【仕事術】会社の宴会って楽しいですか？--組織の絆を強くする新年会の開き方 [01/09]

新しい年を迎えて、昨年末から続いていた宴会シーズンがようやく幕を終えた。
やっと仕事に本腰を入れられる――。ひそかに、そんな思いを抱いている人も
少なくないだろう。

と、ここであえて聞きたい。その宴会、楽しかったですか、と。

「幹事をさせられて面倒だった」
「義務で参加しているだけで、正直苦痛だった」
「結局、日頃からよく話すメンバーと愚痴を言って終わってしまった」

正直なところ、そんなふうに感じている人もいるのではないだろうか。

だが、この宴会、実は組織が強くなるためのチャンスの場でもある。今回は、最近耳にした
企業の「宴会事情」を基に、組織を強くするための宴会の生かし方について考えてみたい。
キーワードは「社長幹事」「お酌タイム」「帰属感の再興」だ。

■リーダー自ら率先して社員を巻き込むことが重要

「いや、もう大変なんですよ」

12月某日。私はある中小企業の社長に久しぶりに再会した。栃木県を中心に4つのゴルフ場を
運営する鹿沼グループの福島範治社長だ。何がそんなに大変なのか。話を聞いてみると、
「社内のパーティの準備に追われている」のだという。

社長自ら率先して宴会の幹事役を引き受けたきっかけは、2012年夏にあった。ある“事件”が
きっかけで、鹿沼グループが運営するゴルフ場の1つ「鹿沼カントリー倶楽部」　に勤める
スタッフの間に亀裂が生じてしまったのだ。揉めに揉めた末、組織を去る人も出たほどの
一大事。その際、ゴルフ場マネジャーの何気ない一言が福島社長の心を捉えた。

「社長、心を1つにするって難しいですね」

社員の一体感の欠如は、今に始まったことではなかった。同年夏に開いたバーベキュー大会では、
参加したのは全メンバーのうち3割ほど。レンタル業者から機材一式を借りて開催したものの
不発に終わっていた。

「社内イベントは本当につまらない」。危機感を覚えた福島社長の耳に、次々と寄せられる
社員の本音。心を1つにするどころか、社員同士のつながりすら希薄な状況…。

「この状況を何とかしたいとは思うんです。でも、具体的なアイデアがなくて」。マネジャーに
そう告げられた時、福島社長は思わず「俺に今年の忘年会の幹事長をやらせてくれ」と口にして
いた。組織がガタついているからこそ、社長自ら率先して、社員の心を1つにする場を作らなく
てはいけない。そう考えた。

例年の忘年会は、乾杯後に食事をし、歌好きはカラオケに興じて終了という通り一遍なものだった。
そこで、福島社長はあえて忘年会を「昭和レトロなクリスマスパーティー」に切り替えた。最近は
新卒採用もしているとはいえ、キャディー担当者なども合わせると、鹿沼カントリー倶楽部の
スタッフの平均年齢は50代と高めだ。幅広い年代や立場の人が共に楽しめるよう、昭和レトロな
懐かしさを前面に打ち出すことを決めた。

11月中旬、自ら企画を練り始めた。社長と鹿沼カントリー倶楽部の支配人、「心を1つにできない」
と嘆いたマネジャー、そしてもう1人幹事役に営業担当の女性を抜擢し、マスター室や調理部など
各所属長にはコンセプトや日程、場所などをまとめたチラシを配布した。

「同じ時間を同じ場所で楽しく過ごせるよう、チラシを使って社員への『強力な』お誘いを
お願いします」(※続く)

◎http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130107/241869/

>>1の続き

従来はイベントを企画しても積極的に誘い合う風土はなく、社員は出欠表に参加、不参加の
印をつけるだけだった。気合を入れて企画をしても、夏のバーベキュー大会同様、参加者が
集まらないのでは意味がない。出欠の取り方から変える必要がある。

そこで、所属長から直々に社員に声をかけてもらうよう仕向けた。やや強引な感じも否めないが、
結果として過去最高の100人が参加表明をした。パート社員も含めた鹿沼カントリー倶楽部の
全スタッフ数が110人程度だから、出席率は9割以上になる。

