高さ約13メートルの杉の木に
登り、1日約20本の枝打ち作業に取り組む。斜面を上り下りしながらの山仕事は楽ではない。
危険を伴う重労働だが、佐野さんは「筋肉が付いたかな」と屈託がない。

千葉県生まれの神奈川県相模原市育ち。9年前から、週末に趣味のカヤックで奥多摩・御岳渓谷に
通っていた。その時に目にしたのが、人工林の荒廃や林業者の高齢化問題の深刻さだった。
「体力には自信がある。ならば、自分が飛び込んでやろう」と一念発起。

静岡県の林業就業支援講習に参加し、座学で林業全般について学び、実習でチェーンソーや
刈り払い機の操作を習得した。そして、同県の就業ガイダンスに臨んだ。「女性はちょっと……」。
人材不足が深刻な林業界だが、面接でことごとく断られてしまった。

「女性だからといって門前払いはしてほしくない」。女性でも山に入れる仕事先を探し求め、
すがるような気持ちで奥多摩町役場を訪れた。町役場は、地元の三幸を紹介した。

佐野さんは10月に現場見学に行った際、やる気をアピールし、翌月、非正規雇用ながら
就職できた。「現場見学で、山仕事は諦めるだろうと思ったのですがね。強い覚悟でした」
と伊藤専務。

今の仕事は、良質な樹木に育てるために必要な枝打ち作業を主に担っているが、秋には間伐
作業にも挑戦する。とにかく、「山で過ごす時間が幸せ。荒れた山がきれいになっていくのが
うれしい。早く一人前になりたい」と話し、生涯現役を誓っている。

男顔負けの働きぶりに、仕事仲間は「すでに立派な森の担い手。そのうち、(男性作業員は)
追い抜かれるよ」と称賛する。周囲にすっかり溶け込んだ佐野さん。悩みと言えば、
「スパイク付き地下足袋や防振手袋などのサイズが男性仕様で大きいこと。女性仕様が
あれば教えてください」と笑った。

●軽々と木に登って、枝打ち作業をする佐野さん
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130117-874993-1-L.jpg

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20130117-OYT8T01453.htm
2名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:10:56.47 ID:0CU3bntO
奥多摩は魔女だったのです・・・・
3名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:14:11.85 ID:C+SpZVU1
30年遅かったようだ
4名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:14:53.40 ID:chFJsVwc
山の神がお怒りになるぞ
5名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:27:10.90 ID:+w1kLlUC
冬山好きの婆さんがいるくらいだから驚かないが
くれぐれも気をつけて
6名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:35:04.36 ID:xdEgVsAs
なんだ非正規雇用じゃんか
7名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 10:43:18.88 ID:Fw0WycZ8
林業で雇用100万人とか逝ってた政党があったような希ガス
8名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 11:31:07.14 ID:H1+OwY7C
林業なんて山もって自営でやってないとおいしくないんじゃないの?
9名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 11:37:32.58 ID:mV5dVnWs
奥多摩とか…

知らないって凄いよな。
あんなとこ近寄りたくない
10名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 11:39:35.56 ID:cV3XMFG3
日本の林業の不況は需要と供給のミスマッチが大きいらしい
価格だけでなく、現場でほしい部材の調達が輸入材の方が融通がきく

ドイツは国家資格の林業コンシェルジュが調整役になって
80万人の雇用を生み出した(日本は5万人弱)
日本も政治と行政が本気出せば可能だと思うんだがなあ
11名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 12:19:31.73 ID:nl9bsltO
 
  ※チェンジでお願いします  
 
12名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 12:57:52.49 ID:BoVCWrSH
キジムナーだ。
13名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 13:13:13.82 ID:UUjY2cTz
東北地方の林業は福一が爆発したおかげで終了です。
14名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 14:04:51.14 ID:OyWL9i7k
>>9
なんで?
15名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 14:58:45.79 ID:rlu5DyDD
クローズアップ現代「眠れる日本の宝の山〜林業再生への挑戦〜」 11/13 午後7:30〜
建材だけで1兆4千億円、周辺分野含めると数十兆円とされる木材市場。
しかし今年、国の林業再生策は価格暴落の引き金に。自立した産業への苦闘が続く林業の現場を紹介する

クローズアップ現代「日本林業はよみがえるか」
http://www.logsoku.com/r/livenhk/1352800297/

眠れる日本の宝の山〜林業再生への挑戦〜 - NHK クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3273.html
林業の現場にいま、異変が起きている。消費・生産の拡大を図り、補助金頼みの体質を改善しようと政府肝煎りの
林業再生プランが施行されたが、この国を挙げた取り組みが逆にせっかく切り出した木材の価格暴落を引き起こした
のだ。消費者側のニーズを把握しないまま、供給側の事情で生産を拡大した故の悲劇だった。戦後の一斉植林が
収穫期を迎え、産業として自立できるかの正念場を迎えている日本林業。潜在市場規模は数十兆円とも言われながら、
外材に遅れをとってきた。今回明らかになった課題は、川上から川下まで情報を繋ぐ「コネクター」不足と体制の不備。
今後、「良質の資源」と「高度な加工」をいかに「売れる商品」に結びつけるか。先進地ドイツや岡山西粟倉村の例を
紹介しつつ、日本林業の新たな挑戦を伝える。

