ソースは
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/19/2012111900403.html http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/19/2012111900403_2.html [1/2]
エネルギー管理公団の分析によると、韓国車は燃費競争で輸入車に著しく劣っていることが
分かった。
韓国で販売されている乗用車の「新燃費基準」による燃費ベスト10では、韓国車は起亜自動車の
軽自動車「モーニングCVT」が唯一9位でランクインした。
トヨタのハイブリッド車「レクサスES300h」は6位だった。燃費が優れたディーゼル車、
ハイブリッド車が相次いで登場する中、韓国車は軽自動車、小型車市場を掌握しながらも、
燃費では劣る実態が明らかになった。
来年1月から全ての車種に新燃費表示が義務化されれば、輸入車と国産車の燃費格差がさらに
広がることも懸念される。これに先立ち、韓国政府は燃費測定条件を厳格化した新燃費基準を
今年4月以降に発売された新車から義務付けた。来年1月からは対象が全車両に拡大され、
旧基準表示の乗用車は燃費が10−20%低下すると見込まれる。
全体の75%を占める旧燃費表示車種の燃費ベスト10には国産車は入っていない。
現代・起亜自動車の国内営業関係者は「輸入車の燃費が国産車より良いという認識が広がり、
販売に悪影響が懸念される」と述べた。国産車メーカーが内需仕様で販売利益を最大化するため、
大型、割高、豪華な車の開発にこだわった結果だとの批判もある。
燃費改善モデルの発売時に価格が値上げされることも消費者の不満材料だ。
モーニングCVTは従来のモデルに比べ燃費が7%向上したが、価格も52万ウォン(約3万9000円)
上昇した。現代自の「アクセント1.6ディーゼル」はガソリン仕様車に比べ燃費が19%優れて
いるが、価格は206万ウォン(約15万4000円)割高だ。
トヨタがレクサスの高級セダンESの新モデルを発売し、ハイブリッド仕様車の価格を
通常仕様車に比べ100万ウォン(約7万5000円)安く設定したのと対照的だ。
ハイブリッド車はエンジンの排気量が通常のガソリン車に比べ小さいが、電気モーターなど
ハイブリッドシステムを搭載するのにコストが掛かるため、価格面での特別な配慮なしでは
格安販売は困難だ。ドイツ車もディーゼル車の価格をガソリン車とほぼ同一価格帯に設定し、
販売を伸ばしている。
-続きます-