【話題】初芝電産社長・島耕作氏が辞意--『モーニング』(講談社) [12/06]

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1ライトスタッフ◎φ ★
マンガ家の弘兼憲史さんの代表作で、来年に連載30周年を迎える「島耕作」シリーズの
最新作「社長 島耕作」で、主人公の島耕作が連載で初めて社長職を退く意向を漏らす
場面が、6日発売の週刊マンガ誌「モーニング」13年1号(講談社)に掲載された。
今後の展開で慰留される可能性もあるが、65歳の耕作がサラリーマンの“夢”である
「大企業のトップ」から降りるかも含めて注目を集めそうだ。

島耕作シリーズは累計約4000万部を発行する人気作品で、83年に「課長 島耕作」の
タイトル名で連載が始まった。大手家電メーカー「初芝電器産業」に勤める島耕作が、
次々と難題を解決し、社内恋愛もし、社内の派閥抗争とは距離を置きながら出世する
という団塊世代のサラリーマンの“あこがれ”を描いている。出世とともにタイトルも
「部長」「取締役」「常務」「専務」と変更され、08年から「社長」のタイトルが付いた。

主人公が勤務した「初芝電器産業」は弘兼さんがマンガ家デビュー前に勤務していた
松下電器産業(現パナソニック)がモデルで、パナソニックによる三洋電機の完全
子会社化を、作品で先に描いて“予言”したことも話題になった。また08年の耕作の
社長就任時には、架空のキャラクターでもあるにもかかわらず、新聞やテレビで
取り上げられるほど話題になった。

「社長 島耕作」では、島耕作が経営統合後の持ち株会社「初芝五洋ホールディングス」の
初代社長に就任し、海外の家電メーカーとの激しい競争、世界的なブランド戦略の立案と
社名の変更など、実際の電機業界の動きを作品に反映させた物語が展開されている。

http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/001/images/001l.jpg

◎モーニング公式サイト--『社長 島耕作』
http://morningmanga.com/lineup/32

http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/001/index.html