社員の予定を確保したところで、肝心なのは当日のプログラムだ。司会は福島社長が担当した。

「レトロでベタな“クリパ”」をコンセプトにしたため、内容もいす取りゲームをはじめ、
プレゼント交換や鹿沼カントリー倶楽部の1年を振り返るDVDの放映など、「あえてベタな
ものばかり」（福島社長）を揃えた。パーティー前日にはスタッフがホテルの宴会場に入り、
モールを作るなど手製の装飾を施した。

■全員参加のDVDを流し、従業員の帰属意識を高める

果たして当日。受付で全員に三角帽とクラッカーを渡し、着席形式で会を始めた。支配人は
サンタ役、マネジャーは台車を押すトナカイ、社長は2012年に人気を博した某お笑い芸人に
扮して、会の盛り上げ役に徹した。

中でも福島社長がマネジャー陣に強く頼み込んだのが、日頃の業務を担っているスタッフへの
「お酌」だった。「今日の会の主旨を理解してほしい」。その言葉が効いたのか、食事が
始まると同時に所属長らは一斉に席を立ち、ねぎらいの言葉とともに部署のメンバーに
飲み物を注いで回った。スタッフの心が解きほぐされていった。

「マスター室頑張れ！」
「キャディーのえっちゃん、頑張れ！」

食事がひと段落すると、所属長7人が競い合ういす取りゲームに部門対抗ゲーム、プレゼント
交換へと続いた。半信半疑で会場に現れた社員たちの間にも、次第に高揚感が芽生えていく。
一体感が生まれつつあるタイミングを見計らい、パーティーの参加者全員が登場する「鹿沼の
1年」をまとめたDVDを流した。DVD作成者に福島社長が出した条件は「出席者全員が必ず
どこかに登場すること」。ほかのスタッフも登場するDVDを観ることで、参加者は組織を
客観的に捉え、自分自身がその一員であることを自覚するきっかけになる。

かくして2時間半に及んだ宴会は、マネジャーと支配人による社員一人ひとりへの挨拶で
終わった。挨拶自体、福島社長が強いたわけではない。だが、リーダーたちはパーティーを
経て、自分たちが何をすべきかを悟っていた。出席者全員と握手しながら1年の労をねぎらう
姿がそこにはあった。組織の一体感を醸成する。社長自ら仕切ったパーティーは、当初の
目的を果たす一助となった。

■宴会の席でも、リーダーの本気度を社員は見ている

鹿沼ゴルフ倶楽部はほんの一例だが、最近、組織の一体感を醸成し、社員の働きがいを
高めるといった目的で、忘年会や新年会を重視する企業が少なくない。(※続く)

>>2の続き

「日経ビジネス」では例年、GPTW（Great Place To Work）の協力を得て、「働きがいの
ある会社ランキング」を紹介している。今年は1月28日号に掲載する予定で、2013年度の
調査結果はまだ公表することができない。が、2012年度までの調査でランキング上位に
入った企業を振り返ると、組織の規模にかかわらず、忘年会や新年会など節目ごとに開催
する組織の会合に並々ならぬ労力と費用をかけている点が共通項として浮かび上がってくる。

例えば、1000人以上の従業員を抱える、ある外資系企業では、忘年会の前に幹事が社長や
マネジャー層に対して「要求」を出す。その内容は年によって異なるが、ある年には社長が
チョンマゲ姿、副社長がパンクバンドのボーカルよろしく仮装をし、参加社員を爆笑の渦に
巻き込んだという。

宴会の席ではまさに「無礼講」で、スピーチや一芸の席に立った役員に対する評価は厳しい。
盛り上げるべきところで外した役員には「あの人、つまらなかったね」と容赦ない反応が
返ってくることもあるという。「たかが宴会でも気を抜けないんですよ。でも、この本気度が
社員との垣根を低くし、日頃のコミュニケーションが円滑になるうえで一役買っているんです」
とは、パンクロッカーに扮した某役員の弁だ。

宴席で、社長や役員が社員にお酌をして回るという企業も少なくない。会社によっては、
日常的に使えるバースペースを社内に設け、事あるたびに上長がバーテン役になって社員に
お酒を振る舞うケースもある。そこで交わされる会話が新規事業の企画に結びつくことも
あるというから、決して無駄にはなっていないようだ。

これらの企業に共通しているのは、社長やマネジャー層など上層部のメンバーが主体的に
イベントに関わり、社員を楽しませようとの思いを形にしている点だ。たかが宴会、されど宴会。
「宴会が組織を強くするきっかけになる」。そう思って、まずは新年会から従来の宴会のあり方
を見直してみてはいかがだろうか。