クローズアップ現代 スタッフの部屋:NHK
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/137580.html
林業というとすっかり古い産業というイメージが持たれがちですが、実は、日本の未来の基幹産業を担う
ポテンシャルがあるかもしれません。

ドイツでは10年ほど前からIT化を進めるなど林業に力を入れた結果、高い人件費にも関わらず、
今では自動車産業に匹敵する雇用の創出を実現しているというから驚きます。1次産業から3次産業までを
貫く林業は実は先進国型産業なのだそうです。

そのドイツに比べ2倍以上の森林面積を持つ日本の潜在力はかなりのもの。しかし現在の雇用は5万人弱。使
われている木材の7割は輸入というのが実情。これをなんとかしようと国は「林業再生プラン」を打ち出していますが、
課題は多いようです。そうしたなか、新たな取り組みを行う人たちも登場しています。
日本の国土の多くを森林が占めるだけに興味深い内容となっています。


「眠れる日本の宝の山〜林業再生への挑戦〜」NHKクローズアップ現代
http://yama-machi.beblog.jp/sakumab/2012/11/nhk-9e86.html
 放送によれば、日本の林業再生のモデルはドイツ。ドイツでは10年ほど前からIT化を進めるなど林業に力を入れた
結果、高い人件費にも関わらず、今では自動車産業に匹敵する雇用の創出を実現しているというから驚きます。

 林業者⇒製材業者⇒加工工場を1つ地域に集め、搬送コストをカット。建材、家具、バイオマスなど、無駄のない
木材利用を行っています。利用者のニーズを取材し、そのニーズに合わせた木材を必要量だけ伐採して、
伐っても売れないという無駄も省いています。

 そのドイツに比べ、日本の森林面積は2倍以上。しかし、使われている木材の7割は輸入というのが実情。
これをなんとかしようと国は「林業再生プラン」を打ち出していますが、課題は多いようです。
16名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 14:59:20.81 ID:rlu5DyDD
ドイツの林業 クローズアップ現代を見て: 文のほほん日記
http://bun0.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-ed25.html
ジャストインタイム方式で、木材の在庫を確認、その流通を図る「森林官」の存在がドイツのすたれていた林業
を甦らせ、ドイツ国内の林業を活発化させているという。
しかも、その在庫は、木材一本一本の種類や太さなどを、「森林官」が、逐一資料として把握し、需要に素早く
対応するというものだった。
日本の林業においても、丁度、伐採するに値する時期に達しているというので、今こそ、ドイツのような方式の
採用を図り、林業の発展を期したいところである。
「できるものでしょうか?」という司会の言葉に、「やるのです。」と答えた人の言葉に、
力強い決意のほどを感じた


〈クローズアップ現代〉国内林業の苦悩と林業再生の取り組み
http://noguchi.otemo-yan.net/e703437.html
〈ドイツ〉
・木材の一本、一本のデータを集積し、市場の買手とつなぐ

・とにかく、省力化に取り組む仕組み作りが完成している。

・木材のニーズと産地との情報共有
 買い手のニーズをに合わせて、山の木を伐採する。無駄をいかに省くか、むやみやたらに切り、市場て入札する
仕組みは、現代の仕組みでは、価格破壊になる。(以上、クローズアップ現代より)

・国内木材の品質管理の不足
 海外の輸入木材は、品質管理が徹底していて、住宅産業に合わせた製品づくりが、評価わ受けて伸びて来た。
国産材は、山主の勝手な伐採では、住宅のニーズを踏まえた製品作りになっていない。だから、市場に嫌われる。

〈ドイツの森林菅とは〉
山主に代わり、市場ニーズに合わせた、山の木材のデータ。山の木材1本、1本、整理して市場の要求に合わせて、
木材を供給(伐採)している。

日本は、立木の材木整理学の研究は皆無で、行き当たりばったりの伐採になっていました。やっと植林から
60年が経ち、使える材料になって来て、国も本気で政策の準備わ始めています。

【ドイツの林業と日本(クローズアップ現代)】 : 広島瀬戸内新聞ニュース
http://hiroseto.exblog.jp/19204713/
【ドイツの林業と日本(クローズアップ現代)】
ドイツでは林業が基幹産業になっています。
IT技術を活用し、製材所が求めるような木材が供給されています。伐採即売れるという仕組みができています。
森林官という人がマーケティングや売り込みまでしています。

木はすべて使われ、バイオマスにも利用されました。そして、地産地消。

他方、日本では、林業はジリ貧でした。
ようやく二年前から改革に着手しました。
しかし、増産したところが買い手がつかず暴落しました。
情報網の整備や人材育成など課題は多いというわけです。


クローズアップ現代「眠れる日本の宝の山」
http://ikoma.cocolog-nifty.com/moritoinaka/2012/11/post-545a.html
17名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 15:39:17.64 ID:dbQ23/GI
山ガールってこういう人のことを言うのだと思う
18名刺は切らしておりまして:2013/01/18(金) 15:56:10.54 ID:qyyfd+5u
昭和30年代まで普通におばさんが山に入って植林してた
19名刺は切らしておりまして
東大生もたいしたことがないのう。これからの林学は京大だ。