◎執筆者/瀬戸 久美子（日経ビジネス記者)
日経ホーム出版社に入社後、『日経TRENDY』（家電の実験に追われる）、『日経WOMAN』
（働く女子のホンネを聞き続ける）を経て、日経BP社との合併を機に『日経ビジネス』へ。
特技は女子の内なる悩みや不安を聞き、共感できる誌面に仕上げること（経済誌にどう生かせば
いいのか未だ模索中）、裁縫。趣味は読書、歌うこと、ラグビー＆箱根駅伝観戦

安い居酒屋で安酒飲み放題とか勘弁して欲しいなぁ。
自腹でいいから、いい酒飲みたい

宴会に出るカネがない

>>4
それは分かる。いいワインキープして飲みたいわｗ

宴会に着て行くワイシャツがない

費用は全額会社持ちで勤務時間として扱えば全員参加するだろ？
会社運営上必要なら役員報酬削ってでもそうするべき

>>4
去年の忘年会会社だった
会社の忘年会も飲み会も否定しないが20代の連中に任せて流石に辞退したわwww

幹事になって、自分の好きな店にして、
カード決済で現金回収でポイントゲット

酒もタバコも全く駄目な奴には苦痛以外の何物でもないｗ

やるならちゃんと9時5時の範囲でやってくれ

一番上の人がはやくかえりたいっつってたぞｗｗｗｗ

会社の飲み会が楽しいのは上司を帰した2次会以降からだろ

会社で新年会とかやると、暇な奴ばかり酒飲んで
初日から仕事振られた奴は、そのバカ騒ぎを聞きながら
その自称暇人たちのしわ寄せ仕事をやってんだよな…
　
年に一度なんだから、ちゃんと考えて欲しいよ
経営層も社員も

休日にやらないで勤務日潰してやれば
全員参加するっつのボケが。

まあ、行かなきゃいいんだよ。
一人や二人いなくても誰も気にしないって。

今日新年会なんだが逝きたくない

どうせ役職者たちが気ままに飲んで
酔った身に任せて若手社員の人格否定に走るんだ

ほんとぶん殴りてええよクソ部長が

宴会絶対嫌、毎年腹芸（腹踊り）やらされるから嫌だな。
3次会辺りで男ばっか（女がいる場合も性格は男な女）の時、太ってる俺がいつもやらされる
4年連続かな。1年目は自分の意思でやったけど、ムッチャ受けてから忘年会恒例になった、
上司からはチップももらえる、でもそろそろ引退したい、
俺のじゃないけど腹芸のユーチューブも貼っとくhttp://www.youtube.com/watch?v=6y-BDoIFV1o

楽しいわけがないじゃん

幹事なんて手間はかかるし、忙しくて酒飲めないし、んでもって金は取られるしで
ろくなこと無いよな

ドラマみたいな職場なんてないから

組織の絆を強くしたい？
給与等、待遇を良くすればおｋｗ

記憶に残った忘年会、有名ホテル1フロアかしきりで一人8000円↑コース全部会社持ち+プレゼントに液晶ＴＶとか。（医療関係）
楽しかった忘年会、ガテン系オンリーの職場の人達だけで焼肉いって肉と酒騒がしく食べた。飲み食いして終わり。
最悪の残念会、職場で床に座ってピザわけて食べた。（ホテル業）

いろいろな忘年会経験してるけど、金あるところの忘年会は予算が半端ない。百万こえてるし・・・
でも参加費3000円くらいで騒がしく焼肉食べ放題いった忘年会のが楽しかったな

ｗｗｗ
一方でグローバル化とか言ってんのに
一方で古き日本の会社文化も温存したいとかｗｗｗ

どこまで社員に甘えてんだよ。
外資で働いた経験もあるが、酒を飲みに行く事どころか
飯でさえみんなバラバラが当たり前だぞ。

>>25

で、なにがいいたいん？

こういうの楽しめない奴は仕事も大概できないやつ。

無職が一言
↓

裸の付き合いは絆を強くすると思います。

ヒャッハー!!酒だぜー!!

結局可愛くて若い女の子をあてがう、それが全て。
それなくして帰属心など産まれようもないわ。

こーいったのも人間関係をそこそこ円滑にするにはそこそこ必要だわな
楽しい楽しくないではなくってさ

ゆとりがある労働環境なら
自然と社員同士が仲良くすると思うんだが・・・
余裕が無いと自然と他人に興味失くしたり厳しくなったりする
当たり前の事だけども

さすが日経ビジネスだな。馬鹿なオヤジがこれ読んで見習おうとする訳だ。
社員個別で飲むことはあっても全体で飲む必要はないだろ。
組織の絆のために飲むとかキモいわ。

若いころは飲みにケーションなんて時代遅れと思っていたが
今はアリかもしれないと思う。飲めないけど。

雇用契約だけの関係なんだから本来こんなものいらない
若い奴は出来るだけ行事には参加しない傾向にあるが当たり前だ

こんなことしないと絆（）な時点でｗ

タダ飯分の我慢くらいはする。

お酒業界様ご依頼の世論誘導ステマ日経提灯記事にマジレスしてる奴ｗｗｗｗｗｗｗ

昼食会とかで充分です。
酔っぱらいの相手は嫌。

忘年会はさておき、役員でもない社員が参加する朝食会議とか昼食会議って
なによあれ。昼休みくらい、自由にとらせたらいいのに。

>>40　と、前いた会社に苦言を呈してみる。ちなみに普通、その手の会議の食事は
普通、ちょっと高めの弁当がふるわれるものですが、そういった配慮もなく
カップラーメン食ってる者多数でしたｗ

無駄
年寄りの懐古主義

レク費用にすれば経費で落とせるだろ、自腹が皆きついんだよ

心理学でいうところの吊り橋理論だな。

うちなんぞ、飲み会で部下の悪口ばかり、挙げ句に降格人事が決まったり。
無礼講といっておきながら、後日揚げ足とりで、懲罰。
下らないから欠席したら、和を乱すと懲罰騒ぎになったわ。
出来るもんならやってみろって言ったら、言葉使いが悪いと厳重注意ですんだわ。

強制の飲み会はあり得ない。
冒頭のクリパは完全に社内行事でオープンかつホスピタリティ満点だから。
飲み会とは違うわな。

>>4
俺もそう思う
コースと飲み放題で2時間4000円より、高くても好きなお酒が飲める店がいいね
まあ忘年会や新年会は色んな人を集めるって性格上、そんな事できないんだろうけどな

自分の職場では酒好きの男女が4、5人集まって、
メンバーのお気に入りの店に連れてくって飲み会が流行り

うちは毎回盛り上がる。強制参加じゃないし、いつも行って良かったと思う。

会社の業務としてやれば？
もちろん残業ではなく、通常勤務の時間を削ってする。
そうすれば全員参加だろ。

業務時間外で、会費制とかアホか馬鹿か。

うちの会社は、人数が少なすぎて
都合が悪いというと、日程を変えられる

しかも、団塊社長は、味覚音痴で
高い、少ない、味が薄い
しか言わない、最も一緒に食事したくない人種

リストラw
早期退職制度w

一体感を持たせたいと言っても無理。

宴会で芸する気がない

飲み会が嫌で嫌でたまらない　不参加40回目
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/employee/1353956996/

やりたきゃ金曜の午後の就業時間中にやれ

露骨に太鼓持ちを優遇すれば参加率も上がるんじゃないの？

芸の強要がなければ行くかな

　　　　　　　　　　　　l
　　　／￣ヽ　　　　み l　　　　　　　　　　　　　　　お
　　 , o　　　',　 で ん l　　　　　　　　 ＿　　　　　.は
　　 ﾚ､ヮ __/　 き　なl　　　　　　　／　　＼　　　 よ
　　　　 /　ヽ　 る と. l　　　　　　　{@　　@ i　　　 う
　　　_/　　 l ヽ か仲 l　　　　　　　} し_　　/
　　　しl　　 i　ｉ な良 l　　　　　　　 >　⊃ <　　　今
　　　　 l　　 ｰﾄ　 く　l　　　　　　　/ l　　　 ヽ 　 日
￣￣¨¨~~ ‐‐‐---─|　　　　　　/ /l　　 丶 .l　 は
|　| |￣||￣￣￣||￣ |　　　　　 / / l　　　 }　l　 飲
|　| |　.||居酒屋||.　||l　　　 ／ユ¨‐‐- ､_　 l　!　 み
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モパ　 ／ 　　　 ｀､　　|　　　　　　　　 ﾁｮｯﾄｲｲﾄｺﾐﾃﾐﾀｲ!＞
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